- Apple Watch Series 5以降のモデルには磁力計が搭載されており、周囲の電流による磁場を検知できる
- つまり、時計の周囲に巻いたコイルのまわりを流れる電流の磁場を検知し、電流計として使うことが可能
- N回巻いた直径Dの円形コイルは、B = u0.I/D の磁場を生成する(u0は 4.π.10^-7 と定義される)
- Apple Watch 5の直径は約48mmなので、1Aの電流が5回巻きのコイルに流れると約131uT(1.3ガウス)の磁場を生成する
- 磁力計はコイル中心には位置していないため、実際の感度はやや低い。100uT/Aは妥当な近似値
- キャリブレーションやゼロ点調整機能、アンペア単位表示などを行うアプリの開発は可能だが、生の磁力計データを表示できるアプリであればほぼ何でも使える
- ここでは無料アプリ「Sensor-App」で生の磁力計データを確認可能
- 磁力計は応答速度が遅いためAC電流は検知できず、DC電流のみ測定可能
- 5回巻きのコイルで約10mA(Z方向 1uT)の電流変化を識別可能
- 地球磁場は約60uTで、5回巻きのコイルに1Aが流れるとZ軸方向に約100uTの磁場が追加で発生する
- ノイズはあるが、10mA(1uT)の変化も識別可能
1件のコメント
おお、Apple Watchの電流計、すごく不思議ですね