gccrs: Rust向けの代替コンパイラ
(blog.rust-lang.org)gccrsは、GCCプロジェクトの一環として開発中の代替Rustコンパイラです。- このプロジェクトはGNU Compiler Collection内でRustをサポートすることを目指しており、
rustcと同等の動作を目標にしています。 - 主な目標は、特にLLVMが対応していないプラットフォームでRustをコンパイルできる代替手段を提供することです。
gccrsは、GCCの安全機能とプラグインのおかげで、安全でないRustコードの解析に役立ちます。- このプロジェクトは、別個のRust風言語を作るのではなく、Rust仕様策定の取り組みに貢献することを目指しています。
gccrsはrustc_codegen_gccと競合することを意図しているのではなく、独立したGCCフロントエンドとして別の利点を提供します。- このプロジェクトは、Rustエコシステムを分断することなく、Rustがより多くのプラットフォームに到達できるよう支援することを重視しています。
gccrsでコードをコンパイルするには、-frust-incomplete-and-experimental-compiler-do-not-useというコマンドラインフラグが必要であり、これは実験的な状態を示しています。gccrsはコミュニケーションにGitHubとZulipを使用しており、これはRustコミュニティの好みに合致しています。- このプロジェクトは、正確性を確保するために
poloniusやrustc_parse_formatのようなRustコンポーネントを再利用しており、さらに多くの再利用を計画しています。 gccrsは、Rustコミュニティとの関係改善やエコシステムの分断低減に向けた意見を歓迎しています。
2件のコメント
おお……エコシステムにとっては良い知らせですが……GCC は……GNU ライセンスが問題なので、大丈夫なのかよく分からないですね……;;
途中で変わったのかな……;;;
gccrs は GPL であり、GCC でビルドした成果物は GPL とは無関係です。gccrs を隠そうとでもしない限り、問題はないでしょう。