公共ラジオチャンネルで発見された隠れたFM-RDS信号 (2013) [動画]
(media.ccc.de)- 30C3の36分講演 My journey into FM-RDS は、ありふれた公共ラジオチャンネルで目に見えなかった信号を見つけ、その意味を追跡していく映像
- 探究の過程では ハードウェアハッキング とリバースエンジニアリング、少しの暗号解析を組み合わせて信号の正体に迫る
- 中心テーマはFMラジオの RDS に隠された付加信号を発見し、解釈していく個人的な調査の過程
- 映像は英語で提供され、MP4、WebMのダウンロードと英語字幕、MP3・Opusの音声ファイルを利用できる
- 日常的に開かれているラジオ放送にも、別途分析なしには理解しにくい 付加データ が載せられることを示している
FM-RDS信号を追跡する過程
- My journey into FM-RDS は、公共ラジオチャンネルで発見した隠れた信号の意味を探っていく講演
- 中心となる題材はFMラジオの RDS であり、信号の解析には複数のアプローチが併用される
- ハードウェアハッキング
- リバースエンジニアリング
- 少しの暗号解析
動画情報
- 30C3 のイベント映像として提供されている
- 長さは 36分 で、映像言語は英語
- 再生およびダウンロード形式が複数用意されている
字幕と音声ファイル
- 英語字幕ファイルをダウンロードできる
- 音声専用形式も提供されている
1件のコメント
Hacker News のコメント
本当に新鮮な発表だった。発表者がスペクトラムアナライザで FM チャンネルをモニタリングしていて、FM ラジオチャンネルの横に現れた奇妙な信号が気になった、という流れがよかった。
発表は、**RDS(Radio Data System)**標準を理解し、サウンドカードで信号をデコードし、そのストリーム内のバス関連情報が弱く暗号化されていることを発見して、最後まで追跡する内容。こういう人が存在していてうれしいし、自分もこんなふうに怖いもの知らずで知識豊富な人になりたくなる。
そうしているうちに知識がものすごく蓄積される。
発表者のウェブサイト https://www.windytan.com で、比較的最近 RDS デコーダーツール https://github.com/windytan/redsea を公開しているのを見つけた。動画が 2013 年のものだと考えると、かなり後の作業。
USB RTL-SDR 受信機 https://www.rtl-sdr.com/about-rtl-sdr や、さまざまな形式の事前録音ファイルで動作するようだ。
スマートフォンに、まだ FM RDS を受信してデコードできるアプリとハードウェアが残っているのか気になる。以前は一部の携帯電話チップに FM ラジオ受信機が入っていたけれど、有線イヤホンをアンテナとして使うために挿さなければならない、といった制約があったと記憶している。
USB SDR なら可能だろうけど、スマホの中に今も潜在機能として残っているならかなり面白そう。Play Store を検索してみたが、ストリーミングラジオアプリと SDR アプリが多すぎて見つけにくかった。
https://www.gsmarena.com/results.php3?chkFMradio=selected では 7010 モデルが出てくる。
追記: ああ、具体的に RDS のことを言っているなら確かではない。たった今初めてスマホの「Radio」アプリを開いてみた。受信するにはイヤホンを挿す必要があったが、とても基本的なアプリ画面のどこにも RDS 情報が表示されそうな場所は見当たらなかった。
RDS でずっと気になっていることが一つある。放送局がリスナーを集めようとして**交通情報アラート(TA)**機能を悪用するのは、どうやって防いでいるのだろう?
それに FM 放送は無法地帯ではなく、政府の規制を受けている。悪用すれば何らかの形で罰せられる可能性が高いが、確認のために法文まで読むつもりはない :P
昔は海賊ラジオ局が短い広告片を流してリスナーを集めようと TA を使うことは珍しくなかった。
2013 年の発表だったって? この発表を直接見たけれど、そんなに昔だったとは信じられない。
Empire State 近くのアンテナ周辺で、5.105GHz に NYC の WCBS が入った。結局原因は突き止められず、そこのエンジニアたちもなぜなのか分からないと言っていた。
発表に含まれていた内容かは分からないが、発表者が SoundCloud に上げている RDS ストリームのデモはかなりすごい。
https://soundcloud.com/windytan-1/rds-mixdown
人々がこういうふうに掘り進めるラビットホールが好きだし、その結果を共有してくれるとなおいい。本当に見ていて面白かった。
これを見て、ノイズの多い媒体の中に配布するステガノグラフィ・コンテンツを、どうすれば安定かつ安全にエンコードできるのか気になった。
より高度な手法としては、GPS や一部の移動通信の変調方式で使われる符号分割多元接続(CDMA)がある。1 つの無線搬送波周波数上に複数の送信者を置くことができ、受信機はその送信者の「コード」を知っていれば、どの送信者を聞くか選べる。また時分割多元接続(TDMA)**もあり、送信者たちが割り当てられたタイムスロットを交互に使ってコンテンツを送る。