レゴのゲームボーイを実際に動くゲームボーイに改造
(blog.nataliethenerd.com)- Game Boy ボードの解析とドキュメント化をもとに、レゴの Game Boy キットを実際に動作する Game Boy に改造するプロジェクトを進めている
- MGB(Pocket) CPU を使用し、スペース効率と部品の入手しやすさを高めている
- レゴキットのデザインとサイズを分析したうえで、3Dプリントとカスタム回路設計を適用している
- ボタン、オーディオなどの実際のハードウェアインターフェースを レゴ部品 と連動させて実装している
- 製品としての完成度を高めるため、ボードを継続的に 改善・テスト している
概要
このプロジェクトは、レゴから発売された Game Boy キットを実際に動作する Game Boy 携帯ゲーム機へ改造する取り組み。さまざまな Game Boy ボードの資料や回路図を作成してきた経験をもとに、カスタム設計と 3D プリントパーツを使って部品を組み込んでいる
プロジェクト開始と動機
- 当初はレゴ Game Boy キットの発表と同時に、ツイートで冗談半分にアイデアを出した
- その後、Game Boy CPU PCB を何度も設計してきた経験を生かし、実際の 改造作業 に着手した
選んだ CPU とその理由
- MGB(Pocket) CPU を選んだ理由は次のとおり
- DMG と機能的にほぼ同じ
- 手持ち在庫が多く、プロジェクトの拡張性が高い
- コスト が安く、容易に入手できるため扱いやすい
- DMG CPU は外部 VRAM が必要だが、MGB CPU は内部に VRAM を含むため、構成がシンプルで省スペースに有利
事前設計と回路設計
- レゴ製品の公式 画像と寸法 を分析し、画面や部品配置の位置を正確に割り出した
- Safer Charger ボードで使った電源回路を適用し、ソフトラッチ式電源スイッチ、ボタンマトリクス、オーディオピン出力などを設計に反映した
- KiCad の 3D レンダリングで PCB の見た目を可視化した
ボタン、コネクタなどの実装
- レゴの実際の ボタンパネル を押せる点を生かして回路と接続した
- ボタン動作や USB-C などのコネクタ部分を、カスタム 3D プリント部品で実装した
- 各部品のクリック感など、実使用時の感触をできるだけ再現するよう努めている
開発と今後の計画
- 現在はレゴ Game Boy の実物を入手し、回路と組み合わせながら継続的にボードを改善している
- 作業が完了したら、プロジェクトの詳細図面と完成品を公開する予定
- 関連アップデートのため、Discord サーバーで追加情報を共有している
1件のコメント
Hacker Newsのコメント
昨日このセットを組み立てたばかりで、「これを本物のゲームボーイにするのはどれくらい難しいんだろう」と思っていた。これで答えが分かった
こういうプロジェクトは本当に大好き。特に、LegoのフォームファクターとCPUに対応する電子部品という制約の中で創造性を発揮しなければならない点が魅力的。最近のハードウェア基準で見ると、PCBは驚くほど単純。最新の表面実装部品が大いに役立っている。ニンテンドーPCBの精巧なシルクスクリーンを見ると、すべての製品に回路図と部品仕様が一緒に付いていた時代が懐かしくなる
これは本当にすごい。だからインターネットとLEGO、そしてメイカー/ハッカー気質のオタクたちが好きなんだ
このセットでまさにこういうことをやろうと思って予約注文した。同じことを考える人が多くてうれしい。でも不思議なことに、今日になってやっと自分のセットが届いた。予約注文の配送時期にこんな差が出る理由が気になる
見た目はかっこいいけど、あのD-Padは数分使っただけで手が痛くなりそう
ゲームボーイのモディング界隈は本当に興味深い。
DMG-CPUのメインSoC以外はすべての部品を交換できる。実際、このSoCですら何らかの形で置き換え可能 YouTubeリンク誰かがどれくらい早くこれをやるのか気になっていた
動画に出ている人は私の妻です
スタートアップ動画ではゲームボーイ特有の起動音(そして他のすべての音)もなかったけど、もしかして音は出ないのだろうか
最初は本物のゲームボーイじゃないことにがっかりしたけど、自分よりずっと情熱のある誰かがきっと本当に作ってくれると信じて待っていた。思ったより数日しかかからなかった