Claude Codeに隠されていたマルチエージェントシステムがオープンソース公開(CC Mirror)
(aisparkup.com)背景
- AnthropicのClaude Codeには完成済みのマルチエージェント「チームモード」機能が存在
- 公式には無効化された状態(機能フラグで制御)
- 開発者Numman Aliがコード解析中に発見
- オープンソースプロジェクトCC Mirrorとして有効化・パッケージ化
CC Mirrorの主な機能
- 既存のClaude Codeのコピーを作成(完全分離)
- チームモードをデフォルトで有効化
- 外部依存なし(JSONファイル + 基本ツールのみ使用)
- 複数のAIプロバイダーに対応(Anthropic、Z.ai、MiniMax、OpenRouterなど)
インストールと使用
-
1行インストール例:
npx cc-mirror quick --provider mirror --name mclaude -
実行コマンド:
mclaude(チームモードを含むClaudeを使用) -
その他のプロバイダー例:
- Z.ai:
--provider zai --api-key "$Z_AI_API_KEY" - OpenRouter:
--provider openrouter --api-key "$OPENROUTER_API_KEY"
- Z.ai:
チームモードの中核ツール(Claudeが使用)
- TaskCreate: タスク作成および依存関係の設定
- TaskGet: タスク詳細の取得
- TaskUpdate: 状態変更 / コメント追加
- TaskList: 全タスク一覧の表示
動作方式
- Claudeが「Conductor(指揮者)」の役割
- 複雑なリクエスト → タスクグラフへ自動分解
- バックグラウンドエージェントを生成 → 並列実行
- 依存関係を管理(
blockedByで待機 / 自動開始) - タスク所有者を指定 → 競合防止
- プロジェクトごとの自動分離(フォルダベースでチームを生成)
例: 「ToDo管理REST APIを作る」
-
通常のClaude Code: 順次処理(スキーマ → ルート → テスト)
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CC Mirror: 並列処理
- Task 1: データベーススキーマ
- Task 2: APIルート(Task 1に依存)
- Task 3: テスト(独立)
- Task 1 / 3を並列実行 → Task 1完了時にTask 2を自動開始
- 最終結果を統合
手動管理コマンド
npx cc-mirror tasks: オープンなタスクを確認npx cc-mirror tasks show [ID]: タスク詳細を表示npx cc-mirror tasks graph: 依存関係グラフを可視化npx cc-mirror tasks update [ID] --status resolved: 完了として処理
重要性
- マルチエージェントシステムを簡単に実装可能(複雑なブローカー不要)
- AIが効果的なオーケストレーションを示す
- Anthropicが準備していたが無効化 → コミュニティが活用
- AIツール生態系のパターン: 隠れた強力な機能をコミュニティが発見
出典
- CC Mirror GitHub (numman-ali/cc-mirror)
1件のコメント
面白いですね。一度使ってみます。