学び方を学ぶ(Learning to Learn)
(kevin.the.li)- 過去3年間で300件以上の面接を行い、平均して3〜4日ごとに新しい人材と会ってスタートアップ適性を評価してきた
- 面接を締めくくる際には、優れた候補者が輝けるようなオープンエンドの質問を好んでいる
- 最も気に入っていた質問は Peter Thiel スタイルのもの: "あなたが学んだことの中で、他の人はあまり知らず、あなただけに優位性を与えてくれるものは何ですか?"
- 最も印象的だった答えの1つは、"新しいことを始めるときに最も重要なのは、何を学ぶべきかを知ること"
- 最適な学習フローを説明し、次のような段階で構成される:
- 基礎知識(Foundational Knowledge)が何かを素早く把握する
- 専門家になるためのパーソナライズされたカリキュラムを構築し、'エキスパート・ビギナー(Expert Beginner)'になる罠を回避する
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技術レベルが急速に上がり、自分を専門家だと誤認した結果、これ以上の成長は不要だと判断して学習を止めてしまう。限られた経験を繰り返すだけで、真の成長を遂げられない
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- 初期の記憶形成のために、最初の15〜20時間は集中的に学習し、その後はより規則的な速度(pace)へとペースを落とす
- 1番と2番は一般的な構造化学習アプローチである一方、3番は『間隔反復学習(Spaced repetition)』に対する新しい解釈
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心理学における間隔効果を活用するために、過去に学習した資料の復習間隔を徐々に伸ばしていく学習技法
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- ほとんどの人が、学習に対する考え方を何十年も更新していないという点は驚くべき発見
- (少し立ち止まって、自分の学習に関するメンタルモデルを最後に更新したのがいつだったか考えてみてください。)
- 学習法そのものを学ぶことは、非常に高いレバレッジを持つ
- 25%の効率で40時間学ぶことは、80%の効率で12.5時間学ぶのと同じ
- 生産的に正直になることは、自分のためにできる最も効果的で思いやりのあることの1つ
GN⁺の意見
- 学習方法論に関する研究は、神経科学と認知心理学の発展によって継続的に進化しており、特にAI時代にはさらに重要になると見込まれる
- 『エキスパート・ビギナー』の罠は、特にIT業界でよく起こる現象であり、継続的に学び、深さを増していくことが重要
- 学習方法の改善は自己成長に大きな影響を与えうる。特に急速に変化する技術環境では、より効果的な学習方法を見つけることが不可欠
- 記事で提示された学習フローは、開発者のような知識労働者にとって非常に有用になりうる。基礎知識を素早く把握し、集中的な初期学習によって記憶を強化するやり方は、新しい言語やフレームワークを学ぶ際にとても役立つはず
- 『生産的に正直である』ことが重要だという点は、自分に厳しくしつつも現実的な目標を立て、継続して挑戦すべきことを思い出させてくれる。
5件のコメント
日本でも、学習法に関する自己啓発書の大ブームが吹き荒れたことがありましたよね..
まあ、結局のところ結果はケースバイケースという結論でしたが..
『ウルトララーニング』という本はなかなか良いです。
ごく初期の学習法がひどくない限り、学習法を変えるだけで効率が25%から80%に上がるようなことは一般的ではないように思います。測定も難しいですし、学習方法は何を学ぶかによって大きく変わり得ます。
学習間隔を反復することは、間隔を空けて学習することで生じる効果というより、継続して学習し、一定の学習時間を継続的に割り当てることで学習量そのものが増えた結果の効果である可能性があります。ほとんどの学習では、今の仕事を進めながら追加の学習時間を確保することが難しいポイントですから。
そうですね。学習法を意識するだけでも効果があったのかもしれませんね
Hacker Newsの意見