- ブラインドを自動で開閉するシンプルで安価な装置を、手元の余り部品と3Dプリンターで週末に製作
- この装置は、非常にゆっくり(しかもほぼ無音で)ブラインドを開けることに重点を置いている
- 主な構成要素として、シリコン製モーターマウントと3Dプリンター出力部品、そしてシンプルなリレー回路を使用
- トルク測定のために磁気角度エンコーダーを活用したが、信号特性の都合でおすすめはしない
- 家庭内自動化システムと簡単に統合でき、ユーザーはスマートフォンなどで制御可能
プロジェクト概要
- 本プロジェクトは、低コストで家のブラインドを自動で開閉できる自作ソリューションを作った経験を共有するもの
- もともと手元に残っていた部品と3Dプリンターだけを活用しており、誰でも気軽に試せるアイデア
- 完成品の複製用ではないが、着想を得られる事例として価値がある
設計目的と特徴
- このオープナーの本質的な目標は、非常にゆっくり(しかも静かに)朝にブラインドを開けること
- 住んでいる地域では日の出があまりに早いため、それを調整したかった
- ブラインドを完全に開くまで約8分かかる
- 時間調整(途中で止めるなど)により、さらにゆっくり動くようプログラム可能
ハードウェア構成
- シリコン製モーターマウントは、以前分解したPhillipsのウォーターフロッサーから回収した部品で、サイズがちょうどよかったため使用
- この部品だけを個別に入手するのはやや難しい(価格計算には含めず)
- 残りの部品はすべてfreecadで素早く設計し、3Dプリントしたため費用はほとんどかからない
- マグネットカフはマグネットのはまりが緩く、最初は2回3Dプリントしたが、他は一発で成功
- ソフトウェアを含めた総製作時間は1日半ほど
部品ごとの説明
- マグネットカフおよびキャップ
- モーター後部にマグネットを取り付け、直接は回転しないがシリコンマウント内でわずかに動き、トルク推定と停止検出に使う
- モーターとエンコーダーマウント
- エンコーダー配線は振動で外れるおそれがあるためはんだ付けした
- 2つのダブルスローリレー
- モーター両端にそれぞれ接続し、回転方向の切り替えに使用
- リレーが両方同時にオンになっても、両側のモーター端子が5Vにつながるため安全
- 壁ブラケット
- 電子部品保護用の仮箱
価格と主要部品リスト
- モーター(ギアボックス込み): 約$15
- 磁気角度エンコーダー: 約$2
- リレー2個: 4ドル未満
- ESP8266: 約$5
- USB電源アダプターとケーブル: 予備を活用(費用計上なし)
- 配線とフェルール: ごく小さな費用
組み立て時の問題と対応
- モーターとブラインド棒の接続は、外科用チューブやシリコンテープなどで仕上げた
- 振動はしっかり遮断できるが、力がやや足りず何層か巻いて補強した
- モーターがマウント内でさまざまな方向にねじれると、マグネットがエンコーダー中心からずれて信号が不安定になる
- 信号が悪くても、おおまかなトルク把握は可能だったため、ブラインドを適切な強さで締めたり停止させたりできた
- 開放時は単純に8分動かした後、ほぼ中間位置で止める方式で制御
動作例と改善点
- 磁石エンコーダー方式は推奨しない(信号品質と一貫性の問題)
- しかしトルクフィードバックの仕組み自体は非常に有効
- 過大なトルク時にはいつでも停止できる
- 位置検出は時間制御で、全開閉はトルク基準で十分実装可能
- より良いトルク測定方法についてアイデアがあれば歓迎
騒音と使用上の特徴
- シリコンマウントのおかげでモーター振動は完全に遮断され、全体としてほぼ無音
- 箱のおかげでリレーのClick音だけがかすかに聞こえる
- ブラインド自体のきしみ音だけが残り、雨音より静か
- 動作中だと気づける唯一の手がかりはブラインドの音
制御と自動化
- **HA(ホームオートメーション)**システムから「何%開く」という命令を送って制御可能
- 普段は日没時に自動で閉じ、希望する日の出時刻に自動で開くよう設定
結論
- 短い週末のあいだに作ったプロジェクトとしては期待以上に成功した
- 写真撮影と記録作業のほうに、より多くの時間がかかった
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Hacker News のコメント
tapparella motorizzataで検索すればいい