3 ポイント 投稿者 sleeplesshan 17 시간 전 | まだコメントはありません。 | WhatsAppで共有

こんにちは。最近、CodexやClaude Codeを実務で使う中で、LLMが複雑なコードを書く際に簡単に過負荷に陥ったり、過去の決定を覆してしまったりする問題を減らすために、オープンソースで開発中の拡張スキルプロトコル Dual-Brain を紹介します。

Dual-Brain は、AIに「PM / 開発者 / QA」のような役職を割り振る方式というより、問題を見る思考機能を分離する考え方に近いです。

1つのエージェントがすぐに答えを出すのではなく、右脳役の文脈尋問と左脳役の論理検証を順番に経た後、orchestrator が最終結果を合成するよう強制します。

1. 既存の単独エージェント実行における3つの失敗モード

ターミナルで LLM に複雑なアーキテクチャ設計やリファクタリングを一度に任せると、通常は次のような問題に頻繁に遭遇します。

  • 文面どおりに受け取る罠
    曖昧な要件をそのまま受け入れてしまい、見当違いのコードを自信満々にビルドします。
  • ディテールの地獄
    ミクロなコード文法やエッジケースに埋没し、より単純で優れたアーキテクチャ上の道筋を見逃します。
  • 記憶喪失ループ
    セッションが終わると以前の文脈が消え、先週すでに決めたアーキテクチャの方向性を次のセッションで再び覆してしまいます。

2. 解決策: 2つの思考機能

Dual-Brain をロードすると、メインエージェントは orchestrator の役割を担い、すぐには答えません。代わりに、決められた順序で2つの内部レビュー段階を実行します。

  • 右脳, Right Brain: 文脈 / パターン / 尋問
    ユーザーの要求事項をすぐに実装せず、まず疑います。「この要件の盲点は何か?」「過去の決定と衝突しないか?」「用語は曖昧ではないか?」を吟味します。
  • 左脳, Left Brain: 論理 / 検証 / コード
    右脳が作った問題定義を、実際のコードベース、公式ドキュメント、プロジェクトメモリと照合します。幻覚の API、古い前提、実装不可能な設計をふるい落とし、実行可能な形に磨き上げます。

最終的に orchestrator が2つの結果を合成し、コード変更、文書化、メモリ更新までつなげます。

3. 記憶の階層システム

このスキルは、プロジェクトルートの .dual-brain/MEMORY.md に長期記憶を保存します。

ただし、プロジェクトが大きくなるほど、ずっと前の決定と先週の有効な制約条件が同じ重みで混ざってしまう問題が生じ得ます。これを解決するため、memory を flat document ではなく、tiered memory として扱います。

  • Hot Memory
  • Warm Memory
  • Cold Memory
  • Archived Decisions

Hot Memory は、現在の作業に強く影響する有効な決定と制約です。

Warm Memory は、関連する作業でのみ読む有用な文脈です。

Cold Memory と Archived Decisions は、デフォルトではすべてを読まず、キーワード検索や衝突検証が必要なときだけ参照します。

refs は、単に読んだだけでは増えず、実際に質問 / 検証 / 合成 / 実装に影響を与えたときにのみ増加します。

古くなった記憶や重複した記憶は自動で圧縮し、矛盾した決定や廃棄された決定は Archived に送ります。

機密情報、トークン、キー、個人情報は保存または要約せず、削除 / 非保存の対象として扱います。

重要なのは、memory が真実の源泉ではないという点です。Dual-Brain において memory は advisory context であり、現在のコードと公式ドキュメントが stale memory より優先されます。

4. ベンチマーク

repo には、Codex 基準で single-agent 方式と Dual-Brain 方式を比較する小さな benchmark harness が含まれています。

Dual-Brain は高速な方式ではありません。むしろ前段でより多く考えさせることで、人が後から再修正して説明し直すループを減らすことを目指しています。

5. インストール

SkillsGate を使うと、Codex CLI と Claude Code 環境に skill をインストールして管理できます。

npx skillsgate add sleeplesshan/dual-brain -g  
手動インストールも可能です。  
 - Codex  
Bash  
git clone [https://github.com/sleeplesshan/dual-brain.git](https://github.com/sleeplesshan/dual-brain.git) ~/.codex/skills/dual-brain  
 - Claude Code  
Bash  
git clone [https://github.com/sleeplesshan/dual-brain.git](https://github.com/sleeplesshan/dual-brain.git) ~/.claude/skills/dual-brain  
インストール後は、いつもどおり自然言語で呼び出せます。  
  
6. どんなときに使うとよいか  
Dual-Brain は単純な修正には大げさです。変数名の変更、1行のバグ修正、明確な boilerplate には、あえて使う必要はありません。  
その代わり、次のような状況に向いています。  
- 要件が曖昧なリファクタリング  
- アーキテクチャの意思決定  
- 不慣れな API や SDK の統合  
- 過去の決定と衝突する可能性がある変更  
- hallucinated API が実際の障害につながり得る作業  
- 「自分が今、正しい質問をしているのかも分からない」と感じる作業  
  
オープンソース(MIT ライセンス)として、完全な SKILL.md と benchmark harness を公開しています。  
LLM orchestration、prompt engineering、agent memory 設計に関心のある方々のフィードバックをいただければと思います.

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