- Android 14で、スマートフォンをウェブカメラとして使用できる機能を導入。これまではサードパーティ製アプリ経由でしか利用できなかった機能
- この新機能は、ZoomやGoogle Meetのようなビデオ会議プラットフォームの人気上昇に伴うウェブカメラ需要の増加に対応するもの
- Androidデバイスをウェブカメラとして使うには、USB設定に新しいオプションであるUSBウェブカメラが表示される。これはUSBモードをUVC (USB Video Class) に切り替え、Androidデバイスを他のデバイスから認識される標準USBウェブカメラに変える
- ただし、Android 14でのウェブカメラ対応はデフォルトでは有効化されていない。4つの要件が必要で、Linuxカーネル構成が有効であること、UVCデバイスが構成されていること、USB HALが更新されていること、新しいシステムアプリが事前にロードされていること
- Linuxカーネル構成 (
CONFIG_USB_CONFIGFS_F_UVC) は、AndroidデバイスをUVCデバイスとしてマウントできるようにするために必要。Android 14にアップグレードする多くのデバイスは、この構成を有効にしたカーネルを持つ見込み
Webcam Service という新しいシステムアプリ (com.android.deviceaswebcam) がAndroid 14に含まれる。このアプリは、カメラフレームをホストデバイスが読み取れる /dev/video ノードへ渡す DeviceAsWebcam サービスを実装
- Webcam Serviceアプリは、システムによって維持されるようフォアグラウンドサービスを開始する。Camera2 APIを使用し、720p (1280x720) または1080p (1920x1080) 解像度でのストリーミングをサポート
- 正確なエンコード方法、映像パラメータ、ホストに表示される名前は、デバイスメーカーがconfigfsを使ってUVCデバイスをどのように設定するかによって異なる。設定でAndroidが選択された際にUSBモードをUVCへ切り替えられるよう、デバイス側ではUSB HALの更新が必要
- この新機能は、要件を満たすAndroid 14搭載のすべてのスマートフォンを、どのPCでも動作する標準USBウェブカメラに変えられるため、重要な進展
1件のコメント
Hacker Newsの意見
vdo.ninjaというプロジェクトを通じて、ロック状態のiPhoneをウェブカメラとして使い、ブラウザーでデスクトップの映像と音声を共有できるとしているgstreamerを使ってこの機能が実現できていたことを思い出し、Android端末でも同じように簡単にできてほしいと述べている