- スマートフォンだけで、いつでもどこでもコーディングできる方法を段階的に説明したオープンソースガイド
- Tailscale、Termius、Claude Codeを使ってリモートコンピュータに接続し、ターミナルから直接コードを実行可能
- コンピュータは24時間インターネット接続状態を維持する必要があり、スマートフォン側ではVPNとSSHクライアントを設定
- ウェブサイトのプレビュー、データベースへのアクセス、セッション記録の管理など、モバイル開発の効率を高めるヒントを含む
- 外出中でも開発環境を維持でき、開発者の生産性と自由度を広げる実用的なアプローチ
Doom Coding 概要
- Doom Coding はスマートフォンを使ってターミナルでコーディングする方式で、Doom Scrolling(無意味なスクロール)に代わる生産的な活動を提案するもの
- インターネットに接続できる環境であれば、どこでもコーディング可能
- 筆者は台湾からフィラデルフィアのコンピュータに接続し、プロトタイプを開発した経験に言及
- このガイドは5分以内に設定できるステップごとの案内で構成されている
- 最新のモバイルコーディングツール(例: Claude Code on the Web)についての比較アップデートを予定
必要なもの
- 24時間稼働するインターネット接続済みのコンピュータ
- スマートフォン
- Claude Pro のサブスクリプションアカウント
全体構成の概要
- Tailscale、Termius、Claude Codeを使ってリモート開発環境を構築
- VPN と SSH を通じてスマートフォンからコンピュータのターミナルに直接アクセス可能
ステップ1: コンピュータの設定
- スリープモードを無効化して、コンピュータが常に起動した状態を維持
- SSH/リモートログインの有効化が必要
- Tailscale のインストールとログイン
- Claude Code のインストール
ステップ2: スマートフォンの設定
- Tailscale アプリをインストールし、同じアカウントでログイン
- Termius をインストール(モバイル SSH クライアント)
- MagicDNS アドレスを確認(例: my-computer.tailnet-name.ts.net)
- Termius で新しいホストを作成
- Label: 接続名
- Hostname: MagicDNS アドレス
- Port: 22
- Username/Password: コンピュータのログイン情報
ステップ3: 接続してコーディング
- スマートフォンでTailscale VPN を有効化
- Termius でホストを選択して接続
- ターミナルで
claude コマンドを実行してコーディング開始
トラブルシューティング
- 接続に失敗した場合の対処
- Tailscale VPN がオンになっているか確認
- Tailscale アプリでデバイス横の緑色の丸表示を確認(ない場合はネットワークの問題)
- コンピュータの電源とロック解除状態を確認
ベストプラクティス
- 進捗の記録
- セッション終了時に Claude に
CLAUDE.md の更新を依頼
- ウェブサイトのプレビュー
- データベースの確認
- 便利なサイトをブックマーク
- Google OAuth、GitHub など、よく使う開発サイトを Chrome アプリからすぐアクセスできるよう保存
まとめ
- Doom Coding は移動中でも開発を継続できる実用的なリモートコーディング方式
- ユーザーには自身のベストプラクティスと活用事例の共有が推奨されている
- 「Happy Doom Coding!」という挨拶でプロジェクトを締めくくる
6件のコメント
ああ、お願いだから会社にこの記事を見つけられませんように
wwwwwwwwwwwwwwww
あのドゥームじゃなかったのか
これは本当にDOOMですね。
READMEでこんなに楽しめたのは初めてな気がします(笑)
Hacker Newsの意見
24時間コンピューターをつけっぱなしにしたくなかったので、省電力と自動起動を同時に解決する方法を作った
私が作った ssh-wol-proxy は、SSH接続時に対象マシンへWOLパケットを送り、起動するまで接続を維持する
さらに debian-autoshutdown を設定して、15分間SSHトラフィックがなければ自動終了するようにした
こうするとノートPCやスマホからSSHするだけで30秒以内にサーバーが起動する。物理ボタンを押す必要はない
詳しい手順は 私のブログ にまとめてあり、今は Proxmox VM をリモートで起動する「machine on proxy(mop)」版を開発中だ
私はAndroidターミナルとClaude Codeを使って、移動中でもコーディングしている
家族と一緒にいるときでも、料理や掃除をしながらClaudeと会話して開発している
500語ほどのプロンプトで、Claudeがnmapでネットワークポートをスキャンし、cURLでファジングし、Hueブリッジと古いSamsung TVのAPIを見つけて、照明制御スクリプトとHTML+JSのリモコンを作ってくれた
いちばん面白かったのは、Claudeが私にHueブリッジのボタンを押してAPIキーを受け取るよう指示した瞬間だった
結果として、Hueの認証構造、Entertainmentモード、SmartThingsのwebsocketベースの通信まで理解できた。たった500語でこうした学びが得られたのは驚くべき体験だった
ファイルを編集し、ユーティリティを実行しながらもエラーが少なく、実際に生産的なレベルなのか、そしてClaudeだけがこうした機能を提供しているのかも知りたい
VPNを使ってスマホでコーディングする記事を何度も見たが、メールインターフェースでClaude Codeを使うほうが良いのではないかと思った
メールでClaudeに作業を依頼し、Claudeが必要な情報をメールで尋ねたら、返信で指示を出す形だ
プログラム実行結果をスクリーンショットで送ってもらうこともできそうだ。VPNより簡単に見えるが、欠点が何なのか気になる
正直に言えば、スマホでコーディングするのは面白いが実際にはやりたくない。本格的な開発なら結局ノートPCのほうがずっと良い体験になる
投稿者はTermius SSHアプリとMoshを使ってセッションを維持し、tmuxで作業を続けている
私も似たようなことをしているが、自宅のMacの代わりに5ドルのLinode VPSを使っている。このやり方はPieter Levels(@levelsio)が最初に広めたように見える
以前はローカルコンピューティングとリモートターミナルのあいだを行き来する流れがあると思っていたが、今は二重のリモート構成(スマホ → コンピューター → Claudeサーバー)に向かっているようだ
AIコーディングは研究者としてもまだしっくり来ていない領域だ。スマホならタイピングが不便なので、そのぶん意味があるのかもしれない
AndroidならQPythonで十分コーディングできる。わざわざ24時間稼働のリモートコンピューターに依存する必要はないように思える
スマホで会話するようにコーディングできるのは大きな変化に感じる
以前はスマホでのコーディングは苦痛だったが、対話型ならむしろ良くなるかもしれない
ベッドの中でバグを直したり、移動中にMVPを作ったりできるようになった
もっと小さく統合されたアプローチが欲しいなら、私が作ったオープンソースのアプリビルダー tinykit を勧めたい
Lovable のようなビルダーに、データベース、ファイル、認証、決済などの組み込みサービスがあり、Svelte 5の単一ファイルでアプリを作れる。Node + PocketBaseベースなので、2ドルのVPSでも十分動く
私はtoadとopencodeで思いついたアイデアをすぐ形にしている。突然浮かんだ考えを記録するには最高だが、大規模プロジェクトには限界がある
私はカスタムのハッカーキーボード(GNU screen、emacs用のctrl/metaキー付き)と、forkしたSSHクライアントを何年も使っている
Pixel Foldを折りたたんだ状態でもほぼ同じ生産性を出せるし、開けば画面もキーも大きくなってさらに快適だ
近く発売される Click Communicator を楽しみにしている
自分のセットアップを記事にまとめてオープンソースとして公開するつもりだ
Clojure のような簡潔な言語ならスマホでも問題ないが、Javaのように構文が長い言語は80文字制限のせいでつらい
「Claude Proのサブスク」という表現より、「Doom Slopping」 のほうがしっくり来る、という冗談が出ていた
スマホでコーディングするのは新しいことではない。以前からtmuxで直接開発していた人は多かった
地域によってはノートPCがなく、スマホが唯一の開発手段という場合もある
ただ、今回の記事の例示画像はかなり笑えた