2 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-11-17 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Fujitsu Lifebook U729Linux(NixOS) をインストールして使用した体験を扱った記事で、すべてのハードウェアがデフォルト設定で正常に動作する
  • 唯一の問題は Secure Bootの無効化 で、BIOSアップデートによって解決可能
  • Wi-Fi、Bluetooth、サウンド、輝度調整、タッチスクリーン、Webカメラ など主要機能が追加設定なしで動作
  • 企業向け機能の Absolute Persistence(追跡ソフトウェア) が標準搭載されているが、BIOSで簡単に無効化可能
  • 低価格のリファービッシュ品であるにもかかわらず、性能・携帯性・Linux互換性 に優れており、開発用ノートPCとして適している

背景

  • 2024年初頭まで M2 MacBook Air を使っていたが、画面の破損で買い替えが必要になった
    • 修理見積もりは約1000豪ドルで、新しい機器の購入を検討
  • その後 M4 Mac mini を購入したが、携帯性がないため外出時にノートPCがない問題が発生
  • macOS Tahoe バージョンのデザインへの不満から再び Linux(NixOS) を使うようになり、Linuxの自由度と実験性を再発見
  • 過去に使っていた ThinkPad X1 の品質に不満があり、別ブランドを探していたところ、eBayで リファービッシュ版 Fujitsu Lifebook U729 を発見
    • 仕様は RAM 16GB、SSD 512GB、価格は 250豪ドル、重量 1.1kg、画面 12インチ
    • ブランドの希少性と軽量なサイズに魅力を感じて購入を決定
  • 結果として Secure Bootの解除 を除けばすべての機能が完璧に動作し、キーボードの打鍵感、バッテリー持続時間、ビルド品質のすべてに満足している

問題解決の過程

Secure Boot

  • Linuxインストール時に「secure boot is failed – access denied」エラーが発生
  • BIOSで Secure Bootオプションが無効化状態(グレーアウト) となっており、直接変更できなかった
  • TPM初期化などさまざまな方法を試したが失敗
  • 解決方法:
    1. Windows 11をインストール (標準で含まれている)
    2. Windows Update → Advanced Options → Optional UpdatesFujitsu専用ドライバー をインストール
    3. DeskUpdate プログラムを実行してBIOSアップデートを実施
    4. 再起動後にBIOSへ入る(F2)→ BIOSバージョン 2.31(2025-03-28) への更新を確認
    5. その後 Secure Boot無効化オプション が有効になり、NixOSをインストール可能に
  • その後 ライブUSB でNixOSのインストールに成功

Absolute Persistence(スパイウェア)

  • 標準BIOSに Absolute Persistence という企業向け追跡機能を搭載
    • 盗難防止用として企業ノートPCによく含まれている
  • BIOSから直接 無効化可能 で、OS内に別途エージェントがなければ動作しない

問題のない機能

  • 次の構成要素が デフォルト設定(OOTB) で正常に動作
    • Wi-FiBluetoothサウンド(PipeWire)輝度調整(brightnessctl)タッチスクリーンWebカメラ
  • テストしていない項目
    • マイク指紋認証センサー

BIOS関連メモ

  • BIOSに入る: F2 キーを繰り返し押す
  • ブートメニューに入る: F12 キーを使用
  • Fn キーを押す必要はない

リンク

  • Fujitsu Lifebook U729 製品ページ
  • NixOS、PipeWire、brightnessctl など関連プロジェクトへのリンクを掲載

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-11-17
Hacker Newsのコメント
  • 中古の法人向けノートPCに Linux を入れるのが、コスパ最強の選択肢だと思う
    3年以内の ThinkPad や Dell を $400 以下で買って、十分満足して使ってきた
    ただし、BIOS ロックの有無とメーカーの修理しやすさの評判は必ず確認したほうがいい
    ThinkPad X1 Carbon のキーボードを交換したが問題なく動作した。Dell Latitude は純正でないバッテリーを拒否して充電できなかった。Dell と Lenovo は Linux のハードウェア対応が非常に良かった

    • Dell Latitude を eBay で購入したが、3D プリンタの実験中に電圧ショートでノートPCを壊してしまった。Dell に回路図を頼んだところ、元の法人購入者の保証期間が残っているとして無償修理してくれた
      すべての PCB が交換されて新品の部品で戻ってきて、キーボードまで新品にしてくれた。こういうカスタマーサービスなら Dell に親指を2本立てたい
      今は Lenovo のノートPCを使っていて、次は修理しやすい設計の製品を自分で作ってみたい
    • 最近のIntel ベース ThinkPadは避けたほうがいいと思う。加速度センサーが動きだけで性能を制限するので、移動中はほとんど使い物にならない
      バッテリーも AMD Ryzen モデルよりずっと短く、WiFi モジュールがはんだ付けされていてアップグレードできない
      ファームウェアのバグも多く、特にタッチパッドの途切れが頻発する
      むしろ Asahi Linux を M シリーズ Mac に入れるほうがいいと思う
    • ここ数年、ThinkPad T495 (Ryzen 7) をメインで使っている。$120 で購入して RAM を 64GB に増設したら、とても快適になった
      NixOS / Hyprland 環境でのコーディング、Web リサーチ、FreeCAD での CAD 作業まで問題ない
      1台目が壊れたときは $80 の中古を買って部品交換し、すぐ復帰できた
    • 妻の X1 のキーボードを交換したが、最近は本当に分解難易度が上がった
      昔は2分で済んだのに、今回は2時間かかった
      それでも結果には満足しているし、中古のビジネスノートは今でも最高のコスパマシンだと思う
    • Dell Vostro 3515 を使ってみたが、Linux ではほとんど問題なく動いた。ただ、スリープ後にタッチパッドが止まる現象があり、充電の問題はUEFI ファームウェア更新で解決した
      更新に Windows PE を使う必要があって不便だった。次は Lenovo ThinkPad に乗り換える予定
  • 携帯性とプレミアム感を求めるなら Lenovo Yoga Slim 7 を強く勧める
    Core Ultra 5 125h モデルを使っていて、ビルドクオリティは MacBook 級だが、キーボードとバッテリーはそれ以上だ
    OLED 画面の赤の彩度が強すぎるのは hyprshade フィルタ で調整したが、スクリーンショットの色が褪せる問題がある
    カメラ画質がブラウザごとに違う点を除けば、高速で静か、充電も速い優秀な Linux ノートPCだ

    • 色味の調整には Redshift も良い代替手段だ。KDE Plasma 用ウィジェットもあり、スクリーンショットには影響しない
    • 自分のメインノートは X1 Carbon 第5世代で、8年経った今でも Arch Linux を完璧に動かしている
      M1 MacBook Air も使ったが、バッテリー持ち以外は ThinkPad のほうが気に入っている
    • 16GB RAM がはんだ付けされた Windows ノートPCは、最初から限界があると感じる
      Slim 7 の 32GB モデルを少し使ったが、14インチにしては重すぎて M1 に乗り換えた
    • 家族が同じモデルを使っているが、OLED 画面のサブピクセル配列が RGB ではないので、1080p の文字がぼやけて見える
    • 古い Yoga に Linux を入れたいのだが、タッチスクリーン互換性の高いディストリビューションがあるか知りたい
  • 約12年前に Fujitsu UH572 に Linux を入れた
    当時、SSD キャッシュ機能が Windows 専用だったため ext4 でフォーマットして DB テスト用に使ったところ、数分で SSD が完全に死んだ
    おそらくウェアレベリングアルゴリズムが FAT ベースで設計されていて、ext4 では内部データが破損したのだと思う
    起動時に SSD コントローラが応答せず数分遅延したが、それ以外は問題なく動いていた

    • 似たような経験がある。Asus の Ultrabook のキャッシュ SSD に Fedora のルートを入れたら、数か月後にデータ破損が起きた
      ヒンジが壊れてマザーボードが露出することもあり、結局 ThinkPad T シリーズ に買い替えたが、8年たった今でも新品同様に動いている
  • 古い Intel MacBook Air も Linux で非常によく動く
    関連ガイド: taoofmac.com ブログ

    • 11インチモデルに入れたが、旅行用として理想的なサイズだった。バッテリーだけ交換した
    • 2022年に試したときは、ファン、スリープ、輝度制御などいろいろ問題があった
      macfanctld、suspend-fix.service のような追加設定が必要だった
    • 今では Google Meet すら厳しく、実用は難しい
  • Twitter リンクをもう引用しないでほしい。ログインポップアップしか出ない

    • 特に単なるスクリーンショットのツイートを、ブログに直接埋め込まずツイートリンクだけで共有するのはさらに不便だ
  • この記事を見て Linux を入れ直してみたが、2時間デスクトップを触っていて感じたのは、今でも小さな不便の連続だということだった
    なぜ 10年間 macOS を使ってきたのかを改めて実感した

    • 何が不便だったのか気になる。会社では MacBook Pro を使っているが、自宅では Linux のほうがずっと快適だ
      特にキーボードショートカットのカスタマイズ自由度は最高だと思う
    • 10年間 Mac を使っていたなら、慣れたアプリのエコシステムが違うのかもしれない
      UI 面では Kubuntu がいちばん近く、Gnome は散漫すぎた
    • どんなハードウェアに入れたのか、あるいはソフトウェアの問題だったのか気になる
  • Lenovo Z13 Gen 2 (AMD 7840u, 64GB RAM) をメインで使っている
    ガラスとアルミニウムのプレミアムな作りと、完璧な Linux 互換性のおかげで、これまでで最も満足度の高いノートPCだ
    ただ、Lenovo が Z13/Z16 の生産を終了したので今後が心配だ

    • 自分は T14s Gen 3 AMD を使っているが、今年もアップデートがあり、完璧なノートPCだと思う
  • 携帯性とdGPUが欲しいなら Asus ProArt PX13 を勧める
    NixOS でもよく動き、コミュニティツールの asusctl と supergfxctl で GPU 制御もできる
    AMD CPU、OLED、nVidia 4070 構成だ
    欠点はキーボード品質、MediaTek WiFi、2230 SSD の容量制限、Wayland でタッチパッド感度を調整しづらいこと、画面のちらつきなどがある
    14インチの Zephyrus にすれば制約は減る

  • Windows 11 のインストール手順があまりにも理不尽だった
    Microsoft アカウント作成を避けるためにあれこれ裏技を使う必要があり、Secure Boot はセキュリティというより統制手段に感じられた
    別の OS を入れるために独占的な OS を先にインストールしなければならない構造は禁じるべきだ

    • BIOS アップグレード後に Secure Boot のトグルが復元されたのは理解できない
      前の所有者が無効化していたなら、なぜこんなに簡単に元へ戻せるのか疑問だ
  • ファンレス ARM Linux ノートPCを探している

    • Lenovo Chromebook Plus 14 は ARM ベースの CPU/GPU (Mediatek Kompanio Ultra) を搭載していて、標準の Debian VM で大半の Linux アプリがよく動く
      GPU アクセラレーションのために mesa vulkan ドライバを入れて、ローカル LLM も動かした
      ChromeOS の代わりに Linux を直接入れたいなら、このガイド を参考にするとよい
      Acer Chromebook Plus Spin 514 も同じ構成だ
    • MacBook Air M1 ほどの完成度はないが、ThinkPad X13s / T14s (Snapdragon) が最も近い代替候補だ
    • Linux カーネルの X1E devicetree を見ると、ThinkPad T14s など一部モデルでは活発な ARM 対応開発が進んでいる
    • 自分も静かでバッテリーが長持ちする ARM ノートPCを探している。現時点では MacBook Air がその条件を最もよく満たしている
    • MacBook Air M1 を勧める。最大 RAM モデルを中古で買い、ストレージを 2TB にアップグレードすれば Linux 対応も非常に良い