- ライターのMatt Bastaが、Uber向けのツールを開発した経験を共有。このツールはExcelに似ており、社内のデータサイエンティストが直面していた特定の問題を解決するためのものだった。
- Uberのデータサイエンティストは複数のノートPCを使って一晩中データサイエンスモデルを実行していたが、これは非効率で、データと資金の損失を招いていた。
- BastaはUberの"Crystal Ball"チームに加わり、このプロセスを自動化するための"R-Crusher"というツールを開発した。彼はフロントエンドエンジニアとして、このツールのユーザーインターフェースを構築した。
- このツールはUber社内のフロントエンドフレームワーク"Bedrock"を使って数週間で完成した。その後Bastaは、このツールにユーザー中心の機能を追加するため、7人のフロントエンドチームを編成した。
- このツールの主な目的は、中国におけるUberの事業を支えることだった。同社は現地の配車サービスDidiと競争していた。このツールは、中国で予想される乗車人数データを生成し、ドライバー向けインセンティブを決めるために使われた。
- しかしこのツールは、Uber Chinaチームが使っていたExcelスプレッドシートを模倣しなければならないという課題に直面した。このスプレッドシートには複雑な数式が含まれており、ドライバー向けインセンティブの決定に使われていた。
- Bastaは、Excelの数式を読み取って実行できるブラウザベースのスプレッドシートエンジンを構築することを決意した。彼は以前の勤務先であるBoxで開発した"Box Sums"というツールのプロトタイプを出発点として用いた。
- Excelの循環参照など、いくつもの技術的課題を乗り越えた末、このツールはUberのR-CrusherフロントエンドであるWesleyに無事統合された。
- しかしツールの公開直後、Uber ChinaはDidiに売却され、このツールは不要となってWesleyから削除された。
- Bastaはこの経験を振り返り、エンジニアが書くすべてのコードはいずれレガシーコードになると語る。彼は、自分の仕事が長く残ることに執着するよりも、ビジネス価値を生み出すことに焦点を当てる重要性を強調している。
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