Launch HN: Diversion (YC S22) – クラウドネイティブなGit代替
(news.ycombinator.com)-
新しいバージョン管理システム、Diversionの紹介
- SashaとEgalは、モダンなクラウドベースのバージョン管理システムであるDiversionを開発中。
- 最初のユーザーはゲーム開発者で、Diversionのシンプルさと拡張性を気に入っている。
- 短いデモはこちら: デモリンク
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Gitの限界と新しいVCSの必要性
- Gitはソフトウェア開発を大きく前進させたが、2005年当時の環境(遅いネットワーク、小規模なプロジェクト、クラウド未使用)に合わせて設計されており、今日では誰にとっても完璧なツールではない。
- Gitの最大の欠点は、リポジトリおよびファイルサイズ、同時ユーザー数に対する拡張性が限られていること。
- そのためGoogleやMetaは独自のバージョン管理システムを構築しており、ゲーム開発、半導体、金融サービスなどの大企業が今なおSVNやPerforceのようなレガシーツールを使っている理由でもある。
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Gitの複雑さの解消とモダンな機能の統合
- Gitの複雑さによって生じる問題を解決しようとしている。
- Gitの優れたブランチングとマージ機能は、モダンなソフトウェア開発手法に大きく貢献してきた。
- 使いやすく、高速で、スケーラブルなバージョン管理システムを作れるのか、Gitのブランチング機能を維持しながら何を改善できるのかを模索している。
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Diversionの特徴とユーザー体験
- Diversionは分散ストレージとデータベースの上に構築され、REST API経由でアクセスでき、サーバーレスのクラウドインフラ上で動作する。
- すべてのリポジトリ操作はAPI呼び出しによって行われる(コミット、ブランチ、マージなど)。
- デスクトップクライアントは、作業中のあらゆる内容をリアルタイムでクラウドと同期する(コミット前でも)。
- ユーザーは対話型CLI、Web UI、IDEプラグイン(現在はJetBrainsに対応、今後さらに追加予定)を通じてDiversionを利用できる。
- Web UIを通じて、デスクトップクライアントをインストールしなくても基本的な作業を行える。
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Gitとの互換性とオープンソース化の計画
- DiversionはGitと互換性があり、既存のGitリポジトリと同期できる(新しいDiversionのコミットはGitに反映され、その逆も同様)。
- コードベースが成熟し、Webサイト上にオープンソースのリポジトリディレクトリを実装したら、オープンソースとして公開する計画(DiversionのコードはDiversionで管理されている)。
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オープンベータと無料利用
- Diversionはオープンベータ段階にあり、こちらから試せる: Diversionウェブサイト (Get Startedをクリック)。
- 完全なセルフサービスで、小規模チームには無料。
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開発中の機能とフィードバックの募集
- バージョン管理システムの構築は難しく、Diversionにはまだ長い道のりがある。
- 現在は速度向上、CI統合、IDEおよびゲームエンジンプラグインの開発、そのほかのユーザビリティ改善に注力している。
- これまでの進捗についての意見やフィードバックを求めている。
GN⁺の見解
- Diversionは、Gitの拡張性の問題と複雑さを解決しようとする、モダンなクラウドベースのバージョン管理システムである点が重要。
- リアルタイムコラボレーション、APIベースの操作処理、Gitとの互換性などは、開発者にとって魅力的な機能になりうる。
- オープンベータと無料提供により、多くの開発者が新しいツールを試せる良い機会が生まれ、Diversionの迅速な成長と改善にも役立つだろう。
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