Gitの変更を6人のフロントエンドレビュアーが同時に見るClaude Codeプラグイン
(github.com/huurray)git diffや単一ファイルを6つの観点(Reactパフォーマンス / コード品質 / バグ / TypeScript / アクセシビリティ / セキュリティ)で同時レビューし、synthesizerエージェントが結果を単一の優先度レポートにまとめてくれるClaude Codeプラグインです。
作った背景
PRレビューをLLMにやらせるとき、「全体的にレビューして」と1つのコンテキストに全部入れてしまうと、2つの問題があります。
- 推論の汚染: perf観点のトーンがa11y観点のトーンに影響します。
- Mode collapse: diffで最も目立つ1つの軸に回答が偏ります。
各ガイドラインは実際には「異なる質問」に答えています。perfは「速いか」、a11yは「誰にでも届くか」、securityは「データが漏れるか」、qualityは「変更しやすいか」。そのため、1人に全部やらせる代わりに、それぞれ隔離されたsub-agentコンテキストで同じ変更をレビューしたあと、結果だけを集めてマージする構造にしました。
6つの基本レビュアー(業界で検証されたガイドラインをそのまま採用)
- react-perf — Vercel React Best Practices
- quality — Toss Frontend Fundamentals(可読性/予測可能性/凝集度/結合度)
- bugs — React rules-of-hooks + ESLint/TS-ESLint 正確性ルール
- ts — Google TypeScript Style Guide + Effective TypeScript
- a11y — WCAG 2.2 + ARIA APG
- security — フロントエンドのセキュリティパターン(XSS、シークレット漏えい、安全でない保存など)
レビュアーは直接追加・置き換えできます(i18n、motion、design tokens など)。
使い方
Claude Code内で2行でインストール:
/plugin marketplace add huurray/fe-review-agents
/plugin install fe-review-agents@fe-review-agents
レビュー実行:
/fe-review-agents:diff-review # staged 変更
/fe-review-agents:diff-review branch:main # main との差分
/fe-review-agents:file-review src/App.tsx # 単一ファイルのディープダイブ
オプション:
- lang=ko|en(デフォルトはko)
- severity_min=LOW|MED|HIGH|CRITICAL(それ未満の重大度はレポートから除外)
トレードオフ
トークンは単一コンテキストと比べておおよそ6倍かかります。その代わり、推論の汚染やmode collapseなしに多観点のカバレッジを得られます。コストを抑えたいチームよりも、お金より安定性を優先するチームに向いたツールです。
インスピレーション
Tossが社内で使っていると知られるCompounding Engineeringパターン(複数のLLMが並列にPRを見る)から着想を得ました。
フィードバック/イシュー/PR歓迎です。 🙏
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