オープンソース「Eclipse Theia IDE」がベータを終了し、Visual Studio Codeに挑戦
(visualstudiomagazine.com)- Eclipse FoundationのTheia IDEプロジェクトが、7年間の開発を経てベータを終了し、一般提供開始となった
- MicrosoftのVisual Studio Codeと類似した技術を共有しているが、ライセンスとガバナンスの面で違いがある
- Eclipse FoundationはTheia IDEを「真のオープンソース代替」と説明している
Eclipse Theia IDEとVS Codeの違い
- Theia IDEはVS Codeと同じMonacoエディタをベースとしており、Language Server Protocol (LSP) と Debug Adapter Protocol (DAP) をサポートしている
- Theia IDEはVS Codeと同じ拡張機能をサポートするが、Open VSX Registryを通じて提供される
- MicrosoftのVisual Studio Code Marketplaceには、より多くの拡張機能がある
Eclipse Theia IDEの利点
- Eclipse Theiaは単一のオープンソース技術スタックを使って、デスクトップおよびクラウドIDEを作成できる
- Theiaはコードのフォークやパッチなしで、IDEのあらゆる側面をカスタマイズできる
- Theia IDEは、柔軟性、開放性、最新技術を組み合わせたIDEを求める開発者にとって魅力的な選択肢である
- ユーザーの好みを反映した、デフォルトでテレメトリを無効化するといった機能を提供する
- 柔軟性と開放性
- アダプティブツールバー、分離可能なビュー、リモート開発支援などの独自機能
- 今後はリアルタイム協業モードのサポートを予定している
- 活発なオープンソースコミュニティ
Eclipse Theiaコミュニティ
- Eclipse Foundationが主催する活発なオープンソースコミュニティが、Theia IDEの中核である
- Ericsson、EclipseSource、STMicroelectronics、TypeFoxなど、さまざまな企業が貢献している
- Broadcom、Arm、IBM、Red Hat、SAP、Samsung、Google、Gitpod、Huaweiなどもプラットフォームに貢献している
GN⁺の意見
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Theia IDEのリリースは、開発者ツール市場に健全な競争をもたらしそうだ。VS Codeの代替を探している開発者にとって良い選択肢になり得る
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オープンソースコミュニティ主導モデルは、長期的にはより良い革新と安定性をもたらす可能性がある。ただし、Microsoftのリソースとエコシステムに比べると、初期段階では不足する点があるかもしれない
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企業向けIDE市場では、Theia IDEが強みを発揮する可能性がある。カスタマイズ性と商用ライセンスの自由度が大きな利点である
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プライバシーやデータ収集への懸念を持つ開発者にとって、Theia IDEは魅力的な代替となり得る
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VS Codeとの互換性を維持しつつ差別化された機能を開発することが、Theia IDEの成功に重要となるだろう。リアルタイム協業モードのような独自機能の開発に注目する必要がある
3件のコメント
Java は不人気だね(笑)
このテイア(あるいはセイア?)IDEを使っている最大のプロジェクトは、やはり Arduino IDE v2 ではないかと思います。
初期にはいろいろと物足りない部分が多かったのですが、今ではかなり安定して使えるようになりました。
Hacker News の意見
数年前、VS Code Remote が出る前に使っていた
Theia は、vscode-as-a-platform をサポートし、Web ブラウザで実行可能にした最初のプロジェクトだった
用途に疑問を感じる
VS Code の欠点
Eclipse ブランドに好意的な感情を持つ人がいるのか気になる
Theia を何年も追っていたが、vscode がブラウザからアクセス可能になって興味を失った
関連リンクの紹介
最近使ってみて良かった
tree-sitter + LSP サポートは必須
Microsoft が支配する同じコア(Monaco)を使っていることに不満がある
VS Codium との違いと、なぜ 7 年もかかったのかに疑問を持つ