- 自身の実際の作業環境とワークフローを公開し、ターミナルで5つのClaudeを並列実行し、Webでさらに5〜10個を追加運用する方法を紹介
- すべての作業でOpus 4.5 with thinkingを使用。大きくて遅いが、調整の必要が少なく、ツール活用能力に優れているため、結果的により速い
- チーム全体で1つの**
CLAUDE.mdファイルを共有**し、Claudeが誤った振る舞いをするたびに内容を追加して学習効果を蓄積
- ほとんどのセッションをPlanモードで始め、計画を十分に詰めた後、auto-acceptモードに切り替えて一発で完成させるパターンを活用
- Claudeが自ら作業を検証できるフィードバックループを提供することが、最終成果物の品質を2〜3倍高める最重要ポイント
1/ 並列実行環境の構築
- ターミナルで5つのClaudeを並列実行し、タブに1〜5の番号を付け、システム通知 で入力が必要なタイミングを把握
2/ Webとローカルの並列運用
- claude.ai/codeのWebでも5〜10個のClaudeを追加で並列実行し、ローカルのClaudeと並行運用
- ローカルセッションをWebへハンドオフ(
& を使用)したり、Chromeから直接セッションを開始し、--teleportで双方向に切り替え
- iOSアプリで毎朝や1日の中で複数セッションを開始し、後で確認する使い方も活用
3/ モデル選択: Opus 4.5 with thinking
- すべての作業にOpus 4.5 with thinkingを使用
- これまで使った中で最高のコーディングモデル
- Sonnetより大きく遅いが、調整(steering)の必要が少なく、ツール活用能力が高い
- 結果として、小さいモデルよりほぼ常に速い最終結果を導ける
4/ CLAUDE.mdによるチーム単位の知識蓄積
- Claude Codeリポジトリに、チーム全体で共有する単一のCLAUDE.mdファイルを維持
- gitにチェックインし、チーム全体が週に何度も貢献
- Claudeが誤った振る舞いをするたびにCLAUDE.mdへ追加し、次回同じミスを防止
- 他のチームもそれぞれのCLAUDE.mdを維持し、各チームが最新状態の維持に責任を持つ
5/ コードレビュー時のCLAUDE.md更新
- コードレビュー時に同僚のPRで**@.claudeをタグ付け**し、PRの一部としてCLAUDE.mdに内容を追加
- Claude Code GitHub Action(/install-github-action) を活用
- Dan Shipper のCompounding Engineeringの概念に近い方法
6/ Planモードと自動承認ワークフロー
- ほとんどのセッションをPlanモード(shift+tabを2回)で開始
- PR作成が目的なら、PlanモードでClaudeと計画に納得できるまで繰り返し詰める
- 計画確定後にauto-accept editsモードへ切り替えると、Claudeは通常1回で(1-shot)完成させる
- 良い計画が本当に重要
7/ スラッシュコマンドによる反復作業の自動化
- 1日に何度も行う**"inner loop"ワークフロー**ごとにスラッシュコマンドを使用
- 繰り返しのプロンプト入力を節約でき、Claude自身もこのワークフローを活用可能
- コマンドはgitにチェックインされ、.claude/commands/ ディレクトリに保存
- 例: /commit-push-pr スラッシュコマンドを毎日何十回も使用
8/ サブエージェントの活用
- 複数の**サブエージェント** を定期的に使用
- code-simplifier: Claudeの作業完了後にコードを単純化
- verify-app: Claude Codeのエンドツーエンドテスト向けの詳細な指示を含む
- スラッシュコマンドと同様に、ほとんどのPRで行う最も一般的なワークフローを自動化する考え方
9/ PostToolUseフックによるコードフォーマット
- PostToolUseフックを使ってClaudeのコードフォーマットを処理
- Claudeは基本的によく整形されたコードを生成し、フックが残り10%を処理して、後でCIでフォーマットエラーが出るのを防ぐ
10/ 権限管理の方法
- --dangerously-skip-permissions は使用しない
- 代わりに**/permissionsを使い、環境内で安全と分かっている一般的なbashコマンドを事前許可**
- 不要な権限プロンプトを回避
- 多くは**.claude/settings.json**にチェックインされ、チームと共有される
11/ Claude Codeのツール統合活用
- Claude Codeがあらゆるツールを代わりに使う
- Slack の検索と投稿(MCPサーバーを活用)
- BigQuery クエリを実行(bq CLI)して分析系の質問に回答
- Sentry からエラーログを取得
- Slack MCPの設定は**.mcp.json**にチェックインされ、チームで共有
12/ 長時間タスクの処理方法
- 非常に長い作業では、次の3つの方法から選択
- サンドボックスでは**--permission-mode=dontAsk** または --dangerously-skip-permissions を使い、権限プロンプトなしでClaudeが作業に集中できるよう設定
13/ 最も重要なヒント: 検証フィードバックループを与える
- Claude Codeで優れた結果を得るための最重要要素: Claudeに作業を検証する手段を与えること
- このフィードバックループがあると、最終成果物の品質が2〜3倍向上
- Claudeは claude.ai/code に反映されるすべての変更を**Claude Chrome拡張機能** でテスト
- ブラウザを開いてUIをテストし、コードが動作しUXが良好になるまで繰り返す
- 検証方法はドメインごとに異なる
- bashコマンド実行のように単純な場合もあれば
- テストスイートの実行
- ブラウザやスマホシミュレータでアプリをテストする場合もある
- この検証プロセスを堅牢に構築することへの投資が必要
11件のコメント
創始者だから、リミットはかからないんでしょうね…?
社内向けAPIは無制限なのではと思うのですが、Claude Codeの製品自体をClaude Codeで書いているという話を見ました..(笑);;
それでも引っかからないんですか…? 高いのに…
会社での利用に制限はありません。私はAnthropicではありませんがビッグテックにいて、sonnet 4.5は事実上無制限です。
Maxのサブスク加入者ですが、読むだけでもトークンが吸われる感じですね。
Claude Codeの生みの親が公開した実践的な活用のヒント
スキルの共通点..
元記事の画像を見ると、ローカルで5個、Webで5個立ち上げて作業しているようでした。あえてローカル10個、Web10個のようにせず、5個・5個に分けているのには何か理由があるのでしょうか?
Webでは、おそらく簡単なチェックやローカル作業と同じ
git branch上での簡単な作業向けなんだと思います。(移動中にも仕事をするために??)
推測ですが、ローカルで5つ作るときは用途ごとに
git branchを分けてコンテキストを管理し、それぞれのタブは例えば
tab1 は DB クエリ作成と企画、tab2 はバックエンド、tab3 は API 開発、tab4 はフロントエンド、tab5 はコードレビューなど、競合が最小限になる範囲で並列運用しているのではないかという推測です。
推測ですが、おそらく移動中にモバイル端末からアクセスするにはWebセッションである必要があるからではないでしょうか。10個程度が処理可能な認知負荷の状況で、5個はローカルのPCで深く作業し、残りはモバイルで素早く作業する、といった感じでしょう。
そうかもしれませんね