- SalesforceのCEOであるマーク・ベニオフは、2025年にはソフトウェアエンジニアをこれ以上採用しないと明らかにしました。
- AIによる生産性向上が主因で、同社の中核AI製品であるAgentforceが「現在最も重要な唯一のもの」だと述べています。
AIの効果で「生産性30%向上」
- AI導入により、エンジニアリングチームの生産性が30%を超えて向上したと明らかにしました。
- この生産性向上を受けて、2025年にはソフトウェアエンジニアの採用を中止する計画です。
- 一方、顧客にAIの価値を説明する人員が必要なため、営業部門は数千人規模で拡大すると見込まれています。
- Salesforceが最近注力しているAgentforceは、同社の中核戦略として定着しています。
- 一部のユーザーはAgentforceの助けで特定の作業において優位性を得ていますが、熟練度の低いユーザーの場合は不適切な判断を下す可能性があります。
冬が迫る…
- Salesforceが1月に構造改革(リストラ)を実施した前例があるため、一部の従業員が不安を感じています。
- 2024年1月には約700人、2023年1月には約7,000人を人員削減した例があります。
- マーク・ベニオフは、パンデミック期に過剰採用を行った点について認め、責任を受け止めていたことがあります。
- エンジニアリングより営業人員を大幅に増やす計画だが、追加の人員削減が生じるかどうかは不透明です。
まとめ
- マーク・ベニオフは、今後5年間でSalesforceは規模面でさらに拡大すると述べています。
- しかし、2025年にソフトウェアエンジニアを追加採用しないという発表は、なお不安を醸成しています。
- Agentforceの効果がエンジニア採用停止以外の分野にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。
- 同社がAI中心の戦略を推進することで、全体の人員構成や働き方が変化する見通しです。
4件のコメント
私の見たところ、会社全体の人員構成の再編の一環ではないでしょうか。開発と営業をどの比率で組めば売上により有利か、さらに、両ポジションに求められるスキルをすべて要求する新しいポジションを作るのか……
中身はよくわかりませんが、そこそこ hype があるように見えます。
自然減員を使った実質的なレイオフを選んだようですね?
Hacker News 意見
SFDCソフトウェアエンジニアの話では、2023年1月の解雇以来、広範なエンジニア採用停止のための対策のように見える。株主の反乱以降、コスト管理への圧力が強い
Salesforceで4年間働いた経験上、会社は毎年新しいトレンドに注力してきた
Salesforceの営業戦略の一環として、技術系でない幹部に対しAIエージェントが何でもできるという話を強調しながら営業を進めている
BenioffはSalesforceの日常業務からは遠く離れており、マーケティング責任者としての役割だけを担っている。インタビュー自体が「Agentforce」の広告だ
AIエージェント導入によりサポートエンジニア数は減る一方で、AIの価値を説明するために営業スタッフを1,000〜2,000人追加する予定だ
Pro Tools購入時にSalesforceシステムの問題で取引が成立しなかった経験がある。SalesforceやSAPなどはシステムの問題が発生すると、顧客に責任を押し付ける傾向がある
Salesforceの取締役会にいるなら、BenioffにAI主張を実践するよう要求するだろう。AIが本当に賢いのであれば、高位役員の席をAIエージェントで置き換える必要がある
Salesforceはエンジニア採用を続けるだろうし、30%の生産性向上はAI製品販売のための誇張の可能性がある
エンジニアの生産性が30%向上するなら、より多くのエンジニアを採用する方が組織の生産性を高める
AIがコーディング効率を30%向上させるなら、エンジニアは理論上15%さらに多くの作業を行える