10年以上使ってきたAWSを離れることになったきっかけと代替案
(disquiet.io)2013年からAWSを使ってきましたが、最近はコスト削減と予測可能性のために自社サーバーを構築しました。自社サーバーへの移行理由、過程、セキュリティ対策、そして多要素認証(MFA)の適用事例を共有します。
移行理由
• コスト削減: AWS利用時はコスト予測が難しく、米ドル為替レート上昇による負担があった。
• B2Bサービスの特性: ユーザーが急激に増える可能性が低く、契約件数を調整できるため、スケーラビリティの問題がない。
移行プロセスと課題
• 移行作業: データベース、ステージングサーバー、新規開発中のサービスなどを社内サーバーへ移した。
• 初期問題の解決: サーバー設定過程での互換性問題や、ハードウェアアップグレードの必要性を解決した。
長期的なメリット
• コスト削減: 物理サーバー資源を最大限活用してコストを削減。
• セキュリティ強化: GPTを活用した多要素認証(MFA)の導入など、セキュリティを強化。
セキュリティ対策
• アクセス権限管理: IP帯域設定、IDおよびパスワード管理、多要素認証の導入。
• 物理セキュリティ: データセンターの入退室管理と監視システム。
• 定期点検: セキュリティ点検と脆弱性分析、定期的なデータバックアップおよび外部ストレージへの保存。
多要素認証(MFA)の適用
• MFAソリューションの選定: Google Authenticator、Authy、Yubikey など。
• 実装: ユーザー認証フローにMFA段階を追加し、API統合、ユーザーインターフェース改善を実施。
• サンプルコード: Python FlaskとRuby on Railsを使ったMFA適用例を提供。
追加質問への回答
Q1: 厳しい夏の気候や粉じんから、物理サーバーの安定運用をどのように管理していますか?
• サーバールーム環境管理: エアコンと除湿機の使用、空気清浄機の設置、定期清掃。
• モニタリングシステム: 温度と湿度をリアルタイムで監視。
• ハードウェア保守: 定期点検と保守を実施。
Q2: 想定外の停電やインターネット不通時のバックアッププランは?
• 冗長サーバー運用: 複数の物理空間にサーバーを分散配置。
• UPSシステム: 無停電電源装置を設置。
• インターネット接続の冗長化: 2回線以上のインターネット接続を用意。
• データバックアップと復旧計画: 定期的なデータバックアップと迅速な復旧計画を整備。
8件のコメント
10年以上使っていたAWSを離れてたどり着いた先がMac mini M1、M2……。もしかしてAppleのバイラルではないですよね?
ほかのインフラ要素がどれだけうまく組まれているように見えても、そこがあまりにもインパクトが大きいです
ファイアウォールやルーティングを含むネットワーク設定、災害復旧バックアップ、セキュリティコンセンサスの策定など、開発よりも運用に関する課題がかなり積み上がると思いますが(B2Bであれば、顧客企業から要求されるセキュリティ条件も含めて)、別途組織を構成する必要性は感じなかったのか気になります。
余談として気になるのですが、GPTを連携してMFAを構築したということですか? それともGPTでコーディングの支援を受けたということですか? 気になりますね。ChatGPTがセキュリティ管理者になったケースなのでしょうか?
本文を見ると、ChatGPT に聞いてヒントを得て、いろいろな対策をする……といった感じのようですね。
H/Wの面でmac miniを勧めるのは理解できる部分はありますが..
Macでdockerを使うことになると、結局VMを回してその上でdockerが動くことになるはずで...
本番環境でMac上のdockerというのは、少し首をかしげてしまいますね。
私もその点は不思議に思うのですが、Docker環境ではARMはまだかなり課題が残っていますし、しかもおっしゃる通りOSXならqemuのようなVM上で動かすことになって損失もかなり大きいはずなので、この組み合わせを勧めるのは少し不自然に見えますね。
AppleのMacで運用環境まで動作するということでしょうか?
電源もディスクも冗長化されていないはずですが、ハードウェアの問題が発生した場合にどう対処するのか気になります。
不動産の賃料やIDCのラックスペース賃借料を考えると、なぜクラウドが高いのか少しは理解できました。冗長サーバーの運用が最も難しい目標のようです