13 ポイント 投稿者 GN⁺ 2026-02-19 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Microsoftの公式Learnポータルに掲載された図が、過去によく知られていたGitブランチモデルの図式と非常によく似ているとの指摘が出ている
  • 原作者は2010年にその図を自ら制作して公開しており、その後書籍・講演・ブログ・チームWiki・YouTubeなどで幅広く使われてきた
  • MicrosoftがこれをAI画像生成ツールで変形し、出典を示さずに掲載したようで、成果物には「continvoucly morged」のような誤字や誤った矢印など、粗雑な品質が見て取れる
  • 筆者は単なる利用よりも、制作過程と細やかさの欠如、つまり他人の精緻な仕事を機械で薄めて自分のもののように配布した行為を問題視している
  • 彼は出典表記と原文リンクの提示だけで十分だと述べ、今後このようなAIベースの盗用コンテンツの拡散への懸念を示している

Microsoft Learnポータルでの出来事

  • 最近Microsoft Learnポータルに掲載された図が、2010年に作成されたGitブランチモデル図と非常によく似ていることが、BlueskyとHacker Newsを通じて知られるようになった
    • 原作者は当時Apple Keynoteで自らデザインし、色、曲線、配置などを細かく調整してブランチ間の関係を明確に表現した
    • 元のソースファイルも公開して誰でも活用できるようにしており、その後インターネット全体に広く広まった
  • Microsoftは15年後、その図式をAI画像生成ツールで変形して掲載したようで、出典やリンクの表記なしに使用していた

AI生成物の品質問題

  • 変形された図は、元の視覚言語とレイアウトを失い、色・線路・点の整列などが崩れた形で表現されている
    • 一部の矢印が欠けていたり向きが誤っていたりし、「continvoucly morged」という文句が含まれていて、AI生成物の痕跡が明白である
  • 筆者はこれを「AI slop」と表現し、Microsoftほどの水準にふさわしくない不注意な成果物だと評価している

コミュニティの反応とミームの拡散

  • 図の形が原作と十分に似ていたため、人々はすぐにそれと認識し、Microsoftによる盗用疑惑を提起しながら原作者に連絡した
  • 「continvoucly morged」という文句はインターネット・ミームとして広まり、多くの利用者が原作者を支持した

問題の本質と懸念

  • 筆者は単なる再利用ではなく、他人の細心の仕事を機械で洗い直して劣化した形で配布した行為を問題視している
    • これは「着想を得て発展させたもの」ではなく、「うまく機能していたものを壊したもの」だと表現している
  • 彼は今回の事例について、有名な図式だったため盗用だと容易に認識されたが、今後はあまり知られていないコンテンツがAIで変形され、識別が難しくなる危険があると警告している

要求と締めくくり

  • 筆者は原文リンクと出典表記だけで十分だと述べている
  • Microsoft Learnページがどのように作られたのか、制作過程とチェック手順があったのかについて説明を求めている
  • 記事は「Till next 'tim'.」という文句で締めくくられている

1件のコメント

 
GN⁺ 2026-02-19
Hacker Newsのコメント
  • 元の git-flow モデルについて、なぜわざわざ develop ブランチで統合作業をして、main/master は単にリリースタグを付ける用途にしか使わないのか理解できない
    むしろ main ブランチを統合用にしたほうがすっきりする気がする。タグで最新リリースを区別できるのに、わざわざ develop が必要なのかと思う
    featurereleasehotfix ブランチの概念は素晴らしいが、develop だけは奇妙な遺物のように感じる

    • その通り。あなたの言っているのは実質 trunk-based development だ。ずっと良いと思う
      git-flow が流行したのは、名前と図がかっこよかったからだと思う。批判すると「標準なのになぜ変えるのか」という反応が返ってくる
      より良いアプローチとして trunkbaseddevelopment.com を参照できる
    • 自分は何年も main/master だけで作業してきたが、develop がないことで生じる問題もある
      master にマージすると、QA が終わるまで次のリリースを止めることになる。一方 develop では独立した変更を cherry-pick して、望む順序でリリースできる
    • このモデルは、たとえば 3.2 バージョンを開発しながら同時に 3.1 バージョンを保守しなければならないときに有用だ
    • 結局のところ違いは リリースプロセス にかかっている
      プロダクトベースのチームなら、リリース済みコミットを明確に示せるブランチが必要になる。タグだけでも十分だが、ブランチで管理すれば hotfix を適用した時点まで追跡できる
    • git-flow の複雑さは、複数バージョンを同時に維持しなければならない状況で真価を発揮する
      今どきの SaaS 環境ではまれだが、セキュリティパッチやバックポートには今でも有用だ
      たいていの場合は trunk ベース開発と feature ブランチだけで十分だ
  • 最近 AI生成コンテンツ があまりにもひどくなっている
    Los Alamos の動画も偽画像だったし、GG-1 機関車のドキュメンタリーも AI 画像でめちゃくちゃだった
    YouTube のサムネイルまで AI がデタラメに作り、誤った助言をする動画があふれている
    こうした資料が再び LLM の学習データに入れば悪循環が生まれる

    • 事実の 出典チェーン を維持するのは難しくコストも高い。だから人はただ耳ざわりのいい嘘を作り出してしまう
      結果として本当の被害は他人に回る
    • 自分も YouTube で Feynman が火星往復の不可能性を説明するという動画を見たが、完全に偽物だった
      声もテキストも全部合成で、「彼の物理学講義を元にした」という言い訳が添えられているだけだった
    • 「GG-1 ドキュメンタリー」の話って、もしかしてあの有名な 工学災害ポッドキャスト のことでは?
  • 海外で AIで加工された商品 を受け取ったことがある
    子ども部屋用に惑星ラグを注文したら、文字が壊れた AI 画像が印刷された商品が届いた(例: MARS → MɅPS)
    幸い返金してもらい、別の販売者からまともなものを買えた
    最近は一部の商人が AI で他人のデザインを雑にコピーしているようだ

    • うちの家族にも似たことがあった。Amazon で "hug in a box" を注文したのに、届いたのは "hug in a boy" と書かれたものだった
      写真でも誤字を物体で隠していた。笑えるが呆れる体験だった
    • だから最近は 実店舗での買い物 に戻っている。AIゴミ商品を見分けるのに疲れすぎる
      少し高くても自分の目で見て買うほうが気が楽だ
  • 元の図は削除されたが、archive.is/twft6 に保存されている

    • 見たが、思っていたよりずっとひどかった。矢印の向き、注釈、バブルが全部ごちゃごちゃだ。こんなものが公開されたことに驚く
    • 新しい図は今度は Atlassian のものをコピーしたという話もある
      関連リンク
    • これは典型的な AI画像モデルの記憶複製 現象のようだ。原本をほぼそのままコピーして少しだけ修正した程度だ
  • 「continvoucly morged」という表現があまりにも完璧に状況を要約している。詩的だ

    • まるで誰かが AIを無理やり飲み込みながら話している音 みたいだ
    • Raymond Chen が「Microspeak: Morged」というブログを書きそうだ、という冗談も出ていた
    • 最初は morged が新しいスラングなのかと思った。驚いた
    • AI をからかわないようにしようという冗談もあった。「AIにも感情がある」と言いながら 新たな支配者 を歓迎する感じのユーモアだった
    • 何十年分もの 公開知識とコード が今や「morg」に吸収されつつある。抵抗は無意味だ
  • 実際、この件は笑えると同時に怖くもあると感じる
    AI が危険なのは自意識のせいではなく、無責任な利用者の確信 のせいだ

    • 「Automatic Soldier Sveijk」のような風刺的表現も出ていた
    • 結局、システムの最も弱い環は 人間
    • 問題は無能さではなく 無関心 だ。AI はむしろ無意味な仕事をさらに増幅させる
  • Microsoft の副社長が Bluesky で釈明文を投稿した
    関連投稿へのリンク
    「ベンダーが作成した資料であり、原因を調査中で、まもなく削除する」と述べたが、こうした弁明は空虚に聞こえる
    この規模の組織でこうした誤りが公開まで進んだのは システム的失敗

    • 「すべてが速すぎる」という言葉への答えは簡単だ — 速度を落とすべきだ
      こうした統制の欠如のせいで、いつかもっと大きな事故が起きる
    • 会社の規模が品質を保証するわけではないが、価値ある企業 ならこうしたミスを繰り返してはならない
      Microsoft の最近の失敗が積み重なり、市場価値に疑問が生じている
    • 実際にはベンダーが書いた文書を repo owner 1人 が承認するだけで公開される
      レビュー手順がほとんどないことが問題だ
    • こういう些細な図には 事後分析(postmortem) をするのに、Copilot のような中核製品にはしないのが皮肉だ
    • 「morged な図」1枚にポストモーテムとは、笑えるが教訓的だ
  • Microsoft はなぜいつも 半端な完成品 しか出さないのかわからない
    AI で作ったグラフでも Paint で直せたはずなのに
    exFAT のように、表面上はちゃんと動いても中身を見るとひどい例が多すぎる

    • 「いかにも Microsoft らしい」という言葉がぴったりだ。exFAT は Mac、Linux、Windows のすべてで動くが、それでもなお不便だ
      それでも仕方なく使うしかない
  • LinkedIn も最近は AI生成スライド だらけだ
    ChatGPT に「もっと良くして」と頼んだ結果のようなものばかりで、文法もひどくグラフも意味不明だ
    特にエネルギー業界は データセンターブーム のおかげで、こうしたコンテンツがあふれている

    • 自分も変な例を集めている
      例1, 例2, 例3
      (ちなみに自分のスマホのバッテリー 14% は数日はもつ)
    • LinkedIn はビジネスフォーラムではなく 仮面舞踏会 のようだ
      みんな本当の自分を隠し、感動的なふりをして、結局は営業で終わる
    • こういう投稿をしながら 自分でも読んでいない人たち がいるのには驚く
    • 昔 LinkedIn を離れたが、今はさらにひどくなっている。90~2000年代の BBS/IRC 時代 が懐かしい
    • もちろんそのテキストも全部 AIが生成したもの
  • Wiktionary の morg の項目 を見ると、英単語ではないがアイルランド語にはある
    AI がこうした 思いがけない混沌 を作り出すのは、むしろ魅力でもある
    たとえば自分が作った QWOP クローンでは、脚がヘリコプターのように回って空へ飛んでいく。意図していなかったが面白かった
    だからわざと バグを機械的に再導入 する実験をしている。まだナンセンスな結果しか出ないが興味深い

    • とはいえ、こうした混沌を楽しむ余裕のない 初心者開発者 の立場では混乱するだろう
    • morg は英語にはないが morgue に似ているので、見慣れた感じがするのかもしれない
    • ユーモラスな結果は良いが、実際の問題解決 中には邪魔になる。
      少しだけ混沌を意図的に入れた LLM を作るのは難しくないだろうが、自分は正確な出力のほうを好む