2 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-09-25 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • 多くのアプリでテキスト選択とコピー機能が無効化されており、ユーザーに不便が生じている
  • この機能の無効化はユーザー体験とアクセシビリティを損なう
  • Bumble などで外国語の自己紹介文をコピーして翻訳しようとしてもできない
  • 著作権保護や UI のインタラクティブ性を理由に選択を制限するが、たいていは非効率的である
  • 開発者はユーザーのテキスト活用の自由を制限すべきではない

テキスト選択をブロックすることへの問題提起

アプリやウェブサイトでテキスト選択とコピー機能を制限している例は多い。こうした機能が制限されると、ユーザーは情報をコピーしたり、翻訳サービスや参考資料に活用したりするうえで大きな困難を抱える。

実際に感じた不便さ: 外国語の自己紹介文の翻訳

  • 多くの人がさまざまな言語で自己紹介文を書いている
  • Bumble のようなアプリでドイツ語のプロフィール紹介文を見つけたとき、ユーザーはコピーして翻訳し、その意味を具体的に知りたくなる
  • しかし Bumble ではテキスト選択とコピーができない
  • 結局、ユーザーは面倒な手順――たとえばスクリーンショットを撮ってOCR 機能を使うなど――を経なければならず、この過程は非常に煩雑で非効率的である
  • こうした不便さのために、筆者自身も結局あきらめてしまう

テキスト選択を制限することの問題点

  • 開発者がテキスト選択/コピー機能を塞ぐのは、ユーザーの理解、アクセシビリティ、意味の伝達を損なう行為に等しい
  • ユーザーの不便を残すだけで、実際にはボットによるデータスクレイピング防止にも効果がない
  • UI の問題(クリックやドラッグのような相互作用)を理由に制限するという主張もあるが、問題のある状況ではユーザーが正確な要素を指し示せず、不便さが増すだけである
  • ネイティブアプリのように見せるためにブロックする場合もあるが、ユーザー中心ではない

結論とフィードバック案内

  • ユーザーにテキストの自由を認めることは、開発者の重要な責任である
  • このブログはアクセシビリティと保存性を強く意識して設計されている
  • テキストファイル、man ページ、TeX ファイルなど、さまざまな方法でもアクセスできる
  • すべての意見は筆者個人の見解である

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-09-25
Hacker News の意見
  • 自分はコンピューター画面で文章を読むとき、習慣的にテキストを選択してハイライトする。たいていは行を追うためで、別に不便だからではないのに、そうした方が読みやすいからかもしれない。もしそれを防ぐウェブサイトがあれば、自分の評価指標では -50 点にする。どれだけサイトが完璧でも(そんなことはほとんどないが)、-50 点なら本当にひどいということだ。しかもハイライトやコピーが実際に役立つ場面なら、なおさら腹が立つ。さらに、すべてのピクセルがクリック可能なトリガーになっているのも同じくらい嫌いだ。こういうふうにウェブをアクセシビリティ最悪にするのは、ハイパーテキストの本質とはまったく違う

    • 自分もコンピューター画面で読みながらテキストを選んでハイライトする癖がある。これを見て、チックじゃないかと聞かれたこともある

    • 最近のウェブ環境のせいでこの癖は減った。テキストを選択するたびに SNS で共有しろというポップアップが出てきて、本当に腹が立つ。自分はページの使い方を自分のプライバシーだと思っている

    • クリック可能なアクショントリガーが画面のあちこちに貼り付いているのは本当に最悪だと思う。Windows のタスクバー上でアプリにマウスを載せると小さなプレビューウィンドウが出て、うっかり一度触れただけで全部のウィンドウが最小化されて、ちゃんと見られなくなる。Microsoft がこれを無効にする方法を全部消してしまったのも本当に嫌いだ。仕事で vbox で Windows の中に Windows を使わなければならず、この件でちょっとしたトラウマまである

  • 正直、最近の Android(少なくとも Google Pixel では)でいちばん気に入っている機能のひとつは、アプリスイッチャーですべてのテキストが端末内 OCR によって選択可能になったことだ。どんなアプリでもスワイプするだけで、すぐにテキストをドラッグして選択できる。ただし、銀行アプリのようにスクリーンショット権限などを禁止しているアプリは例外だ

    • iOS でも、スクリーンショットを内蔵 OCR で変換してクリップボードにコピーするショートカットが使える。画面全体のテキストではなく特定の部分だけ欲しいなら、先にトリミングが必要だ
      https://imgur.com/a/NctIGsK

    • 自分もまったく同感だ。こういう用途に非常に便利な機能だ。Google Pixel ではコピーしたテキストをそのままクリップボードエディタで開けて、そこで再度選択すると翻訳を含む追加機能をすぐ使える。おかげで「選択不可」のテキストも数回タップするだけで翻訳までできる

    • iOS でも同じようにできるが、即座にではない。前は最低 3 回タップして数秒待つ必要があったが、新しいスクリーンショット UI のおかげで少し楽になった

    • この機能は単なる画像だけでなく、アプリ UI の一部であり本来は選択できないテキストにも適用されるのか? だとしたらかなり面白い。すでにこちらが持っているデータなのに、ユーザーが直接アクセスできないようにして、わざわざ高性能な機械学習モデルまで回して抽出しているわけだ

    • 銀行アプリなどでスクリーンショットを禁止している場合
      この機能を無効にできないのか気になる。iOS では自分で確認した限り、すべての銀行アプリでスクリーンショットは可能だった

  • ウェブ開発者として、基本的にはこの意見に同意する。ただし、クリック可能なテキストには例外があってよいと思う。純粋なコンテンツ用テキストは常に選択とコピーが可能であるべきだが、タブヘッダーやボタンのようにクリックが主目的の場合は、むしろ選択を防いだ方が UX は良い。例外は常にある。だが大半の状況では、クリックが主機能の領域でテキスト選択ができると、かえって不便だ(ただしリンクは例外と見るべきだ。インラインテキストなので選択可能であるべきだ)

    • いや、リンクだろうが何だろうが、テキストは選択可能であるべきだと思う。誤ってクリックではなくハイライトしてしまったことはあるが、ほとんどないし、それで不便だったり困ったりしたこともない。リンクのテキストをコピーしたいことはよくあるし、特にモバイルではそれがとても難しい。PagerDuty アプリを見ると、モバイル UX がそもそもテキスト選択自体を考慮していないように見える

    • 自分の実例だと、ほぼ毎日チケット管理システムで、チケット番号のあるナビゲーションヘッダーテキストをコピーして別の場所に貼り付けている。もちろんそれ自体よいデザインではないが、こういう理由から、すべてのテキストは選択可能であるべきだと思う

    • 100% 反対だ。誰もがあらゆる言語に堪能なわけではないし、ブラウザ翻訳がどのウェブサイトでも完璧に動くわけでもない。ボタンやタブのように選択できないようにされた単語ひとつだけを翻訳したい状況がある

    • ボタンのテキストをクリック前に確認したいことはよくある。テキストを選択して翻訳機に貼り付けられることは非常に重要だ。特に日本の UI では、「前の画面へ」と「確認して続行」の配置(左-右)が英語 UI と完全に逆で混乱する。選択できないと、手書きで漢字を一文字ずつ入力するアプリを使う羽目になる。しかも日本の UI のボタンテキストが .png 画像として処理されていて、実際のテキスト選択がさらに難しいこともある

    • 自分は日本のオンラインストアで CD やグッズをよく買う。現地向けサイトなので、自動翻訳や英語対応がほとんどない。ナビゲーションバーの日本語をコピーして翻訳機にかけるのが日常になっている。ボタンでも同じだ。たとえば、中国語を知らなければ "下单" と "返回" がそれぞれ何を意味するか、コピーして翻訳しない限り知る術はない

  • Teams はリアルタイム字幕でテキストのコピーを禁止していて、コピーしようとすると不可能だというポップアップまで出す。なのに会議後に公開される全文字幕ではコピーできる。なぜ即時コピーだけ防ぐのか分からないし、その場で必要なのに使えなくて苛立った

    • Zoom も同じだ。複数言語を扱う場合は特にいら立たしい
  • ブックマークに入れておくとよいスクリプトがある

    javascript:(function(){document.styleSheets[0].insertRule("* { user-select:text !important }", 1);})();
    

    さらに、こういうのもある。テキストコピーやコンテキストメニューを禁止するサイトで使える

    javascript:['copy','cut','paste','contextmenu','selectstart'].forEach(e=>document.addEventListener(e,e=>e.stopImmediatePropagation(),true));
    
  • プロダクトマネージャーがテキスト選択を無効化しようと言い出すたび、毎回あきれてしまう。「いちばん有用で核心的な相互運用性をなくそうって?」「じゃあ人がアプリから自分のデータを持ち出したらどうするんだ?」という会話になる。アプリを離れるとしても、実際には別の作業を済ませたいだけだ。最高の app を目指すのではなく、Hotel California みたいに閉じ込めようとしないでほしい

    • 昔(2000 年代初頭ごろ)は、サイトオーナーがウェブマスターに最もよく頼んでいたのが右クリック禁止だった。主に画像の「名前を付けて保存」を防ぐためだったが、記事テキストのコピーを防ぐ目的もあった

    • ポップアップ通知のせいでアプリから離れることすらできない

  • ウェブサイトのこうした意地悪な挙動を防ぐための拡張機能もある。たとえば Stop The Madness 拡張機能がある
    https://underpassapp.com/StopTheMadness/
    この拡張機能が解決できる代表的な問題行動を実演するデモページもある
    https://underpassapp.com/StopTheMadness/test.html
    (スクリーンキャプチャ機能からそのまま OCR まで処理し、即時翻訳まで対応していて、写真アプリを経由する必要もない)

  • このサイトは JavaScript を切ったときにすら、「おや、JavaScript を無効にしてるんですね。よくやりました、クリーンなウェブを志す同志よ!」みたいなメッセージを出す。よくある「このアプリは JavaScript なしでは動きません」みたいな警告とはまったく違う。だがそんなメッセージですらコピー不可で、ページヘッダーに「とにかくテキストを選択させてくれ」と書いてあるのを見て皮肉だと感じた

    • CSS を切るとテキスト選択が可能になる
  • 自分は読みながら、癖で意味もなくテキストを選択してしまう。こういうことができないサイトは本当に腹が立つ

    • 自分も同じように使っている。ページを追っていて一瞬気がそれたときのための、いわば「精神的なブックマーク」としても使っている。ただ、この癖は主にデスクトップ環境で意味のあることだと思う。モバイルのタッチベース端末では、こうしたハイライトの癖はまったく合わない気がする

    • 自分もまったく同じ癖がある。自分だけが変わっているのかと思っていた