- MySQL互換のサーバーレスプラットフォーム PlanetScale が、Postgres向け専用ホスティングプラットフォームのプライベートプレビューを発表
- 最高レベルのサービス可用性と安定性に注力し、自動フェイルオーバーなど業界最高水準のエンジニアリングの提供に集中
- 既存の Postgres ホスティング利用者の不満であるコスト、定期的な障害、低い性能の問題を対象にしている
- 性能とプラットフォームの特徴
- ベンチマーク結果では、すべての競合 Postgres 製品を一貫して上回る(2倍のリソースを提供した競合他社と比較しても)
- PlanetScale for Postgres は、実際の Postgres を独自 Operatorで運用
- PSBouncer プロキシレイヤーにより、自動フェイルオーバー、クエリバッファリング、コネクションプーリングなどの高可用性を提供
- Postgres v17 を採用し、Postgres v13 以上からのオンラインマイグレーションとダウンタイムのない自動バージョンアップデートをサポート
- PlanetScale Metal のローカル NVMe SSDストレージが、コスト/性能比を大幅に改善
- スケーラビリティ戦略と今後の計画
- Vitess は MySQL 中心のスケーラビリティソリューションであり、PlanetScale の強み
- Vitess により大規模シャーディングをネイティブに提供
- ただし今回は、Vitess を Postgres のスケーラビリティに直接使用しない
- Postgres 専用の新しいスケーラビリティシステムをゼロから設計中
- 開発が進むにつれて、追加情報とアーリーアクセスを継続的に公開予定
2件のコメント
PostgreSQLの自動バージョンアップデートをどのように実装しているのか気になりますね。メジャーバージョンが変わるとシステムをリビルドしなければならない問題があるはずですが、どうやって解決したのでしょうか?
Hacker Newsのコメント
1〜2年ほどPlanetScaleを使った後、Neonに移行した経験の共有。テナントごとに個別のデータベースが必要だったが、PlanetScaleはデータベースごとに月額$30(現在は$39)の料金設定で負担が発生した。自分のユースケースはかなり特殊で、高性能なサーバーも必要ない。1台のサーバー上で複数のデータベースを動かせれば十分で、PlanetScaleではそれができなかったがNeonは対応している。小さな会社を運営しており、トラフィックの変動は予測可能。PlanetScaleの製品とサポートサービスには非常に満足しており、いつかまた使いたい。自分は飲食フェスティバル向けソフトウェアの開発者で、1年のうち9か月はほぼトラフィックがなく、2か月は少し、3週間ほどだけやや増え、フェスティバル期間の1〜5日だけ負荷が集中する。自分がごく小さな顧客層であることは認識しており、ほとんどの企業が自分の要件に直接対応しないのは当然だと受け止めている
テナントごとに物理的なデータベースが本当に必要な規制や理由があるのか、それとも単にPlanetScaleの1つのDBの中で複数の論理データベースやスキーマを使えない理由があるのか気になる
テナント数次第ではTursoが要件に合うかもしれないとして、Turso を紹介
PlanetScaleはVitess由来のMySQL特化ソリューションとして出発した。今回のPostgreSQL製品もVitessと関係があるのか、それとも完全に新しく作ったシステムなのかが気になる。自分で調べたところ、PlanetScale for Postgres開発ブログによれば、MySQLベースのVitessとは異なり、Postgres向けにアーキテクチャをゼロから再設計していることを確認した
過去2年間のPlanetScale MySQLユーザーとして、今回のPlanetScale PostgreSQLの公開をとても歓迎している。前職では両方のDBを運用していたが、ツール面の違いが惜しかった。PlanetScaleは、DB管理体験がTreoからiPhoneに乗り換えたときのような、全体として革新的な満足感を与えてくれる。PlanetScaleチームに祝意を伝える
最近、PostgreSQLのスケーラビリティに関する興味深いプロジェクトが次々に登場している。PlanetScaleが今回どんな製品を出してきたのか期待している。個人的にはもっと多くの情報が欲しいが、引き続き注目していく予定。参考になりそうなプロジェクトとして Supabase Multigres、pgdog のリンクを共有
Postgresと協力しながら今回の新製品を市場に投入する体験は楽しかった。気になることがあればぜひ質問してほしい
新しいhosted Postgresの選択肢が出てきたのは素晴らしいと感じる。Multigres(Supabase)とPlanetScaleの競争構図の中で、どんな差別化が出てくるのか楽しみ
(PlanetScale PostgreSQLの)拡張機能サポートの範囲や制限事項などが気になるという質問
少し話題から外れるが、PlanetScaleのWebサイトにある開発者向けの MySQL講座 もおすすめ
PlanetScaleの今回の動きは興味深いと評価。データが単一マシンを超えた瞬間から複雑さは急激に増し、分散システムでは complex join、スケーラビリティ、強い一貫性といった機能の一部を犠牲にする必要がある。Vitess(MySQL)と似たようなトレードオフがあるのか、それともPostgres固有の複雑さがさらに加わるのか気になる。Jepsen(分散システム検証プロジェクト)による検証を提案。PlanetScale環境と標準的なPostgresを比べたときに、どんな機能差や制約があるのかを指摘している
このニュースを知るのが遅れたが、素晴らしい知らせだと強調。一部の技術がオープンソースとして公開されるのか気になっている