Agent Docs for Markdown – ローカルMarkdownをAIエージェント向けLLM WikiにするVS Code拡張
(marketplace.visualstudio.com)最近は、LLM Wiki、Knowledge as Code、Context Engineering のように、AIエージェントが使う知識を Markdown やファイル形式で管理しようとする流れが増えています。
LLM の性能が向上しても、エージェントがどの文書を先に読むべきか、どの文書が基準文書なのか、修正時にどの文書をあわせて確認すべきかが分からなければ、結果は簡単にぶれてしまいます。
私も Markdown でリサーチノート、技術文書、Wiki、レポートを管理しながら、似たような問題を経験しました。
Markdown ファイルはたくさん蓄積されているのに、AI エージェントにフォルダをそのまま開かせると、次のような問題がありました。
- 相互に関連する文書を見落とす
- 似た文書の中でどれが基準文書か判断しにくい
- 壊れたリンクや孤立した文書をそのまま使ってしまう
- ビルド成果物やエージェント設定ファイルまで一緒に検索してしまう
- 1つの文書を修正した後、関連文書の内容に不整合が生じる
そこで、ローカル Markdown フォルダを AI エージェントが理解できる LLM Wiki 形式に整理してくれる VS Code 拡張、Agent Docs for Markdown を作りました。
単に Markdown を検索したりプレビューしたりするツールではなく、文書間の関係とエージェントの作業フローをあわせて管理することを目指しています。
主な機能は次のとおりです。
- Markdown 文書とリンク関係を Source Graph としてインデックス化
- 特定の文書を中心に関連文書を広げる Focus / Hop 探索
- 壊れたリンク、孤立文書、重複生成物、検索除外候補を見つける Workspace Cleanup Audit
- Claude、Codex、Gemini、Cursor などに Markdown 専用エージェントスキルをインストール
- Markdown をスタンドアロン HTML とブログ用 HTML にエクスポート
- すべてのインデックスと文書をローカルワークスペースで管理
同梱しているスキルは、役割を2つにシンプル化しました。
-
markdown-manager
文書検索、Source Graph の探索、リンク点検、基準文書の判断、修正影響範囲の確認を行います。 -
markdown-writer
リサーチノートをレポートやブログ記事に再構成し、HTML へエクスポートする前にレンダリング結果を確認します。
たとえば、エージェントに次のように依頼できます。
「この文書を修正する前に、関連文書とあわせて確認すべき更新範囲を教えて。」
「この Markdown ワークスペースで、壊れたリンク、孤立文書、検索から除外すべきフォルダを見つけて。」
「このリサーチノートを役員向けレポートの形に再構成して、HTML レンダリングまで確認して。」
VS Code で既存の Markdown フォルダを開き、Agent Docs サイドバーで Source Graph を生成すれば、すぐに試せます。
Markdown フォルダを単なる文書保管庫ではなく、人と AI エージェントが一緒に読み、更新するローカル LLM Wiki にしたい方からのフィードバックをいただきたいです。
GitHub:
https://github.com/sungreong/agent-docs-for-markdown
まだコメントはありません。