ElizAPI – チャットボット Eliza(1966)をOpenAI compatible APIとして実装
(github.com/computerphilosopher)Elizaとは?
1966年にMITで開発された、史上初のチャットボットです。相手が提示したキーワードを使って文章を発話する方式で実装されました。このような発話方式は、患者をカウンセリングする心理療法士のやり方を模倣したものだとされています。
例えば次のようなものです。
- もし患者が「私はXが必要です」と言ったら、次のいずれかで答える。
- なぜXが必要なのですか?
- もしXがあれば本当に役に立つのでしょうか?
- 本当にXがどうしても必要だと思いますか?
- もし患者が「私はXです」と言ったら、次のいずれかで答える。
- Xだから医者に診てもらいに来たのですか?
- どれくらい長い間Xだったのですか?
- 自分がXであることについて、どんな気持ちになりますか?
(ただし英語で行う必要があります)
今のLLMとは比べものにならないほど単純な方式ですが、当時の一部のユーザーはElizaを感情のある人間のように感じたそうです。この現象は、チャットボットが機械だと分かっていても感情のある人のように接してしまう「Eliza effect」の語源にもなりました。
作った理由
OpenAI compatible APIをサポートするチャットボットは、必ずしもLLMである必要はないという点に着目しました。
このプロジェクト自体は遊び半分で作ったものですが、「LLMのように振る舞う静的チャットボット」はどこかで役に立つのではないかと思っています。
ほとんどコストが発生しない構成なので、AIに代替されて失業するまではデモサイトを維持するつもりです。
使用技術
- ElizaのJavaScript実装は既存実装を再利用(elizabot.js)
- フロントエンド実装: React 18
- 開発ツール: gemini cli, codex
- デプロイ: コスト最小化のため、APIサーバーとデモサイトの両方をCloudflare workerで提供しています。
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