アマゾンのドキュメント文化
(justingarrison.com)- ほとんどの会議は、静かにドキュメントを読むことから始まる
→ 会議によって異なる:6-Pager、PR/FAQ、1ページのアイデア、問題の解決策を探る説明、チャート/グラフ/箇条書きが入ったサービスレビューなど
→ ドキュメントがなければ会議もない
→ スケジューリングツールには、自動でドキュメントを作成するチェックボックスがある
→ 新しいサービス/機能のリリースなどをキャッチアップするとき、PM に聞くより先にドキュメントを探すことになる
- ドキュメントのフォーマットよりも、使われ方が興味深い
→ ミーティングの冒頭は、10分から30分ほどドキュメントを読む時間から始まる
→ 最も長い 6-Pager のような文書なら、読んで議論するのに十分な時間を取れるようにスケジューリングされる
→ 文書を多く書く会社で働いたことはあるが、たいていは誰も読まずに会議に来るか、読んでいても時間がたつと忘れてしまっていた
- 会議で最初に文書を読むことの利点
→ 会議に関するあらゆる情報が文書に入っている
→ 人々が文書を読むために別途時間を取る必要がない
→ 全員の頭の中に文書の内容が鮮明に残る
- 実際に運用して見つかった利点
→ 発表者は人前でプレゼンすることに緊張する必要がない
→ 文書は、作成者に対する偏見を取り除くのに役立つ
→ 自分の声で読むことになるため、音声コミュニケーションの障壁がなくなる(アクセント、ボーカルティック、ハンディキャップなど)
→ 会議の主要な内容を理解している間に、「画面見えてますか?」や背景ノイズ、通話切断などが起きない
→ 現在から過去に至るまで膨大な文書がある。EKS/Lambda の PR/FAQ も確認できる
→ 会議の外で文書情報を維持する必要がない。会議中にフィードバックと議論が行われ、コメントには非同期で応答できる。さらに議論が必要なら文書を修正し、新しい会議を予約して再び読んで議論する
→ 会議時間が少し重なっている場合でも、文書が早めに共有されていれば先に読んで、会議に 10〜20 分遅れて参加しても問題ない
→ 自宅で文書を読むのは、10〜20 分間運動するよい方法でもある
- ドキュメントベースのミーティングには制約もある
→ 文章を書くのが得意でないと、アイデアを伝えるうえで不利に働く(アマゾンには文書作成に関する多くの教育があるが、それでも難しい)
→ 文書がなければ会議もない
→ 文書は公平な競争の場を作れる一方で、参入障壁にもなる。小さなアイデア/機能/イテレーションであっても、まず文書が必要になる。
→ 豊富な文書があることで把握の助けにはなるが、サービスの系譜を追うのがかえって混乱することもある
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アマゾンは、このドキュメントベースのプロセスのおかげで非常に優れたリモートワーク企業になり得る。複数のタイムゾーンにいる従業員へ同じコンテキストを提供できる。会議での議論は素早いフィードバックループを可能にするが、メモや質問が記録されなければ、非同期参加の可能性は制限される
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アマゾンは多くのツールを使っているため、文書を探すのが難しいことがある。Command E のようなツールが役立つ。
4件のコメント
どのような文書なのか、サンプルがあるとよさそうですね
とても共感できる内容ですね
特に
本当に素晴らしいアプローチ!! まとめてくださってありがとうございます!!!
「アマゾンは社内会議でパワーポイントを禁止し、その代わりに会議の主催者はよく整理された数ページの説明文を作成して、これをすべての会議参加者に配布します。そして全員が読み終えるまで会議を始めないようにしました。
この文章は、数ある会議の進め方の中でなぜ文章を書くべきなのか、そしてなぜパワーポイントや技術者たちがぐるりと座って話すやり方がうまくいかないのかを説明しています」