New Relicが公開した2020年3月のJVM環境レポート、依然としてJava 8が84%以上を占有
(blog.newrelic.com)2020年3月13日、New Relicでモニタリングサービスを利用中の数千万のVM環境を分析し、ブログで公開
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依然としてJava 8が84.48%を占めている。次いでJava 11が11.11%
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Oracle以外のベンダーの台頭
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Oracle 74.78%
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AdoptOpenJDK 7.06%
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2020年3月13日、New Relicでモニタリングサービスを利用中の数千万のVM環境を分析し、ブログで公開
依然としてJava 8が84.48%を占めている。次いでJava 11が11.11%
Oracle以外のベンダーの台頭
Oracle 74.78%
AdoptOpenJDK 7.06%
2件のコメント
原文を見ると、ほかにも興味深い内容が多くあります。私見を述べると次のとおりです。
多くの現場で、惰性でいまだに新規開発ですら現在のLTSであるJava 11ではなく、Java 8をそのまま使っているのではないかと思います。次のLTSであるJava 17が登場したあとでも、Java 8のシェアが過半数を超えるのか気になります。
AdoptOpenJDKのシェアが2番目に高いのは、やはりライセンス関連の問題が最も大きいのではないでしょうか。
いまだにCMSがガベージコレクタとして広く使われていますが、私が https://ja.news.hada.io/topic?id=1762 に投稿したように、CMSはもうなくなっていくものです。
原文でも指摘されていますが、最小ヒープサイズと最大ヒープサイズを同じ値に固定する設定は、今ではむしろよくありませんが、それでも依然として広く使われています。しかもインターネットで検索すると、このような設定が推奨されているという誤った情報が今でもよく見られます。
メモリに関連する誤った設定フラグもかなり一般的なようです。特に、古いバージョンの設定を無批判にそのまま流用しているケースも多いようです。ガベージコレクタが変わればメモリオプションの設定も変えなければならない、という点を意識しないとこうなります。よく分からないなら、中途半端にオプションをいじるより、むしろデフォルト値のままにしておくほうが賢明だと思います。
結局、OracleはJava 8に対する追加の有償技術サポートの期限を2030年12月まで延長しました。もともとJava 8は2025年3月に技術サポートが完全終了する予定でした。なお、Java 8の公開アップデートは今年(2020年)末までは保証されていますが、今から新規開発を始めるのであれば、最新のLTSであるJava 11を使うのが賢明でしょう。
http://www.ciokorea.com/news/147070
https://www.oracle.com/java/technologies/java-se-support-roadmap.html