2 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-08-04 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Googleは2025年8月25日以降、すべてのgoo.gl URLのサポート終了を以前に発表したが、実際に使用中のリンクを維持するため、継続して保有する方針に変更した
    • 多数の文書、動画、投稿などにgoo.glリンクが含まれていることとユーザーからの意見を反映したため
  • 2024年末以降、有効化の履歴がないgoo.glリンクは、9か月前から「まもなくリンクが無効になります」という案内メッセージへリダイレクトされ、これらのリンクのみが2025年8月25日以降の無効化対象
    • 案内メッセージが表示されるリンクを使用している場合、2025年8月25日以降はもう動作しないため、別のURL短縮サービスへの切り替えを推奨
  • それ以外のすべての有効なgoo.glリンクは保持され、正常に機能する予定
  • 自分のgoo.glリンクが引き続き保持されるか確認するには、当該リンクへアクセスし、案内メッセージが表示されず正常にリダイレクトされることを確認すれば継続して利用できる

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-08-04
Hacker Newsの意見
  • 驚くべきなのは、これがもともと意図された方針ではなかったという点。どんなプロダクトマネージャーが「顧客のためにはデータ削除が最善だ」と考えるのか疑問が湧く。Googleは、これらのリンクが膨大な文書、動画、投稿の中に含まれていることを把握しており、フィードバックも受けているとしていた。だとすると、そもそもこれらのリンクがどう使われているのか分かっていなかったのか、という気持ちになる
    • 以前のHNスレッドで見たが、「これは典型的なデータ駆動のプロダクト判断だ」という話があった。goo.glリンクを終了すれば特定のコストを削減できるとだけ計算するアプローチ。顧客にどんな影響があるかはあまり考えていないように見える。また、サービスを思いつきで終了することを大したことではないとみなす文化があるからこそ可能なことでもある
    • 「リンクがどう使われているのか」という話では、Chromeの開発プロセス文書にこんな内容があった。「ごく少数のユーザー(0.01%)しか使わない機能であっても、Googleスケールでは非常に多くのユーザーに相当する。本当に影響がごく小さい場合にだけ機能削除を検討する。」だから、こうした方針はGoogle全体に適用されるべきだと思わされる。とはいえ、実際にこういうことが起きるのは、あまり驚きではない
    • 変だ。文書、ソーシャル投稿、埋め込まれた古い資料など、かなり昔のリンクもあるのに、最近のトラフィックしか見ていないようだ。goo.glが単に誰かのLinktreeのような最新用途にだけ使われていると勘違いしているように見える。マーケティング担当者がウェブ全体の環境を見誤っている感じがある
    • 規制の厳しいプライバシー環境で働いている人なら、こういう選択をするかもしれない。古いシステムに残ったユーザーデータはリスクだからだ。Google内部でも変化はあるが、外部でも法制度が変わり続けているので、やむを得ずそれに従っているのだと思う
    • tail -f access.log のようなものでトラフィックを直接確認してみる必要があったのでは、という意見
  • 「有効に使用されている」という基準のせいで、誰かが信頼して作った重要な文書のリンクが消えてしまう不幸な事態が起きている。詳しい動機は分からないが、外から見るとこれは「Don't Be Evil」というスローガンを簡単に守れる案件に見える。「新しいリンクの発行は止めるとしても(告知は必要)、既に保存された情報は私たちに託されたものなのだから、必ず整理・保存すべきだ。私たちはGoogleなのだから、十分対応できる。しかもサービス終了より簡単ですらあるかもしれない」と思っていた
    • 「Googleのリンクを信用したのが間違いだった」という見方もある。Googleサービスに依存すれば、いつかこういう事態は起きる
    • 「Don't Be Evil」というスローガン自体、とっくの昔に退場したという見解もある
    • 現場のGoogle内部事情として、Googleには古いコードを運用しにくくする内部プロセスがあり、後方互換性のないAPI変更に継続的に対応するエンジニアリングチームが必要だという指摘がある。つまりGoogleをOSだと見なすなら、数年ごとにGoogle 8から9へアップグレードして全部書き直すようなもの。Googleのインフラでは、こうした「終わりなきアップグレードのトレッドミル」が当たり前になっている
    • 「過去を支配する者が現在を、現在を支配する者が未来を支配する」という言葉を引用しつつ、検索結果の変化を見るだけでも分かると述べている
  • ArchiveTeam Warriorワーカーを動かせば、Internet Archiveにリンクをアーカイブするのを手伝える。詳しくは以前の議論を参照
    • アーカイブの進行状況が気になるなら、トラッカーで確認できる
    • ARMコンピューター(M1 Macなど)では、まだArchiveTeamソフトウェアがサポートされていないのが残念
  • 「無効化」という措置自体、いったい何を意味するのかという疑問
    • こうした措置はリンクジャッキング(linkjacking)の防止に役立つ可能性がある。たとえば昔、Acme Corpがgoo.glリンクでFAQページを作り、その会社が消滅するとドメインが失効することがある。その後、悪意ある誰かがドメインを取得すると、昔のgoo.glリンクをクリックした際にフィッシングや悪性サイトへ誘導される危険がある。リンクが一定期間クリックされなければ自動的にGoogleが無効化し、その後はGoogleの404を表示することで危険を遮断できる
    • こうした施策は、実際にはあるマネージャーの実績作りかもしれない。「短期間で短縮リンクサービスのコストを70%削減」などと成果報告できる。実際の削減幅を精査する人はいない、という前提だ
    • AT&T Bellのように強制分割されるリスクに備えて、事前に警告を入れているのではないか、という冗談交じりの意見もあった
    • データベースの作業負荷が増えたからかもしれない
  • 最近、Googleの一部サービスでShareボタンを押すと、goo.glではなく https://share.google のリンクが生成されるのを見た。これが同じ短縮リンク基盤なのか気になる。また、.gl TLDがグリーンランドと関係しているので、そのあたりとの関連も気になる。share.googleへのリダイレクトなら問題ないのではと思う
    • share.googleとgoo.glの主な違いは、share.googleはGoogleが直接管理するリンクにのみ適用されるのに対し、goo.glはユーザーが任意のURLを短縮できた点にある。問題は、その過程でGoogleブランドへの信頼がフィッシングや悪意あるリンクに悪用され得たことで、結局リスクを抱えることになったということだ
  • 関連する話として、Google短縮 goo.gl リンクが来月から動かなくなるという投稿Google URL Shortenerリンクがもう提供されないという投稿 がある
  • Googleブランドを、こんなにも簡単にフィッシングへ悪用され得るものに使ったのは誤った発想だったと思う。最初から、明確なGoogleブランドを含まない何かを使うべきだった
  • 次は、私が去年8月に読まなかった本のページをGoogleがランダムに破り捨てるのではないか、という冗談が出るくらい理不尽に感じる
  • 「クールなURLは変わらない! クールなURLは変わらない!!」とずっと言われてきたのに、結局bit.lyへと移っていく状況を肌で感じている
  • このサービス維持にかかるGoogleのコストは、実質的にゼロに近いと思う。Googleはこのサービスを無料で維持し続け、善良な市民として振る舞うこともできたのに、あえてそうしなかったという選択だ