38歳でトラック運転手からRuby on Rails開発者に転身したPedroの物語
(writesoftwarewell.com)- Pedro David Garcia Lopezはイギリス在住のRubyおよびRails開発者で、かつてはトラック運転手だった。38歳という比較的遅い年齢で開発者になることを決意した点が興味深い。
Pedroの簡単な紹介
- 42歳のスペイン出身で、2015年にイギリスへ移住したが、家族の近くで暮らすため母国へ戻る予定。
- 2015年にトラック運転手としてイギリスに来て、イギリスとヨーロッパ大陸を行き来しながら、月に4〜6日ほどしか家にいなかった。
- プロの運転手として、道路上のほぼあらゆる種類の車両を運転してきて、トラックで地球を何周もできるほどの距離を走った。
- 開発者としてRubyとRuby on Railsに初めて触れたときから夢中になった。開発者の幸福度と生産性の面で、それらに匹敵するものはないと考えている。
- フルスタック開発者と見なされており、フロントエンドとバックエンドの両方で働けるが、あらゆる分野の達人というわけではない。
プログラミングを始めたきっかけ
- 12歳ごろに初めてコンピュータに触れ、そのときからコンピュータに魅了された。
- 貧しい家庭の出身で、コンピュータを持つ機会が少なかった。14歳で父が亡くなり、家族を支えるために仕事と学業を両立しなければならなかったため、なおさらだった。
- 18歳でフルタイムの仕事を始め、3か月間貯金して最初のコンピュータを買った。その後、プログラミングの方法を学びたいと思うようになった。
- C++の本を買って勉強したが、あまりに技術的で難しく、挫折した。
- トラック運転手になってイギリスに来たが、それでもコンピュータへの情熱は持ち続けていた。
- 英語力が向上し、アクセスできる情報が増えるにつれて、子どものころの夢が再び燃え上がった。
- freeCodeCampなどいくつかの講座を受けたが、それだけでは不十分だと感じた。また、トラック運転手として長時間働き、父親や夫としての責任も果たさなければならず、開発者になるために真剣に時間を確保し、スピード感を持って進むことは難しかった。
開発者になるための努力
- 子どものころの夢だった開発者になると決意し、安定した仕事を辞めた。1年間だけ開発者になるために努力し、だめならこの考えを永遠にあきらめることにした。
- 2019年9月に冒険を始めたが、どの道を選ぶべきかわからなかった。選択肢が多すぎた。
- Pythonを学ぶためにUdemy講座を購入して基礎を学んだが、満足はできなかった。
- Flatiron Schoolのブートキャンプに参加することを決めた。修了後に就職できなければ授業料を払わなくてよい制度だった。
- Rubyと基礎、Ruby on Rails、Reactを体系的に学び、プロジェクトを通じて達成感を得た。
- 2020年5月末にコースを終え、自分にも何かできるという自信を得た。自力で物事を解明し、新しいことを学べるようになった。
- しかし2020年にはCOVID-19パンデミックが発生した。そんな状況で新しい仕事を探さなければならなかった。
- 38歳で職務経験のないブートキャンプ修了生は、企業が求める理想的な候補者ではなかった。
- 数か月間、一度の面接や連絡もなく、履歴書がゴミ箱に捨てられるのではないかと心配したが、情熱は失わなかった。
- ついにManchesterで機会を得たが、給与はトラック運転手時代の3分の1ほどで、PHPとjQueryを使わなければならなかった。それでも夢のために受け入れた。
RubyとRailsに出会ったきっかけと好きな理由
- ブートキャンプで初めてRubyとRailsについて学んだが、Superbyteで働きながらさらに多くの経験を積んだ。
- Superbyteでは標準的ではないスタックを使っていたが、チームから多くを学び、経験を得た。
- Ruby on Railsでの実務経験を積んだことで情熱はさらに強くなった。慣習に慣れてしまえば、あらゆることが扱いやすくなる。
- コミュニティと絶えず進化するエコシステムが最大の魅力。
最も意味のあったプログラミング書籍5冊
- Layered Design for Ruby on Rails Applications (Vladimir Dementyev)
- Rebuilding Rails (Noah Gibbs)
- Ruby Under a Microscope (Pat Shaughnessy)
- Practical Object-Oriented Design in Ruby (Sandi Metz)
プログラミングのヒーロー
- プログラミングの技術と情熱を持つ人々を尊敬している。
- 知識と経験を世界と共有し、プログラミングコミュニティの成長に貢献する人々がヒーローだ。
- 特にQuincy Larson、freeCodeCamp、Avi Flombaumなど。
開発者としての日常と現在の仕事で最も好きな点
- 完全リモート勤務からハイブリッド、週5日の出社まで、あらゆる形で働いてきた。
- 4月中旬にgocertifyで新しい役割を担う予定なので、どんな一日になるのかはまだよくわからない。
- Superbyteではジュニア開発者からシニア寄りの役割へ移行し、コード執筆、コンセプト設計、R&Dなどを担当した。
- ほとんどの時間はコードを書いているが、ときにはペアプログラミングも楽しみ、PRのレビューも行う。
学習と最新動向の把握のために勧めるリソースと方法
- 学び方を学ぶことが重要。誰もが異なる方法で学び、記憶する。
- すべてを学ばなければならないと感じる必要はない。自分が好きなことに集中するほうが助けになる。
新人プログラマーへの助言
- 愚かな質問とは、しない質問だけだ。懸命に働き、大胆になり、質問しよう。
- いつかは誰もが同じ状況にいたのだから、努力を続けよう。
- RubyとRailsを学べば、ある転換点に達したとき、それが簡単で楽しいものだとわかるはず。
- メンターを見つけたり、成長を助けてくれる人を探したりするのもよい。
仕事でよく使うツール
- コードエディタ: VS Code
- データベースGUI: MongoDB Compass
- ターミナル: iTerm with 'oh my zsh'
- ブラウザ: Chrome
- メモとプロジェクト管理: Apple Notes, VScode markdown, Github projects/issues
- コミュニケーション: Microsoft Teams
GN⁺の見解
この記事は、遅い年齢で新しい分野へ転身して夢を実現した、非常に感動的で勇気を与える実話です。Pedroの物語は私たちに次のような教訓を与えてくれます。
第一に、夢を追うのに遅すぎる年齢はありません。彼の物語は、38歳で安定した仕事を手放し、開発者の道に入った並外れた勇気と挑戦心を示しています。
第二に、学びへの情熱と努力が重要です。ブートキャンプを修了したことに満足せず、継続して自ら学び成長しようとする姿勢が際立っています。
第三に、始まりが困難でもあきらめてはいけません。パンデミック下での求職は容易ではありませんでしたが、夢に向かう情熱を失いませんでした。給与が低くても機会をつかんだ姿勢が印象的です。
第四に、失敗を恐れない心構えが必要です。1年間は開発者になるために努力し、だめならその夢をあきらめるという覚悟で始めた点が強く印象に残ります。
第五に、Ruby on Railsの魅力と価値をよく示しています。学びやすく、開発生産性の高いRubyとRailsのエコシステムが、どのように開発者を幸せにするのかをうかがい知ることができます。
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