- 最近、チーム内でLLMが生成したコードだとすぐ見分けられる
- こうしたコードはプロジェクト固有の規約を守らないままでも明快で、テストもよく書けている
- 様々な既存のパターンやライブラリを無視して、独自に新しく実装してしまう
- ソフトウェア開発で速度だけを追い求める傾向が強まることへの懸念が高まっている
- 結局、重要なのは品質と一貫性、そして保守可能性である
バイブコーディングの痕跡
- 最近、チームメンバーが書いたコードの一部が明確で機能的に完璧に見える一方、プロジェクト固有の規約を守っていないためLLMが生成したとすぐに分かる
- たとえば、すでにプロジェクトにデータフェッチライブラリがあるにもかかわらず、すべての例外ケースを扱うHTTPリクエスト実装を直接書いている
- 既存のモジュールのユーティリティ関数を繰り返して新たに作り直したり、モジュール単位の設定変更メカニズムがあるのに、グローバル設定を変更してしまう
- 関数型でコードを記述する文化が根付きつつあるにもかかわらず、クラスベースのコードを新しく書いている
- このようなコードは何年も前には人間が決して書かなかったであろうスタイルだ
保守性とソフトウェア原則の重要性
- ソフトウェア開発では、長期間保守可能なパターンと標準を確立するためにこれまで努力してきた
- 実際に動くだけのコードは誰でも作れるが、長期的な運用と修正が容易なコードこそ真の挑戦だ
- 重要なのは機能実装そのものではなく、時間が経っても保守できるコードベースが鍵である
- 「バイブコーディング」はこのような哲学と基準を崩す可能性がある
速度だけを最優先にすることは?
- 喫茶店で新しいバリスタが慌ててコーヒーをこぼす様子にたとえ、速度への執着が正しい結果をもたらさないことを強調している
- 今日の開発チームも同様に、あまりに急いで新しいソフトウェアを作ろうとして品質低下が起こる
- 人々が本来求めるのは、少し時間をかけてもちゃんとした成果物だ
- 本来、速度だけを追い求めるのは非開発職の問題だと考えていたが、同僚の開発者たちも原則を捨てて速度だけを追う現実に失望を覚える
本当に望むもの
- コードをIDEにどう取り込んだかは重要ではない
- 重要なのは開発者が品質に意識を向ける態度である
- LLMがすばらしい技術的イノベーションであることは認めるが、なお実際のソフトウェアを作る責任は開発者にあることを強調している
- 「より良いプロンプト作成」「適切なライブラリ指定」「例の提示」「小さなファイル単位での作業」など、具体的な既存の原則を理解して活用することを勧める
- コード品質と保守性をモデルの「重み」にだけ任せないよう注意を促している
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