9 ポイント 投稿者 sinav 2026-04-06 | 4件のコメント | WhatsAppで共有

Claude CodeやCursorのようなAIコーディングツールを使っていると、一度はこんな経験があるはずです。

「このNotionページを要約して」とURLを渡しても、AIが取得してくるのはログインページのHTMLだけ。結局、自分でページを開いて内容をコピー&ペーストしたり、PDFにエクスポートして渡したりすることになります。Jiraのチケット、Confluenceのドキュメント、Google Docsでも同じです。URLを渡すだけで済むはずのことを、毎回手作業でやらなければならないのです。

Auth Fetch MCPは、この問題を解決するために作りました。

どう動くのか?

AIにログインが必要なURLを渡すと、実際のChromiumブラウザが開きます。ユーザーが普段どおりにログインし(SSO、2FA、CAPTCHAもすべて可能 — 実際のブラウザなので)、画面右下のキャプチャボタンを押すと、整形されたHTMLがそのままAIに渡されます。

ポイントは、セッションがローカルに保存されることです。一度ログインすれば、同じサービスに対して再度ログインする必要はありません。Notionに一度ログインしておけば、その後はどんなNotionページのURLを渡してもAIがすぐに読み取れます。

なぜ既存の方法ではだめなのか?

MCPエコシステムにはすでにWeb fetchツールがありますが、その多くは単純なHTTPリクエストベースなので、ログインが必要なページは取得できません。実務で扱うドキュメントの大半は、社内Notion、Jira、Confluence、Google Docsのような認証が必要なSaaS上にあります。こうしたページをAIが直接読めないと、結局は人間が間に入ってコピー&ペーストをすることになります。

Auth Fetch MCPは、実際のブラウザを起動することでこの問題を根本から解決します。ブラウザベースなので、JavaScriptでレンダリングされるSPAも問題なく、どのような認証方式でも対応できます。

主な機能

  • ログインが必要なあらゆるWebページをAIが読める
  • SSO、2FA、CAPTCHAなど、あらゆる認証方式に対応(実際のブラウザを使用)
  • セッション保存により、サービスごとに1回だけログインすれば以後は自動認証
  • ページ内の画像やファイルも、セッションクッキーでダウンロード可能(追加ログイン不要)
  • navfooterscript などのノイズ要素を除去した整形済みHTMLを返す
  • すべてのデータはローカルのみに保存 — 外部サーバーへ送信されることはない
  • Claude Code、Cursor、WindsurfなどMCP互換クライアントで利用可能

活用例

  • 「このNotionの企画書を読んでAPI仕様を整理して」
  • 「Jiraチケットを見てバグの原因を分析して」
  • 「Confluenceにあるオンボーディング文書を要約して」
  • 「Google Docsの議事録を読んでアクションアイテムを抽出して」

URLひとつあれば、AIが自動でブラウザを開き、内容を取得し、作業を実行します。

インストール

Claude Code:

claude mcp add --scope user auth-fetch -- npx auth-fetch-mcp@latest  

Cursor / Windsurf (.mcp.json):

{  
  "mcpServers": {  
    "auth-fetch": {  
      "command": "npx",  
      "args": ["auth-fetch-mcp@latest"]  
    }  
  }  
}  

GitHub: https://github.com/ymw0407/auth-fetch-mcp

4件のコメント

 
kurthong 2026-04-07

とても素晴らしいアイデアですね! 一度使ってみようと思います

 
sinav 2026-04-07

高く評価していただき、ありがとうございます!

 
superl3 2026-04-06

opentabsとはどう違いますか?

 
sinav 2026-04-06

OpenTabsがブラウザ全体をAIに開放するプラットフォームだとすれば、auth-fetch-mcpは認証が必要なページのコンテンツをLLMにすっきり渡すことに重点を置いたツールです。

  • 設定が簡単です。Chrome拡張機能のインストールやDeveloper Modeの設定は不要で、MCP設定JSONを1行追加するだけですぐに使えます。
  • 既存のブラウザには手を加えません。別個のChromiumを起動するため、使用中のChromeセッションや環境に影響せず、拡張機能がセッションにアクセスすることを心配する方でも安心して使えます。
  • LLMに最適化されたコンテンツを返します。元のHTMLをそのまま渡すのではなく、script/style/nav/footer/cookieバナーなどのノイズを除去し、本文コンテンツだけを抽出して返します。トークンを無駄にせず、そのまま要約・分析に活用できます.