AIに毎回同じ説明をしなくて済むように作った gc-tree
(github.com/handsupmin)gc-treeは、AIコーディングエージェント向けのグローバルコンテキスト管理ツールです。
なぜ作ったのか
AIを使っていると、セッションが変わるたびに同じ説明を繰り返すことになります。
- 自分がどのようなやり方で仕事をしているか
- チームがどんな用語を使っているか
- このrepoとあのrepoがどうつながっているか
セッションが消えたりコンテキストが圧縮されたりすると、
こうした背景を毎回入れ直さなければなりませんでした。
CLAUDE.md や AGENTS.md のようなコンテキスト管理の方法はありますが、
こうしたファイルは1つのrepoを説明するには向いていても、複数のrepoを一緒に扱うには不便な点がありました。
- レポジトリ間の関係を入れにくい
- 共通の背景知識はあちこちで重複しやすい
- セッションが切れるとまた最初から説明しなければならない
私はこの繰り返し作業をなくしたいと思いました。
gc-treeは何をするのか
gc-treeは、自分の仕事のスタイル、チームのドメイン用語、共通の背景知識をrepoの外側にあるグローバルコンテキストとして保存しておき、
作業時には必要な情報だけを取り出して参照できるようにするツールです。
一度オンボーディングしておけば、次からは自分が誰で、どんなやり方で仕事をしているのかを毎回長々と説明しなくて済みます。
特にマルチrepo環境で作業するときに役立ちます。
特定のrepoに閉じず、複数のプロジェクトで共通して使う文脈を再利用できるからです。
実装で意識した点
- 毎回コンテキスト全体を読む代わりに、必要な情報だけを取り出すようにしてトークン使用量を減らしました
- 複数の業務フローはブランチのように分けて管理できます
- 関連のない文脈は自動で無視します
- すでに同僚が整理しておいたオンボーディングデータがあれば、そのまま取り込んで始めることもできます
- 既存の開発環境を大きく変えずに導入できるようにしました
まとめ
マルチrepoで作業していたり、自分だけが知っている背景知識を毎回説明するのが面倒だったりする方なら、一度試してみる価値があると思います。
使ってみてフィードバックをいただけると嬉しいです。
GitHub Link: https://github.com/handsupmin/gc-tree
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