sfs - 複数のAIエージェントが共有する“共有脳(shared brain)”ファイルシステム
(github.com/runbear-io)こんにちは。Claude Code や Codex のような AI エージェントを複数のデバイス/セッションで動かしていると、エージェントごとにコンテキストが別々に蓄積され、昨日あるエージェントが整理しておいた内容を今日別のデバイスのエージェントが知らない、というのがもどかしくて作りました。
中核コンセプトは「複数のエージェントが共有する脳(shared brain)」です。
複数のエージェントが同じフォルダ(例: ./shared)を共有すると、Wiki、メモリファイル、計画ドキュメント、作業アーティファクトがすべてひとつの共有脳に集まります。あるエージェントが書き残した決定事項を、別のデバイス/セッションのエージェントがそのまま読み取れ、誰がどのデバイスでいつ何を変更したのかも追跡できます。
ユースケース:
- Support agent と Engineering agent が一緒に共有する顧客課題に関するコンテキスト
- Mac mini と Macbook 間でのファイル/フォルダ変更の共有
- チームメンバーがそれぞれの agent から共通で積み上げていく社内 Wiki(company brain)
sfs はどんなフォルダでも同期ボリュームとしてマウントできます:
$ sfs mnt ./shared --remote s3://my-bucket/workspace
マウントされたフォルダ内のファイルは、単なるディスク上の実ファイルなので、すべてのエディタ/ツール/エージェントが追加の統合なしにそのまま使えます。別のデバイスで同じ remote に mount すれば、同じファイルがそのまま付いてきます。
最初は Google Drive のようなものを使えばいいのではと思ったのですが、実際にエージェントのワークスペースとして使ってみると、次のような問題がありました:
- Google Drive はディスク節約のためにローカルファイルを頻繁にオフロードするため、エージェントがファイルを読もうとするたびにクラウドから再取得しなければならないことが多い
- ストリーミングマウント方式なので、Claude がファイルをロードしている途中でブロックされることが多い
- そもそも AI エージェントのワークフロー向けに設計されたツールではない(人が GUI でクリックして使うことを前提としている)
sfs はすべてのファイルを常にローカルディスク上の実ファイルとして保持し(オフロードなし)、バックグラウンドで同期するため、エージェントは通常のファイルのように即座に読み書きできます。
主な特徴:
- クラウドストレージ連携: S3, GCS
- 変更追跡:
sfs logで、誰が/いつ/どのデバイスで/どのファイルを変更したかを確認可能。コンテンツアドレスベースの保存なので、上書き/削除したファイル内容も保持される - オフラインファースト: ネットワークがなくてもフォルダは完全に利用可能で、復旧すると自動で push
- 競合安全: 同時編集は
(lamport, time, device)の順で決定的に再生 - macOS, Linux
インストール:
brew install runbear-io/tap/sfs
まだ初期バージョンなので、フィードバック/Issue 歓迎です。ありがとうございます!
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