10 ポイント 投稿者 GN⁺ 2026-03-04 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • REPLがZigで完全に再実装され、即時起動と豊富なターミナルUIを提供し、クリップボードコピー・タブ補完・履歴保存など多様な機能をサポート
  • ブラウザターゲットコンパイル コマンドで すべてがインライン化された単一のHTMLファイル を生成でき、サーバーなしでも実行可能
  • TC39標準のESデコレータ を完全サポートし、accessorSymbol.metadataaddInitializer など最新構文を活用可能
  • Windows ARM64対応バレルインポート最適化テスト再試行オプション性能が向上したJavaScriptCoreエンジン など多数のプラットフォームおよび性能改善を含む
  • 全体として、Bunの 開発者体験・性能・互換性 が大きく向上したリリース

新しいREPL

  • REPLが Zigベースのネイティブ実装 に置き換えられ、外部npmパッケージへの依存なしに即時実行可能
    • 構文ハイライトEmacsキーバインドタブ補完履歴保存複数行入力 などをサポート
    • .copy.help.exit.editor などの 組み込みコマンド を提供
    • const/let 宣言の維持、top-level await および import/require の両方をサポート

--compile --target=browser

  • bun build --compile --target=browserJavaScript・CSS・アセットがインライン化されたHTML を生成
    • <script src="..."><link rel="stylesheet"> タグがそれぞれインラインコードに変換
    • file:// 環境でも CORS制約なしで実行可能
    • TypeScript、JSX、React、CSS、ESM、CJS をすべてサポート

TC39標準ESデコレータ

  • Stage-3標準デコレータ を完全サポート
    • accessor キーワード、Symbol.metadataClassMethodDecoratorContext など最新仕様を実装
    • フィールド・メソッド・クラスデコレータ および イニシャライザ(addInitializer) をサポート
    • 従来のTypeScript実験的デコレータ(experimentalDecorators)も引き続き動作

Windows ARM64対応

  • SnapdragonなどARM64ベースのWindows で Bun の実行およびビルドが可能
    • bun-windows-arm64 ターゲットで クロスコンパイル をサポート
    • CLIとAPIの両方で同様に使用可能

バレルインポート最適化

  • import { Button } from 'antd' のような バレルファイルの再エクスポート構造 を自動検出
    • "sideEffects": false 設定時に自動最適化
    • optimizeImports オプションで明示的に指定可能
    • 必要なサブモジュールだけを解析 してビルド速度が最大2倍向上

バンドル出力最適化

  • ESM/CJSバンドルで クロージャ数とヒープメモリ使用量を削減
    • オブジェクト数11%減少、ヒープサイズ4MB減少、関数・環境オブジェクト数を大幅削減
    • コード変更なしで自動適用

bun test --retry

  • テスト全体に デフォルトの再試行回数を設定 可能(--retry N
    • 個別テストの { retry: N } オプションが優先
    • JUnit XMLレポーターでは各試行が <testcase> として記録

Bun.generateHeapSnapshot("v8") 改善

  • "arraybuffer" オプションで ヒープスナップショットをArrayBuffer形式で返却
    • 大規模スナップショット処理時の文字列変換オーバーヘッドを削除

TLSおよび証明書アップデート

  • mTLS・カスタムCA接続のkeepaliveサポート により性能向上
    • 同一TLS設定はグローバルレジストリで重複排除
  • ルート証明書 が NSS 3.119(Firefox 147.0.3)に更新
    • 4つのCommScopeルート証明書を削除

JavaScriptCoreエンジンのアップグレード

  • 文字列スライシング168倍endsWith 10.5倍、RegExp フラグアクセス1.6倍、path.parse() 最大7倍など、多数の 性能向上
    • structuredClone配列・オブジェクト配列で最大25倍高速化
    • Buffer.slice() および subarray() は約1.8倍向上
    • BigInt・文字列イテレータ・整数演算などの内部最適化

主なバグ修正

  • Python asyncio MCPサーバー とのパイプ互換性問題を解決(Bun.spawn
  • Node.js互換性: AsyncLocalStoragefs.watchhttp ヘッダー処理、GC関連クラッシュなど多数修正
  • Bun API: spawnpluginsqlbuild 関連のクラッシュおよびメモリリークを解決
  • WebSocketbun installCSSパーサーbun shellWindows環境 など全体的な安定性を改善
  • セキュリティ脆弱性: HTTPヘッダーインジェクション、tarballパストラバーサル、S3ストリームリークなどを修正

1件のコメント

 
tsboard 2026-03-04

かなり長い時間をかけてその発展を見守り、初期から時々使ってきて感じるのは、Bun の開発者たちは本気で JS/TS の世界をもっと速く回るようにしたいと思っているという点です。驚きです。本当に……