1 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-10-28 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Microsoft Recall機能をパロディ化したLinux向けオープンソースツールで、個人情報の収集と監視機能を風刺的に再現している
  • READMEはWindowsの「すべての活動を記録する」機能を模倣し、ユーザーの画面を継続的にキャプチャしてデータを保存する機能を誇張して説明している
  • インストール案内とロードマップは風刺的なユーモアで構成されており、実際のセキュリティリスクへの警告メッセージを内包している
  • 今後の機能一覧には暗号化の遅延、AIの追加、データのクラウドアップロードなど、現実的に危険な要素が意図的に並べられている
  • 全体としてプライバシー侵害論争を引き起こしたMicrosoft Recallに対する批判的風刺であり、技術監視とデータ乱用の問題を浮き彫りにする意味を持つ

プロジェクト概要

  • Recall for Linuxは、MicrosoftのRecall機能をLinux環境に「持ち込む」という設定の風刺プロジェクトで、実際の動作よりも風刺的メッセージの伝達に重点を置いている
    • READMEの冒頭文は「Linuxを使わなければならなくて不便ですか? Microsoftがあなたを監視していたあの便利さが恋しくないですか?」という文句で始まる
    • これはMicrosoft Recallの継続的なスクリーンキャプチャおよびデータ索引化機能を皮肉った表現
  • プロジェクトはGitHubで公開されており、460スター、9フォークを記録
    • リポジトリは単一の実行ファイル(recall-for-linux.exe)とREADME、LICENSEファイルで構成される

主な機能説明(風刺的表現)

  • READMEはRecall機能を模した**「24時間画面キャプチャ」「OCRベースの画像テキスト変換」「チャットやメール内容の保存」**などを列挙
    • 「友人が恥ずかしい秘密を忘れても、私たちはその情報を保存してある」という文句でデータの永久保存の危険性を風刺
    • 「3週間前の夜に訪れたWebサイトも保存されている」という表現でプライバシー侵害の過剰さを強調
  • こうした機能説明は実装そのものではなく、Microsoft Recallの監視的性格に対する批判的パロディとして構成されている

インストール案内(風刺的警告)

  • インストールセクションは「Linuxではユーザーの同意なしに自動インストールできないのが残念だ」という一文で始まる
    • これはWindows Recallの自動有効化論争を皮肉った表現
  • インストールコマンドとして curl -fsSL https://tinyurl.com/2u5ckjyn | bash を提示し、「インターネット上の無作為なコマンドをコピーして貼り付けろ」という文句を添えている
    • 「Virustotalスコア98/100認定のウイルスフリー」という一文はセキュリティ信頼性に対する風刺

ロードマップ(風刺的な将来計画)

  • 今後の計画には暗号化の実装(2028年まで延期)AI機能の追加Webカメラ写真のキャプチャ常時オンの音声録音データのクラウドアップロードなどが含まれる
    • 「私たちのLLMをあなたのデータで学習させる」という文句はAI学習データ乱用の問題を批判
    • 「Windows Foresight – あなたが見る前に未来を見る」という項目は予測型監視技術の危険性を風刺
  • 「Add more AI, clanker clanker clanker」という表現はAIの乱用と過剰マーケティング現象を揶揄している

プロジェクトの意図と意味

  • README全体は風刺的ユーモアを通じて、個人情報保護と監視技術の境界問題を提起している
    • Microsoft Recallが引き起こしたプライバシー論争をLinux環境へ持ち込み、その不条理さをあぶり出している
  • 実際には何の機能も実行せず、セキュリティと倫理への警戒心を喚起するオープンソース風刺作品という性格を持つ
  • 「Bring Microsoft Recall to Linux!」というスローガンは、技術革新という名目の下で監視が正当化される現実を批判するメッセージとして解釈できる

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-10-28
Hacker Newsのコメント
  • これは単なる風刺のように見えるが、実際には Recall の問題は概念そのものではなく、実装方法とコミュニケーション、そして Microsoft のアプローチにあると思う
    オープンソースの形でデータ所有権と透明性を確保できるなら、こうした問題は起きないはずだと思う
    私は e2e 暗号化の信奉者たちに対して恥じる理由はない。自分が見たものをすべて検索できて、アプリごとに囲い込まれない 普遍的なデータ制御権 を持ちたい

    • 概念自体もよくないと思う。すべてのデータを第三者サーバーに送れば、いずれインターネット上に公開されることになる
      オープンソースであろうと非MSであろうと、セキュリティ は保証されない。一部のユーザーが同意しても、結局は全員の安全を損なう結果になる
    • 私にはただ AIを無理やりねじ込むための試み に見えた。解決すべき問題もないのに、無駄にリソースを浪費している感じだった
    • 「e2e 暗号化狂信者」だなんて、私はむしろ 監視とAIへの執着 に反対している。重要なのは自分で記録を残す習慣であって、すべてのユーザーの行動を自動保存することではない
    • Windows はアップデート管理すら自分の思い通りにできない。そんな状況で Recall は 過剰介入の極致
      Windows チームに、こうした機能を責任ある形で実装できるだけの成熟さがあるとは思えない。構造的な変化なしに Recall のような機能は危険だ
    • 以前、Mac で Recall に似た機能を自作した人の投稿を見たことがある
      スクリーンショットを撮り続けてローカルに保存し、好きな時点に戻って質問できるようになっていた。すべての処理が 完全にローカル で行われていた
  • 風刺ではあるが、実際にユーザーが制御できるバージョンは存在する
    openrecall プロジェクトは参考になる。大企業流のやり方でなければ、かなり有用かもしれない

    • 冗談のように見えて、実際かなり 機能的
      recall-for-linux のコードの一部を見ると、単純だが動作している
    • ただしこの代替案も、スクリーンショットと OCR データを 暗号化せずに保存 しており、Web UI の認証もない
      ほとんどのユーザーは暗号化ボリュームを設定しないので、MS版より良い点は データがローカルに残ることだけ
    • Wayland 対応 がないのは残念だ
      単純な画面録画用途なら gpu-screen-recorder が使える。8時間で約10GB程度なので、短期記録向けには適している
    • 機能そのものは有用だ。問題は Microsoft の 追跡行為
      私は ActivityWatch で自分の作業時間を追跡し、請求用データを管理している。完全ローカルなので問題ない
  • 1980年代以降で初めて Microsoft OSを完全に捨てた
    Windows 11 は削除し、今は Linux だけを使っている。ゲーム以外の作業はすべて Fedora ベースの環境で十分こなせる

    • MS は技術系ユーザーを何人か失うことよりも、非専門ユーザーから得る収益 のほうがはるかに大きい。だから状況はさらに悪化する可能性が高い
    • 「Windows 11 を捨てる」人は、MS にとっては最高の顧客だ。金は払ったのにサポート費用はかからない
    • Steam のゲームなら Linux 用クライアントで大半が問題なく動く。Proton のおかげで互換性はかなり改善された
    • 私も最近完全に Linux に移行した。RTX-3090 でもゲームは問題ない。ただし 侵襲的なアンチチート があるゲームは例外だ
    • ときどき思う。ゲーム業界がどれだけ Windows を支えているのか 気になる
  • 最初は本物かと思った。でも “microsoft_recall_linux.exe” を見て笑ってしまった
    それでも完全ローカルでオープンソースの版なら、AI 学習用データとして使いたい

    • 冗談ではあるが、実際に動く。単純な bash スクリプトで5秒ごとにスクリーンショットを撮り、Tesseract OCR でテキストを保存している
    • 以前監査業務をしていたとき、画面を 3fps で録画して10倍速で見返しながら記録を残していた。Recall の発表時にはかなり 興味深い技術 だと思った
    • 実際に動作する。grimtesseract を使ってループさせる単純な構造だ
    • screenpipe も有望だが、自分の環境では少し問題がある。今は ffmpeg + x11grab でデータだけダンプしている
    • 実際にコードを見れば、本当にローカルなオープンソースだとわかる。私も10年以上同じようなスクリプトを使ってきた。日付ごとに分けて保存すれば管理しやすい
  • Mac 専用だが、完全ローカル版としては Dayflow がよさそうだ
    ローカルモデルであっても実行するのは少しためらわれる

  • インストール案内に curl -fsSL https://tinyurl.com/2u5ckjyn | bash があって笑った
    実行はしなかったが、スクリプトを読んでみるとかなり 気の利いた風刺 だ。開発者に拍手を送りたい

    • tinyurl 経由で実行させるのも笑えるが、元のスクリプト を直接読むとさらに面白い
  • curl | bash インストール方式はあまりにも一般的だ。こういうプログラムは削除も難しく、セキュリティ上 即警戒すべきサイン に感じる

    • 開発者のせいというより、Linux コミュニティが標準的なインストール方式に合意できていないこと が原因だ
  • 「Linux でも Microsoft の監視が恋しいですか?」
    こんな 風刺的な広告コピー が想像できる。Recall を Windows 11 の「懐かしの機能」のように売り込む姿が目に浮かぶ

  • OneDrive の購読通知が出るのかと思った

    • そう、それは ひどいバグ だ。ローカル保存も同じくらい問題だ /s
  • 以前 Beagle プロジェクト が Recall に似たものを試していた
    Beagle (software) のリンクを見ると、当時の文脈がわかる