TextSynth - 無料のGPT-NeoX-20Bプレイグラウンド
(textsynth.com)- FFMpeg、QEMUを作ったFabrice Bellardのgpt2tc(GPT-2)を使って作られたSaaS
- GPT-J 6B / Boris(フランス語)、GPT-NeoX 20B、Fairseq GPT 13B などのモデルが利用可能
- 無料プランは30分ごとに30リクエスト、1リクエストあたり最大200トークン
- 有料プランはモデルごとに入力/生成トークン単位で課金
- GPT-NeoX 20B : 入力トークンあたり$0.0000014、生成トークンあたり$0.000035
1件のコメント
HN でも「Bellard が SaaS を始めたのか!」と驚かれているようですね。
(提供されているモデルの実用性は GPT-3 などと比べると、それほど印象的ではないようですが……)
https://news.ycombinator.com/item?id=31175291
この開発者の Fabrice Bellard は本当にとんでもない人物で、
以前に QuickJS Javascript Engine - 小さくて高速、組み込み可能な JavaScript エンジン の記事に付けた紹介をコピーしてみます。
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Fabrice Bellard はまさに怪物級の開発者。
1989年に LZEXE を開発
1996年に Harissa - Java Virtual Machine 兼 Java から C コードへのコンパイラ
1997年に、2進表記における円周率 (π) の特定桁の値を求める公式を発表。
-> 先頭の桁をまったく計算せずに求める方法。1兆番目の桁は "1"
https://en.wikipedia.org/wiki/Bellard%27s_formula
1998年に TinyGL を発表 - 小さく組み込み可能な OpenGL 実装
2000年に FFMpeg を発表。現在私たちが見ているほとんどの動画プレイヤーで使われている。
2000年に、最大の素数を見つける 448バイトの C コードで IOCCC に優勝。この素数は 2016年まで発見された中で最大の素数だった。
2001年に Tiny C Compiler を発表 - 超軽量 C コンパイラ
2002年に QEmacs を発表 - 超軽量 Emacs クローン。HTML/XML/CSS2 の WYSIWYG レンダリングと編集が可能(独自のブラウザエンジン内蔵)
2003年に QEMU を発表 - ハードウェア仮想化機能を備えた CPU エミュレータ
2004年に TinyCC Boot Loader を発表 - Linux カーネルを直接コンパイルして起動できるブートローダ
2005年に DVB-T シグナル生成器を発表 : 高価な送信機の代わりにデスクトップでデジタルテレビの送信が可能。これはソースコード非公開
2009年に π の小数点以下 2兆7000億桁まで計算して世界新記録を樹立。自分のデスクトップで 131日間計算したとのこと。
-> 巨大な数そのものへの関心というより、純粋にコンピュータプログラミングの挑戦のためだったとか。
2011年に JSLinux を発表。Web ブラウザ上で動作する Linux を公開。
そのほかにも、JPG より圧縮率の高い HEVC ベースの画像フォーマット BPG(JavaScript デコーダを提供しているので、どのブラウザでも利用可能)
4G LTE/5G NR ベースステーションを PC ベースで安価に実装し、これは自身の会社 Amarisoft を通じて製品化
何をやっても、これがどうして一人の人間の仕事なのかと驚かされる人物です。