- Gaussian splat は複数のぼやけた楕円体で構成され、3D写真のようにさまざまな角度から見られる特性を持つ
- 昆虫などの マクロ被写体 の複雑で微細な質感を効果的に再現できる
- 浅い被写界深度 による問題を解決するため、focus stacking 手法を導入している
- 自動化機材 と最適化された撮影方式によって、撮影効率と品質を高めている
- 最終的に COLMAP と Postshot を活用して 高解像度3Dモデル を実装・公開している
Macro Splats 2025 要約
Gaussian Splat の概念と3D写真化
- Gaussian splat は、ぼやけた楕円体を3D空間上に重ね合わせ、各楕円に ビュー依存色 を与える手法である
- AIモデルの学習のように、複数の写真を入力して最適化を繰り返すことで、現実的な 3D写真 の成果物を生成できる
- この方式により、さまざまな角度から臨場感をもって観察できる3D画像を得られる
マクロ被写体に適用する動機
- 虫のように毛が多かったり構造が複雑だったりする マクロ被写体 は、Gaussian splat 表現に非常に適している
- このような質感は、従来の3D再構成手法では描写が難しい部分であることを強調している
Focus Stacking を活用した撮影プロセス
- マクロ撮影の特性上、被写界深度が非常に浅く、全体を鮮明に収めるのが難しい点が課題である
- Focus stacking は、同じ角度で焦点が少しずつ異なる画像を多数撮影した後、1枚の 完全に鮮明な写真 に合成する手法である
- 通常は1スタックあたり50〜500枚の写真が必要だが、撮影効率のため各スタック16枚に調整し、絞り値 f/18 を使用している
- 回転ディスク、boom arm、自動フォーカスレールなどにより、昆虫を複数の角度から体系的に撮影している
- 合計111の角度で1776枚を撮影し、全体の撮影所要時間は約4時間である
3Dモデル構築と後処理
- すべての画像は バッチ focus stacking により、111枚の高解像度写真として完成する
- カメラ位置情報は COLMAP で復元し、色補正 と背景マスキング作業を実施している
- 最終データは Postshot で学習させて splat モデルを作成し、支持部(マウント)部分は最小限の retouch で除去している
3Dモデルの公開と活用
- 完成した昆虫モデルは superspl.at で3Dとして自由に閲覧できる
- cluster fly モデル は こちら で無料公開されており、著作者表示を条件に商用・非商用の両目的で利用できる
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