- DOOMscrollingは、Doomのゲーム性とスクロールを組み合わせたWebベースの新作ゲーム
- このゲームはスクロール操作だけで進行し、ニュース見出しが実際にゲーム内へ登場する
- 当初はAIの助けなしでは開発が難しかったが、GPT-5の支援により素早いプロトタイプ制作に成功した
- プレイを面白くするための武器アップグレード、さまざまな障害物、ランダムな背景などが実装されている
- 最新のAIとの協業を通じて、制作ノウハウや試行錯誤、ゲーム用UIの実験ラボ活用経験が共有されている
DOOMscrolling: ザ・ゲーム紹介
- DOOMscrolling: ザ・ゲームは、Webブラウザで遊べるDoomに着想を得たスクロールベースのゲーム
- ユーザーは画面をスクロールする行為だけでプレイを進められ、左右移動やジャンプのような操作は必要ない
- 開発者は、アイデア着想後の実装過程、試行錯誤、そしてAIを活用した制作体験を中心にゲーム開発の記録を共有している
初期開発の試みと挑戦
- 開発者はプロのコーダーではないが、vibe codingを活用して創造的なアイデアを現実化する過程を好んでいる
- 9か月前の初期の試みでは、GPT-4などのLLMベースのツールがスクロール動作を理解できず、実装に失敗した経験があった
- この失敗を通じて、LLMの限界と自身の力量の壁を実感した
GPT-5での再挑戦と高速プロトタイプ開発
- GPT-5が公開された直後、以前よりはるかに効率的かつ明確にゲームのプロトタイプを2時間で制作できた
- ゲームの骨子は既存のシューティングゲームを変形したもので、前後にしか動けず、モンスターの位置は床に対して相対的に固定されるよう設定されている
- 初期段階では基本図形のモンスター5種とシンプルなアニメーションだけを追加した
- 休暇中の空き時間に機能を改善しながら、徐々に完成度と面白さを高めていった
機能強化と面白さの導入
- プレイの動機づけを高め、進行が速くなりすぎるのを防ぐ仕組みを導入(例: 100体撃破で武器アップグレード、長く留まると追いかけてくる炎の壁、障害物の追加)
- 多様な背景テクスチャ、体力ポーション、記録地点表示、一時停止画面など、アクセシビリティとユーザー体験を高める要素が多数反映されている
ニュース見出しの統合とストーリーテリング
- ゲームは実際のニュースRSSフィードと連動しており、プレイ中に日付ごとのニュース見出しが「プレイヤーを誘惑する」装飾要素として登場する
- 見出しは実際のゲームプレイに直接影響しないが、没入感とdoomscrollingの本質を反映する演出となっている
- この要素により、ゲームは単一フィードベースの高度なRSSリーダーとしての役割も果たしている
AIとの協業とデザイン実験
- AIとの協業では、説明の繰り返しや微調整の難しさが生じた
- プリレンダリングの代わりにゲーム内リアルタイムレンダリング方式でモンスターや装飾要素を生成した
- スタイルをテストできるよう別個の実験室(lab)ページを作成し、デザインに直接関与しながらスライダーなどの操作ツールを活用した
- 最終的には、素朴でありながら統一感のあるモンスターと装飾要素を少しずつ完成させた
- 実環境で大きな負荷を発生させることなく、多様な視覚的バリエーションを提供している
ゲーム公開と締めくくり
- 絶えず改善したいアイデアはあるものの、当面はバージョン1.0として公開準備が整っている
- モバイルとデスクトップの両方で均等なプレイ体験を保証し、ホーム画面に追加することでスタンドアロンアプリのように動作可能
- 制作者はニュースレターの購読と共有によるプロジェクト支援を呼びかけている
要約整理
- DOOMscrollingは、AIと人間の協業、斬新なスクロール中心のゲームメカニクス、実際のニュースRSSフィードの結合を通じて、新しい形式のWebゲーム体験を提供する
- 繰り返される失敗と改善、AIを道具として活用した実験を通じて創造的な成果が生まれた、知られざる開発記でもある
- ソフトウェアとゲームのプロトタイピング、AI活用、ユーザー体験の拡張に関心のある開発者やIT関係者にとって有用な事例である
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