4 ポイント 投稿者 budlebee 2024-06-02 | 3件のコメント | WhatsAppで共有
  • 睡眠が脳の老廃物を処理することで、アルツハイマー病などの疾患リスクを下げるというのは有名な仮説。

  • しかし最近 Nature Neuroscience に掲載された論文 は、脳の老廃物処理システムが通説とは異なる可能性を示唆している。

  • マウスの脳に色素を注入し、その濃度を測定する実験の結果、むしろ睡眠中や麻酔中よりも、覚醒時のほうが色素濃度が低いことが見つかった。

  • ただし、この研究が既存の通説(眠っている間に脳は老廃物を処理する)を完全に反証する証拠になるかというと、議論の余地がある。

  1. 眠っている間はニューロンが収縮し、血管の圧力が変化するという主張がある。睡眠時と覚醒時の両方で同じ量の色素を注入したこの実験は、誤った解釈を招く可能性がある(色素が入る量と抜ける量は、覚醒時と睡眠時でそれぞれ異なるはずだが、この研究だけではその2つを完全に分離して見ることはできない)。

  2. 脳の老廃物処理システムは繊細なため、色素を注入する過程で損傷があった可能性もある。

  3. 小さな色素分子と大きな老廃物分子では、脳内での処理過程が異なる可能性がある。

3件のコメント

 
brainer 2024-06-03

でも、脳でいう老廃物って正確には何ですか?

 
cosine20 2024-06-03

エネルギーの副産物ではないかと思います。薪を燃やしたあとに灰が残るように、脳が一日中エネルギーを消費するときにも、そういうものが生じるのでしょう。

 
han905 2024-06-02

不眠で悩んでいたので、詳しく見てみないとですね