- NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、木星の衛星エウロパの表面で炭素を発見しました。
- この炭素はエウロパの地下海洋に由来するとみられ、生命が存在しうる環境を示唆しています。
- エウロパには塩分を含む地下の液体海洋があり、地球上のすべての海の水量の2倍を超える水を含んでいる可能性があります。
- 生命の基本構成要素である炭素の発見は重要です。というのも、エウロパの海が生物学的に必須の化学物質を含んでいるかどうかは、これまで分かっていなかったためです。
- 炭素はエウロパの氷の表面の特定地域で見つかっており、地下海洋に由来するとみられ、隕石やその他の外部起源によって運ばれたものではありません。
- NASAは2024年10月にエウロパ・クリッパー宇宙船を打ち上げ、エウロパの生命存在可能性をさらに調査する計画です。
- 二酸化炭素は、表面の氷が破壊された地質学的に若い地域であるタラ・レジオで最も豊富に見つかっており、これは地下海洋と氷の表面の間で物質交換が起きていることを示唆します。
- この発見は、科学者たちが氷を貫いて観測する前でも海洋の組成を把握できるかもしれないことを示しています。
- 二酸化炭素はエウロパの表面では安定して存在できないため、これは地質学的にごく最近供給されたことを示唆しています。
- ウェッブ宇宙望遠鏡のデータは、エウロパ表面で水柱が噴出している証拠を示してはいませんが、水柱の可能性そのものを否定するものではありません。
- こうした発見は、NASAのエウロパ・クリッパー計画や、欧州宇宙機関による今後の木星氷衛星探査機(JUICE)計画に役立つ可能性があります。
- ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はNASAが主導し、欧州宇宙機関やカナダ宇宙機関などがパートナーとして参加する国際プログラムです。
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