- htmxは元々、jQueryベースでHTML属性だけで動的機能を提供していた
intercooler.js から始まった
- jQueryが多くのWebサイトで長く使われてきた理由として、導入の簡単さ、一貫したAPI、自由な部分的使用が挙げられる
htmxは新しいjQuery
- htmxもjQuery同様、長く使える安定したライブラリを目指している
- 「100年間持続するWebサービス」という目標を掲げ、大きな変化なしでも有用で持続可能になるよう設計されている
- 機能としての安定性
- htmxの主要更新ポリシーは、APIと実装の安定性を維持すること
- 既存バージョンから新バージョンへアップグレードしたとき、動作がそのまま保証されるよう「既存ユーザー」を中心にしたアプローチをとる
- 新機能を機能として追加しない
- htmxのコアに新しい機能をむやみに追加することを避けている
- 必要な場合は、ブラウザがサポートする新しいAPIや拡張(extensions)で解決し、コアはシンプルさを保つ
- 四半期ごとのリリース
- 四半期単位(約3か月ごと)で新しいリリースを提供する予定
- アップグレードを強制することはせず、1.xバージョンを問題なく使っているならそのまま維持してよい
Hypermediaの推進
- htmxの核心目標は、Webアプリケーション全体のトータルソリューションではなくハイパーメディア制御を一般化すること
- そのためには、htmx外部のテンプレートエンジン、バックエンド、データベースなどとの統合方法を改善する必要がある
- htmxに新機能を追加しなくても、周辺ツールがハイパーメディアエコシステムを豊かにすることで結果的にhtmxの活用度が高まる
- 補足ツールをサポートする
- htmxはHTML属性だけで一部の機能を提供する一方、バックエンドやDB選択などは全面的にユーザーに任される
- 多様なバックエンドと互換できるよう設計され、ハイパーメディア中心の開発パターンを支援する
- 部分ページ置換を簡単にする「テンプレートフラグメント」概念を強調し、テンプレートエンジンエコシステムの発展に貢献する
- いまでは複数のテンプレートエンジンでフラグメント機能を提供する事例が多くなっている
- まだハイパーメディアベースのWebアプリケーション作成体験を高める方法がまだまだある
- htmxはコア機能よりも周辺のツール・技術の発展を促し、エコシステム全体の成長に注力している
- 執筆、調査、標準化
- htmxは自前の機能拡張より、ハイパーメディア全体のアイデアを普及・発展させる予定
- Triptychプロジェクト などを通じて、HTML標準にhtmxのアイデアが反映されるように努める
- 最終的には、Webプラットフォーム自体がhtmxと同様の機能を標準でサポートすることを期待
- 今日書いたhtmxコードも継続的に互換され続けるとみられるが、いつかはライブラリなしでも同様のUIパターンを実装できる世界を期待している
Intercoolerは正しかった
- intercooler.js時代から大きな変化を避け、壊さない「stewardship(運用)」方式で維持してきた
- htmxもこの哲学を受け継ぎ、**「堅牢で信頼できるツール」**として長く生き残ることを目指している
1件のコメント
Hacker Newsコメント