SidecarSnap - マウスを画面端に押し込むとiPadのSidecar位置を自動配置してくれるMacアプリ
(github.com/Kimsharrrk)普段、MacBookにiPadをSidecarとして接続し、デュアルモニターとしてよく活用しています。
ですが、机のスペースや状況によってiPadをMacBookの左から右へ、あるいはその逆へ移動させることが多く、そのたびに毎回[システム設定 -> ディスプレイ -> 配置]メニューに入り、マウスで画面アイコンをドラッグして動かす作業がとても面倒に感じていました。
Appleが標準機能として入れてくれてもよさそうなのに提供されておらず、もどかしさから自分でSwiftで作った超軽量のバックグラウンドユーティリティアプリです。
💡 どのように動作しますか?
- マウスカーソルを画面の左端または右端に当てて0.5秒間とどまると、ディスプレイ配置上のiPadの位置を検知し、その方向へ自動で移動させます。
- マウスを画面端へ押し込むと、ベゼル領域で弾力的に伸びる黒いしずく状のBlobグラフィックが現れ、待機時間(タイマー)を視覚的に直感的に示します。
🛠️ 技術的な特徴と実装
- API使用: 非公式な回避フレームワークやカーネル拡張を使わず、macOSの公式公開API(
NSEvent.addGlobalMonitorForEventsおよび CoreGraphics のCGConfigureDisplayOrigin)のみを使用して安全に動作します。 - プライバシーとセキュリティ: 外部通信(Analytics、サーバー送信など)は一切存在せず、Mac内部のローカル環境でのみ実行されます。
- コード署名(Code Sign): 無料のオープンソースプロジェクトのため有料のApple開発者署名がなく、初回ビルド配布時に「破損したファイル」として隔離される問題がありました。これを解決するため、Ad-hoc(一時)署名を適用して配布ファイル(
.dmg)を更新しました。ダウンロード後に実行がブロックされる場合は、[システム設定 -> プライバシーとセキュリティ -> セキュリティ]タブで[このまま開く]を押して一度だけ許可していただければ、その後は警告なく正常に動作します。
⚙️ 提供する設定
- 画面端でのマウス検知と自動配置のオン/オフ
- 遅延検知時間の調整(0.3秒 / 0.5秒 / 1.0秒)
- キーボードショートカット(
[と])による手動配置 - 上部メニューバーアイコンの無効化(非表示モード)
- ログイン時の自動実行
個人的な不便を解消するために始めた小さなトイプロジェクトですが、Sidecarの配置を変えるたびに面倒さを感じていた方にも便利に使ってもらえたらうれしいです。コードや機能に関するフィードバック、改善の提案はいつでも歓迎します!
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