2021年のデータベース総括
(ottertune.com)- PostgreSQLの台頭
→ 開発者たちの通念が変わった
→ 新しいアプリ開発時にPostgreSQLが第一の選択肢になった
→ PostgreSQLとの互換性は多くのシステムにとって重要な機能になった
⇨ SQL文法互換のDuckDB
⇨ Wire Protocol互換のQuestDB、Hyper
⇨ フロントエンド全体互換のAmazon Aurora、YugaByte、Yellowbrick
⇨ 大手プレイヤーも参戦 : GoogleもCloud SpannerにPostgreSQL互換性を追加し、AmazonはBabelfishでSQL ServerクエリをAuroraに適用可能な形に変換
→ オンラインコミュニティでPostgreSQLへの言及頻度が最も高い
- ベンチマーク戦争
→ Databricks vs. Snowflake
⇨ Databricksが新しいPhotol SQLエンジンで100TB TPC-DSの世界記録を樹立したと発表
⇨ Snowflakeは自分たちのほうが2倍速く、DatabricksがSnowflakeを誤って実行したと反論
⇨ Databricksは自社のSQLエンジンのほうがSnowflakeより優れた性能と価格を提供すると再反論
→ Rockset vs. Apache Druid vs. ClickHouse
⇨ ClickHouseはDruid/Rocksetと比べてコスト効率が高いと主張。ただし極端に速いわけではない
⇨ Implyは最良構成のDruidテストでは自分たちが勝つと反論
⇨ Rocksetは他の2製品よりリアルタイム分析性能が優れているとしてここに参戦
→ ClickHouse vs. TimescaleDB
⇨ それぞれがベンチマークを発表して争いを開始。HNで議論が白熱
- ビッグデータ、ビッグマネー
→ 運用データベース分野
⇨ CockroachDBは年初の$160mラウンドに続き、12月にはさらに$278mを調達
⇨ Yugabyteは$188mのシリーズCを実施
⇨ PlanetScaleはVitessで$20mのシリーズB
⇨ DataStaxもCassandraビジネスのために$37.6mを調達
→ 分析データベースはさらに過熱
⇨ TileDBは2021年9月に非公開額の資金調達を実施
⇨ Vectorized.ioはKafka互換ストリーミングプラットフォームのために$15mを調達
⇨ StarTreeはステルスモードを脱し、Apache Pinotを商用化するために$24mを調達
⇨ MaterializeはシリーズCで$60m
⇨ Imply(Apache Druid)は$70m
⇨ SingleStoreは$80mを調達し、IPOへさらに一歩前進
⇨ Starburst Data(Trino/PrestoSQL)は$100m
⇨ FireboltはClickHouseをフォークしたクラウドデータウェアハウス企業として、初期投資で$127mを調達
⇨ ClickHouseは会社設立と同時に$250mを調達
⇨ 最大の資金調達はDatabricksで、2021年8月に$1.6bを調達
- 追悼
→ ServiceNowがSwarm64を買収
⇨ PostgreSQL拡張を利用したソフトウェアアクセラレータ
⇨ 買収後も製品が継続するかについてServiceNowからの言及はない
→ Splice Machineが破産
⇨ Hybrid (HTAP) DBMS : HBase + Spark SQL
⇨ 特化型のOLTP/OLAPが市場を支配しており、市場参入に失敗
→ プライベートエクイティがClouderaを買収
⇨ 2010年代半ば以降、世界がMapReduceおよびHadoopから離れるにつれて勢いを失った
⇨ ImpalaとKuduの元エンジニアリングメンバーの多くは会社を去ったが、プロジェクトはまだ開発中
⇨ 株価は2018年からIPO価格を下回っている
⇨ 新たな投資家たちが会社を立て直せるかは今後次第..
- 忍耐の証し
→ 2015年に世界5位の富豪だったOracleのラリー・エリソンは、2018年には10位まで落ちた
→ 2021年12月にはGoogleのラリー・ペイジ/セルゲイ・ブリンを抜いて再び5位に返り咲いた
→ 予想を上回る好決算発表により、Oracleの株価は過去20年で2番目に高い上昇率を記録
→ Oracleのクラウド転換が効果を発揮しているとのこと
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