3 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-11-19 | 13件のコメント | WhatsAppで共有
  • Cloudflareの大規模障害により複数のウェブサイトがアクセス不能となり、これは集中型サービスの単一障害点の問題を示している
  • 多くの中小規模サイトがCloudflareを利用しているが、実際にはDDoS防御が不要な場合が多い
  • 小規模ブログや個人サイトは攻撃対象になる可能性が低く、不要な依存性だけが生じる
  • 安定性を求めるなら、round-robin DNSを使って別サーバーをバックアップとして置く方法が示されている
  • ウェブの分散化の原則を守るため、Cloudflareのような仲介サービスに過度に依存しないことが重要である

Cloudflare障害と単一障害点の問題

  • 執筆時点(UTC 11月18日 12:43)にCloudflareが複数サイトを停止させた事例が発生
    • 筆者はウェブを閲覧中、およそ半分のサイトでエラーを確認したと述べている
  • この出来事は、**集中型サービスに依存すると単一障害点(single point of failure)**が生まれることを示している
  • 大企業であってもミスや障害は起こり得て、その影響は広範囲に及ぶ

DDoS防御に対する過剰な恐怖

  • 多くの利用者がDDoS攻撃への恐れからCloudflareを利用している
  • しかし、ほとんどの小規模サイトは月に数千人程度の訪問者しかおらず、攻撃対象になる可能性は低い
  • セキュリティ業界の表現を引用し、「誰もあなたのためにゼロデイを無駄にしない」という点を強調
    • つまり、小規模ブログに高度な攻撃手段が使われる理由はない

分散型ウェブとCloudflare依存の矛盾

  • 多くの人が分散型ウェブの重要性を主張しながら、実際にはサイトをCloudflareの背後に置いている
  • これは自己矛盾した振る舞いだと指摘されている
  • Cloudflareで障害が発生すると、それらのサイトも同時にアクセス不能になる

代替案: round-robin DNSによる冗長化

  • サーバーの安定性を高めるには、別の場所に2台目のサーバーを設定し、
    AおよびAAAAレコードを使ったround-robin DNS構成を提案
  • これにより、1台のサーバーがダウンしても、もう一方のサーバーへトラフィックを分散できる

核となるメッセージ

  • 恐怖に基づく過剰な保護措置より、直接的な運用が重要である
  • サイトが一時的にダウンすることはあっても、Cloudflare障害による全面停止は避けられる
  • 結果として、自分のサービスを自らインターネットに公開して管理することのほうが望ましい選択である

13件のコメント

 
haytsir 2025-11-24

国内企業を含めてほかのDNSも一通り見ても、Cloudflareほど新技術の導入が速く、機能を幅広く提供しているところはないですよね。
だからといって価格が違うわけでもないですし

 
j2sus91 2025-11-20

小規模なサイトでも攻撃を受けるものですね,…

 
minsuchae 2025-11-20

Cloudflare の代替があればよいのですが、特にそれがない状況では Cloudflare を使うほうがよいと私は思います。
他の方々も似たような意見ですが、
私は実際に障害が起きたとき、エラーのせいで正常に動作しているのか疑問に思ったことはありましたが、それでも結局は DNS プロキシを切って DNS TTL を1分に設定し、一時的にサービスできるよう変更していたので……
代替が必要なのは確かですが、まったく使わないのはありえない行為だと思います。

 
shakespeares 2025-11-20

wwww

 
colus001 2025-11-20

むしろ競合の登場を期待するほうが、より現実的だと思う..

 
qpolsa95 2025-11-20

DDoS対策よりも、サーバーの実IPを隠すために使うケースはどうでしょうか?

 
GN⁺ 2025-11-19
Hacker Newsの意見
  • 月100人程度しか訪れない小さなブログでも、DDoS攻撃を受けることはある
    攻撃者がその気になれば数ドルでDDoSサービスを買えるし、ホスティング事業者はサーバーを止めるだろう
    そういう理由で私は匿名アカウントで書いている。「小さなサイトだから大丈夫」というのはセキュリティ戦略ではない

    • DDoSによるダウンタイムと、CDNや外部サービス障害によるダウンタイムを合計したら、どちらがより大きいのか気になる
      個人サイトがしばらく落ちても大きな問題ではないと思う
    • 個人ブログなら、複雑性の排除とコスト削減のほうが重要だと思う
      Cloudflareをあらかじめ有効にしておくのは、やりすぎの早すぎる最適化のように感じる
    • ブログが数時間オフラインになるコストはほとんどない
      誰かがDDoSに数ドル使うことより、はるかに小さい
    • CDNの背後に置いていないとサーバーIPが露出し、攻撃者が賢くないかIPを変えない限り、防御はほぼ不可能だ
    • 以前、政治的な意見を述べたせいでコンサルティングサイトがDDoS攻撃を受けた経験がある
      だから今は仮名で活動している。人は思った以上に悪意がある
  • 静的アセットをCDNに載せれば、**単一障害点(SPOF)**から外れることになる
    むしろ自分のサイトが落ちるときに、数千人のエンジニアを抱える大企業も一緒に落ちてくれたほうがましだと思う

    • 以前Cloudflare障害があったとき、CEOが「対処しろ」と言ったが、小さなチームが数か月分のリソースを使うような話ではなかった
      規模によってはCloudflareが不要な場合もあるが、リスクに対する価値を見極めるべきだ
    • 技術的なSPOFは減るが、運営組織の文化やポリシーがシステム全体に影響することはありうる
      Cloudflareを使うのは大半の人にとって合理的だが、その分だけ依存性が生まれる
    • 「Oracleを選んでも誰もクビにならない」という言い回しのように、Cloudflareを選ぶのも似た感じだ
      ただ最近は、まるでサイバー天気のように障害を受け入れるのが妙に感じられる
    • 問題を他人に押しつけるのも一種の解決策だという、冗談のような現実だ
    • Cloudflareをしばらく切っていたが、むしろCloudflareが落ちたときも自分のサイトは無事だった
      小さなサイトではキャッシュ効果もほとんどなく、性能上の利点も大きくない
  • ほとんどトラフィックのないPHPサイトを運営しているが、ボットトラフィックがあまりにも多い
    CDNなしでローカルキャッシュだけではサイトが持ちこたえられない
    以前Fastly経由で大手メディアに紹介されたときも、CDNのおかげで問題なくさばけた

    • Cloudflareのようなサービスから離れたいなら、スクレイパーとボットの制御が必須だ
      だが現実的にはほぼ不可能に近い。規制が入っても、むしろ害のほうが大きいかもしれない
  • うちのような小さなサイトでも、Cloudflareなしでは悪意あるリクエストが多すぎる
    フィルタリングなしではデータ分析がめちゃくちゃになり、ビジネスパートナーとの協業にも支障が出る
    Cloudflare障害時でもDNSだけ切り替えれば1分以内に復旧できた
    コストは惜しいが、ロードバランサー前段のフィルタリングとしてかなり満足している

    • ただしオリジンIPが露出すると、直接攻撃が増える可能性がある
      ファイアウォールで防いでも、CPUリソースは依然として消費される
  • Cloudflareは無料で、設定もとても簡単
    使わない理由がわからない。記事の筆者はCloudflareの役割をよく理解していないように思える

    • ただ、みんながCloudflareを使えば、結局はインターネットの中央集権化が進んでしまう
      Cloudflareがインターネットアクセスの裁定者になるということだ
    • こうした中央集権化は不安だが、大半のユーザーにとっては利便性のほうが重要だ
    • 個人的には分散化を好むが、学習目的でCloudflareを使ってみるのは良い経験だ
    • 「3年に1回、3時間落ちる」といった類いの大げさな不満には意味がない
    • ドイツでは夕方の時間帯にCloudflareのサイトの半分以上へアクセスできないこともある
  • 私のサーバーはFacebook、Azure、OpenAIのような大規模トラフィックにしばしば悩まされる
    Cloudflareのルールで防いでいるが、ときには中国・ロシア発のDDoSもある
    Cloudflare以外に、こうした複雑なルールを置き換える方法があるのか悩んでいる

    • 2000年代初頭、自分のサイトがSlashdotに載って“slashdotted”されたが、性能低下はなかった
      今のサーバーは弱すぎるのではないかと思う
    • OpenAIのgptbotリクエストが絶え間なく入ってくる
    • 他のCDNは攻撃対象領域が小さいが、その分だけ狙われにくい
    • 市場がすでに結論を出している、という皮肉めいた反応もある
  • Cloudflareを使うのは構わないが、DNSレジストラはCloudflareに置くべきではない
    うちもレジストラがCloudflareにあって一時的にロック状態になり、復旧が難しかった
    DNS、ドメイン、インフラの提供者は分けておくほうがよい

    • ただ最近は、レジストラやDNSプロバイダー自体も保護目的でCloudflareを使っていることが多い
    • DNSプロバイダー障害もリスク要因だ。セルフホスティングはまた別のコストと問題を生む
  • Cloudflare関連の地域障害は、しばしばBGPの問題が原因だった
    関連内容はCloudflareブログHN議論にある
    大半のサイトではCloudflareを使うほうがよいが、予測不能なDDoSを考えると完全な答えはない

    • 「大半のサイトでCloudflareを使うほうがよい」という主張には根拠不足がある
      どういう基準で「大半」と言っているのか気になる
    • 1回のDDoSで破綻するわけではない。必要になったときにCloudflareをあとから有効化してもよい
    • Cloudflareは中央集権化とプライバシー侵害をもたらす
      2017年のデータ漏えい事件を忘れるべきではない
  • 私は自宅サーバー上の複数のプロジェクトをCloudflare tunnelで公開している
    ISPが固定IPを提供しないので動的DNSを避けられるし、ポートを開ける必要もない
    キャッシュ、レート制限、ボット遮断をほぼ設定なしで処理してくれるので便利だ

  • いまやCloudflareは「本物のインターネット」ではなく、巨大な私設イントラネットのように感じられる

    • Cloudflareがどんな規制を受けているのか、プライバシー保護はされるのか疑問だ
      SSLを任せたらパケットを見られるのか、政府機関と協力しているのかも心配だ
      インターネットの分散モデルがCloudflareやSNSによって中央集権化された現実は残念だ
      連合(federation)の議論には希望があるが、今は自律性とプライバシーを守りにくい時代だ
 
eoeoe 28 일 전

訪問者が二桁しかいないような小規模サイトでもDDoSを食らったことがあります…。

 
wedding 2025-11-20

それは、うじ虫が怖いからといって味噌も仕込めない、みたいな話ですね。

 
youknowone 2025-11-20

小規模なサイトなら、たいていはCloudflareが落ちる程度のダウンタイムがサイト運営に大きな影響を与えることはないでしょう…

 
mstorm 2025-11-20

電車やバスは危険だから、歩いて移動しましょう。そんな感じ。

 
t7vonn 2025-11-20

私はそのまま使います

 
yangeok 2025-11-20

私もです^^