Claude Code Unpacked : ビジュアルガイド
(ccunpacked.dev)- Claude Codeの全体構造と内部動作を視覚的に分析した非公式プロジェクトで、入力処理から応答レンダリングまでのエージェントループと50以上のツール体系を探索可能
- 全体は804ファイル、22万行以上のコード、40以上のコマンド、22以上のツールで構成されており、Anthropicとは無関係な独立分析結果
- エージェントループは、入力、メッセージ、システム、API、ツール呼び出し、レンダリングなど11段階の処理過程で構成されており、Claude Codeの応答生成プロセスを追跡可能
- ツールシステムとコマンドカタログを通じて、ファイル操作、実行、検索、計画、システム管理などの詳細機能を分類し、非公開・実験的機能も多数含む
- Buddy、Kairos、UltraPlan、Coordinator Mode などの隠し機能により、長期計画、並列作業、リモート制御、持続セッションなどの拡張動作をサポート
Claude Codeの構造と内部動作
- Claude Codeの入力処理から応答レンダリングまでの全体的なエージェントループ(agent loop)、50以上のツール、マルチエージェントオーケストレーション、非公開機能を視覚的に探索できるプロジェクト
- 全体は804ファイル、22万行以上のコード、40以上のコマンド、22以上のツールで構成
- 公開されたソースコードをもとに分析されており、Anthropicとは無関係な非公式プロジェクト
- 分析時点は2026年3月31日、zackautocracyがDeepWikiとともにキュレーション
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エージェントループ
- ユーザーがメッセージを入力すると、Claude Codeは入力 → メッセージ → 履歴 → システム → API → トークン → ツール → ループ → レンダー → フック → 待機の11段階を経る
- 入力はInkの
TextInputコンポーネントを通じて処理され、非対話モードでは標準入力(stdin) を使用 - 各段階は、Claude Codeがメッセージを受信し応答を生成する過程を細かく追跡できるよう構成されている
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アーキテクチャエクスプローラー
- ソースツリー全体をクリックして探索でき、主な構成は以下の通り
- Tools & Commands: 組み込みツールおよびコマンド
- Core Processing: コア処理ロジック
- UI Layer: ユーザーインターフェース構成
- Infrastructure: インフラおよび実行環境
- Support & Utilities: 補助ユーティリティ
- Personality & UX: ユーザー体験に関する要素
- ソースツリー全体をクリックして探索でき、主な構成は以下の通り
ツールおよびコマンド体系
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ツールシステム
- Claude Codeが呼び出せる組み込みツール22種以上を機能別に分類
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ファイル操作
- FileRead, FileEdit, FileWrite, Glob, Grep, NotebookEdit など6つのツール
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実行
- Bash, PowerShell, REPL など3つのツール
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検索および取得
- WebBrowser🔒, WebFetch, WebSearch, ToolSearch など4つのツール
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エージェントおよびタスク
- Agent, SendMessage, TaskCreate, TaskList, TeamCreate など11のツール
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計画
- EnterPlanMode, ExitPlanMode, VerifyPlanExecution🔒 など5つのツール
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MCP関連
- ListMcpResources, ReadMcpResource, McpAuth など4つのツール
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システム
- AskUserQuestion, TodoWrite, Config, Workflow🔒, TerminalCapture🔒 など11のツール
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実験的機能
- Sleep, SendUserMessage, LSP🔒, PushNotification🔒 など8つのツール
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コマンドカタログ
- Claude Codeで使用できるすべてのスラッシュコマンドを機能別に分類
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設定および構成
- /init, /login, /logout, /config, /permissions, /model, /theme など12のコマンド
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日常ワークフロー
- /compact, /memory, /context, /plan, /resume, /files, /summary など24のコマンド
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コードレビューおよびGit
- /review, /commit, /diff, /branch, /issue, /autofix-pr🔒 など13のコマンド
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デバッグおよび診断
- /status, /stats, /usage, /think-back, /debug-tool-call, /heapdump など23のコマンド
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高度機能および実験的機能
- /advisor, /remote-control🔒, /teleport, /plugin, /web-setup, /help, /exit など23のコマンド
隠し機能
- コード内には存在するが、まだ展開されていない非公開機能が多数含まれる
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Buddy
- ターミナル内に存在するバーチャルペットで、アカウントIDに応じて種類とレア度が決まる
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Kairos
- セッション間の記憶統合と自律的バックグラウンド動作をサポートする持続モード
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UltraPlan
- Opus級モデルで最大30分実行できる長期計画セッション
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Coordinator Mode
- リードエージェントが作業を分割し、並列ワーカーを生成して結果を収集
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Bridge
- スマートフォンやブラウザからClaude Codeをリモート制御できる機能
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Daemon Mode
--bgオプションでバックグラウンドセッションを実行し、内部的にtmuxを使用
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UDS Inbox
- Unixドメインソケットを通じてセッション間通信をサポート
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Auto-Dream
- セッション間でAIが以前の活動を振り返り、学習内容を整理
プロジェクト情報
- 非公式の分析プロジェクトであり、Anthropicと直接の関係はない
- 公開されたClaude Codeのソースコードをもとに制作されており、一部内容は不正確または旧バージョンの可能性がある
- 分析は**@Fried_rice**が公開したソースコードをもとに実施
- zackautocracyが制作し、DeepWikiのAIキュレーション支援を受けている
1件のコメント
Hacker Newsの反応
50万行規模のエージェントCLIコードベースは、確率的なLLMを決定論的に制御しようとする試みが、どれほど複雑な状態管理の地獄になるかを示している
単純なプラットフォームではうまく動くが、大規模なエンタープライズリポジトリでは簡単に壊れる
外部の状態機械がなければ、信頼性をブルートフォースで確保するしかなく、コードの90%が防御的プログラミングで埋め尽くされる — 正規表現、コンテキスト整理、リトライループ、状態ロールバックなどでエージェントのドリフトを防ぐ構造になっている
可視化は見事だが、システムレベルのガバナンスというより、依然としてコードの塊を力任せに動かしている印象だ
クライアント側は単純なツールセット(read file、output rich text など)だけを提供し、サーバーが素早く革新できるように設計している点が核心だ
サーバーチームが「この制限されたAPIをどう創造的に活用できるか?」を考える構造こそが秘密のソースだと思う
もし約束を守れなければ、「コードが不安定だ」というレベルではなく、金融システム全体が揺らぐ問題になる
Metaのようなところは、むしろCCを最もうまく活用している事例だ
投稿者です。Claude Codeのリーク直後、数時間でこの可視化サイトを作った
普段から pi を使って自分専用のコーディングエージェントを構築していて、Anthropicの構造(ツールシステム、エージェントループなど)を研究したかった
50万行のコードは探索が難しかったので、視覚マップを作って参照用にしている
フィードバックを受けながらサイトを継続的に更新中で、抜けている部分があれば教えてほしい
2つのシステムの設計と実装を比較分析したが、投稿者のサイトもpiで作られたように見えて印象的だった
できればpi vs cc の可視化も見てみたい
ただ、「Anthropicのメッセージ形式」の部分には注釈やツールチップがあるとよさそうだ — 実質的にはOpenAIの形式でもあるので
AIなしで書かれたエージェントハーネスが存在するのか気になる
単純なTUIがモデルエンドポイントを呼ぶ構造なのに50万行というのは、やりすぎに感じる
コード再利用やライブラリ化のためかもしれないし、スタートアップ特有の時間的プレッシャーの中で生まれた結果かもしれない
ASCII → Unicode 変換の問題でパイプやパーサーが壊れ、コピー&ペーストも難しくなる
本来単純であるべき機能がルーブ・ゴールドバーグ的な機械に変わってしまった印象だ
「50万行って、単なるREPLレベルではないのか?」という疑問がある
Opencodeは67万、Codexは72万、Geminiは57万行ほどで、Claude Codeの規模が異常というわけではない
ただし、キャッシュTTL追跡のような細かなアイデアは興味深かった
2020年だったら、リークされたコードをこんなふうに視覚的に分析するのは想像もできなかったはずだ
私も11時間前に似たようなサイトを作ったが、注目は集まらなかった
それでも別実装を見るのはうれしい
私の試みはこちらにある
今でも驚くのは、こんな素晴らしいサイトを2日で作れることだ
LLMが作ったサイトはしばしば見た目の品質は高いが内容の信頼性は低いことがある
たとえば nzoilwatch.com のように、専門家が作ったように見えて実際は個人プロジェクトという場合もある
LLMの使用有無を明示的に公開すれば誤解を減らせるはずだ
私が作ったUIは粗いと言ったら、彼らは自前のUIコンポーネントライブラリを活用していると答えた
そこで私も substrateui.dev というライブラリを自作し、Claude Codeでデザインシステムを再構成しながらUIを学ぶ過程そのものを楽しんでいる
リークされたソースは Codebergリポジトリ で確認できる
Anthropicが自社製ツールで自社製品を開発している点は興味深い
ただ、1年続いているプロジェクトなら、そろそろ安定しているべき時期でもある
いずれ将来のLLMが保守を担うのだから、人間が直接整理する必要はないという見方だ
Awesome Claude Code にこのプロジェクトを追加してもよさそうだ