LibreOffice 7.3 Community版をリリース - 相互互換性が向上
(blog.documentfoundation.org)LibreOffice 7.3 Community版をリリース - 相互互換性が向上しました。
LibreOffice 7.3 Community is better than ever at interoperability
LibreOffice 7.3 Community版が2022年2月2日にリリースされました。
ソースコードのコミットの大半は、Microsoftの独自ファイル形式との相互運用性(interoperability、相互互換性とも訳せます)に焦点を当てているだけでなく、
MS Officeから簡単に移行できるよう、移行するユーザー向けの新機能も搭載されています。
相互互換性(相互運用性、interoperability)の向上には3種類あります。
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テーブルの変更内容や文字列の移動時の変更履歴追跡のような新機能の開発により、Microsoft Office文書との相互互換性に良い影響を与えます。
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パフォーマンス向上
大容量のdocx、xlsx、xlsmファイルを開く際や、複雑な複数の文書のレンダリング速度が向上しました。LibreOffice 7.1で導入されたSkiaバックエンド使用時のレンダリング速度も改善されています。
- インポート/エクスポートフィルターの改善
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DOC(リスト/番号付けのインポートが大幅に改善)
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DOCX(リスト/番号付けのインポートが大幅に改善、図形に付属したハイパーリンクのインポート/エクスポートに対応、編集権限のバグ修正、段落スタイル変更の追跡)
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XLSX(Office XLSXファイルで行の高さを縮小、保存のたびにセルのインデントが増加しないよう改善、編集権限のバグ修正、XLSXチャート対応の改善)
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PPTX(画像オブジェクトのインタラクションとハイパーリンクを修正、スライドのフッターの誤ったインポート/エクスポートを修正、画像と図形のハイパーリンクを修正、表の透明な影をサポート)
詳細は以下のリンクを参照してください。
https://blog.documentfoundation.org/blog/2022/…
LibreOfficeはODF(OpenDocument Format)をネイティブでサポートすることを出発点としており、セキュリティと堅牢性(robustness)で独自フォーマットを上回り、DOCX、XLSX、PPTXファイルに対して優れたサポートを提供することで、オフィススイート市場で高水準の互換性を実現しています。
また、LibreOfficeは多くのレガシー文書フォーマット向けフィルターも提供しており、ユーザーに所有権と制御権を取り戻させます。
Microsoftファイルは依然として、2008年のISO承認標準ではもはや使われていない独自形式を基盤としており、ISO承認済み標準ではありません。そのため、多くの人工的な複雑さを内包しています。これにより、真のオープン標準フォーマット(OpenDocument Format)を標準とするLibreOfficeでファイルを扱う際に問題が発生します。
LibreOfficeのダウンロードリンクは以下の通りです。
https://www.libreoffice.org/download
LibreOffice 7.3 Community版の新機能に関する動画リンクは以下の通りです。
https://www.youtube.com/watch?v=Raw0LIxyoRU
追記: TDFで活動する韓国人アクティビストおよび翻訳者の意見として、韓国語ワープロHWPもMicrosoftのファイル形式と同様に、多くの人工的な複雑さを隠していると考えています。
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