4 ポイント 投稿者 flamehaven01 2025-11-26 | 2件のコメント | WhatsAppで共有

ここ数か月にわたり、DMCA (Dark Matter Causal Analyzer) という研究プラットフォームを作ってきました。

ダークマター直接検出向けの半導体標的材料(Si, Ge, NaI, CsI など)を対象に、
第一原理(ab initio)計算 + テレメトリ + エージェント型AI(Agentic AI) を組み合わせた研究用ソフトウェアスタックです。

問題は……これがあまりにも重いことです。
DFT、BSE、PySCF、Kubernetes……学生や開発者が気軽に「ちょっと触ってみようか?」と思うには、参入障壁が高すぎます。

そこでまず、「教育向けライト版(On-ramp)」 を切り出してオープンソースとして公開します。


🔥 DMCA-Light: Educational Exciton Physics API

GitHub: https://github.com/flamehaven01/DMCA-Light


🚀 DMCA-Lightでできること

エキシトン物理を題材にした、小さいながらもしっかりしたバックエンドアーキテクチャです。

✅ Physics Core
  • 半導体エキシトンの 結合エネルギーボーア半径 を Wannier–Mott モデルで計算
  • 「GaAs ならおおよそこの程度の値になるはず」という 物理的な sanity check を内蔵
✅ Material Database
  • バンドギャップ、誘電率、有効質量などを 保存 / 参照
  • 技術スタック: SQLModel + SQLite
✅ Selector API
  • /api/v1/selector/solar太陽電池向け (1.0–1.8 eV)
  • /api/v1/selector/ledLED向け (1.8–3.5 eV)
  • 講義やデモで 「条件に合う素材を N 件選ぶ」 実演に最適化
✅ Engineering & DevOps
  • FastAPI + SQLModel + Pydantic v2
  • テスト44件 / Assertion 169件(物理検証を含む)
  • GitHub Actions CI
    • Lint → Security → Docker Build
  • 1日時間を取って全体構造を見渡せる ちょうどよい規模
  • MIT License

🔮 本編: DMCA Professional (B2B / Research)

Light 版は、実際のラボと R&D チーム向け DMCA エンジンのデモ版です。そして DMCA Professional 版は、次のような特徴を持っています。

  • End-to-End 分析
    ダークマター質量 → 標的材料の組み合わせ → 散乱率 / 信号スペクトルの導出
  • High Precision
    Basis set、k-point などを固定する PrecisionPlan により 再現性を確保
  • Agentic AI
    「BSE 計算を回す価値があるか?」を判断し、
    材料を推薦する DMPhysicsAgent を搭載

🎯 こんな方におすすめです

  • 半導体・物理関連の教授 / TA
    • 授業中に 実際の API をつないでみる例 が必要なとき
  • バックエンド開発者
    • 「科学 + FastAPI + DevOps」がどう結びつくのか気になるとき
  • ダークマター / 半導体 R&D チーム
    • 実験コードとモダンなエージェント構造の組み合わせを検討しているとき

👉 ソースコードを見る: https://github.com/flamehaven01/DMCA-Light

DMCA Professional(研究用)に関心のあるラボや企業の方は DM をいただければ、
必要な方向性に合わせて 技術デモ設計の議論 を進められます。


#ComputationalPhysics #DarkMatter #Semiconductors
#FastAPI #Python #AgenticAI #OpenSource #DevOps #Research

2件のコメント

 
taeunlee99 2025-11-27

おお、最近酸化物半導体を研究しながら、ドーピングに伴うエキシトン半径の変化予測に関心があったのですが、良いツールができましたね。

いろいろ触りながら勉強してみるのに良さそうです。

 
flamehaven01 2025-11-29

酸化物半導体に関する「ドーピングに伴うエキシトン半径の変化予測」は非常に興味深いです。思ったより難しくなく、先生向けにカスタマイズした実験用ツールをすぐに作成できそうです。

flamehaven01@gmail.com までご連絡ください。ありがとうございます。