- Mintlifyの検索 race condition 問題を1年以上抱え続け、改善できずに不便を感じていた
- Mintlifyの検索エンジンサプライヤーである Trieve の創業者であるにもかかわらず、ベンダーとしては直接コードにアクセスできず、問題を修正できなかった
- 結局Mintlifyに合流した後、AbortController を用いて検索クエリの中断と結果同期の問題を解決した
- オープンソースなら PR で即時修正できたはずという点から、オープンソースの実質的な利点を強調している
- 小さな不便でも直接修正する過程で得られる満足感と製品改善の重要性を改めて実感した
PRを出せなかったので、入社して直接修正した話
1年以上悩まされていた Mintlify の検索バグ
- Mintlifyの検索機能では race condition によりクエリが重複して処理され、利用者が入力中に意図しない検索結果が表示される現象が続いていた
- Trieve という検索エンジンを Mintlify に提供するベンダー(外部事業者)の創業者だったが、コードベースへのアクセス権がなく直接修正できなかった
- この問題は何度も 共有 Slack チャネルで提起したが、優先度が低く長く放置された
- Trieve の検索体験が Mintlify 上で良くない印象を与えるたび、創業者として個人的なプライドとブランドイメージへの重圧を感じた
チームに加わって直接解決
- Mintlify に加わることで、コードベースに直接アクセスできるようになった
- 検索関数内に AbortController を実装し、以前の検索クエリを即座に中断するよう改善した
- これで利用者が入力するたびに、最新の検索結果だけが反映されるため、常に最新かつ正確な結果を確認できるようになった
- 長く不便だった問題を直接修正できたという満足感は非常に大きい
- 一時的に Twitter に入社してログインポップアップを修正した George Hotz のように、問題を見つけたら自分で解決するハッカー的/起業家的姿勢に意味を見出す
- このような直接的で実践的な問題解決の経験が、キャリアをより良い方向へ導く
オープンソースの実質的な価値
- 個人的にオープンソースソフトウェアの開発と活用を好む
- オープンソースであれば、外部開発者が**バグ修正や機能改善の Pull Request(PR)**を直接提出できる構造だった
- もし Mintlify の検索機能がオープンソースだったなら、1年間続いた問題を即時に PR で解決できたはずだ
- クローズドソースモデルの場合、コードへのアクセス権がある場合にしか改善できないという限界がある
- オープンソース環境の**「即時の権限付与」**の価値を認める一方、各社のビジネスモデルの違いも理解している
直接改善の価値
- Mintlify の検索機能がよりスムーズで反応性の高いものになったのは、この改善の成果だ
- 長期間気にかかっていた小さなバグを直接修正することで、製品の進化に貢献できたという満足感を得た
- 今回の経験を通じて、小さく些細な問題でも繰り返し修正する過程が製品をさらに優れたものにすると思った
- 直接修正した小さな変化が積み重なり、ユーザー体験が飛躍的に改善された
- 今後もこのような小さな改善の積み重ねで、より良い製品を作りたい
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