- SoCはRaspberry Pi 5と他の2機種で差別化されている
- Raspberry Pi 5のBroadcom BCM2712: ARM Cortex-A76 4コア。VideoCore VII GPU
- OrangeとRockはRockChipのRK3588: ARM Cortex-A76 4コア + A55 4コア。ARM Mali-G610 MP4 GPU
- RAMはRaspberry Piが4/8GBだが、他の2機種は2/4/8/16/32GB
- microSDスロットは3機種とも搭載
- OrangeとRockはM.2 EキーとMキーのスロットも提供。これによりWiFiモジュールの接続や、NVMe SSDによる起動も可能。さらにeMMCにも対応
- Raspberry PiにはM.2はないが、PCIe 2.0経由でNVMe SSD起動が可能
- Raspberry PiはBluetooth 5.0とBLE、2.4GHzおよび5.0GHz 802.11acのオンボードWiFiを搭載
- OrangeとRockはM.2 Eキースロット経由でモジュールを装着すると、WiFi 6およびBluetooth 5.2が利用可能
- ビデオ関連では
- Raspberry Pi: 4Kp60を同時出力可能なmicro HDMIポート2基。カメラ&ディスプレイ用MIPIソケット2基
- Orange: 8Kp60に対応したHDMIポート2基。カメラ用MIPIソケット1基とディスプレイ用の独立したMIPIソケット
- Rock: 8Kp60に対応したHDMIポート2基。4Kp60入力用micro HDMIポート1基。カメラ用MIPIソケット1基とディスプレイ用の独立したMIPIソケット
- Raspberry Piにはオーディオジャックがなく、他の2機種にはオーディオジャックを搭載。Orangeはマイクも内蔵
- USB
- Raspberry Pi: 2x USB 2.0, 2x USB 3.0, 電源用USB-C
- Orange: 2x USB 2.0, 2x USB 3.0, 1x USB 3.0 Type C, 電源用USB-C
- Rock: 2x USB 2.0, 2x USB 3.0, 電源用USB-C
- フォームファクタ
- Raspberry Pi: 94x62mm(標準的なRaspberry Pi)
- OrangeとRock: 100x70mmでやや大きい(Pico ITXフォームファクタ)
ベンチマーク
- 浮動小数点演算ではOrangeとRock(50GigaFLOPS) >> Raspberry Pi 5(30GigaFLOPS) >> Raspberry Pi 4(11GigaFLOPS)
- MP3エンコード: Raspberry Pi 5がやや優勢
- Linuxカーネルコンパイル: OrangeとRock(1500秒) > Raspberry Pi 5(2000秒)
- 4KエンコードはRaspberry Pi 5が両者の中間程度
- 1080pエンコードはOrangeとRockが毎秒20フレーム、Raspberry Piが毎秒18フレーム
- PHPベンチマークはRaspberry Pi 5が最速
価格
- Raspberry Piはコストを抑えるため、ある程度の性能を犠牲にしている
- Raspberry Piの公式価格は80ドルとされているが、この価格で実際の在庫を見つけることはできない
- 実勢価格を見ると(ドイツで購入するためユーロ基準)
- AliExpressでOrange Pi 5 Plus 16GBを購入する場合 153.27€
- Rock 5 Model B 16GBはドイツの正規代理店で301.63€
- Raspberry Pi 5 8GBは93.37€
- 8GBを超えるRAMが必要ならRaspberry Piは選べない。ただし安価さを求めるならRaspberry Piは良い選択肢
- ソフトウェア互換性とコミュニティはRaspberry Pi側がはるかに強力。ただしOrangeとRockも今後成長していくだろう
5件のコメント
オレンジパイはラズベリーパイの廉価版だと思っていたのですが、
性能が良いからか、ラズベリーパイより高いんですね〜
GFLOPSです
うっ、修正しました
Raspberry Pi は性能がやや低めなので用途が限られてしまいますが…
価格面もそうですし、コミュニティが本当に素晴らしいと思います。
昔少しだけ使って、そのままやめてしまいましたが…。
とにかく最近は低消費電力に興味が出てきて、SBCで自作NASを構築することを考えていたのですが、ちょっと悩みますね。
3Dプリンターもないので、HDDをつなぐのもひと仕事ですし…。
3Dモデルファイルをお持ちか、入手できるなら、個人向けに代わりにプリントしてくれる3Dプリント業者や個人事業主がいます。一度調べてみるのもおすすめです!