- Redisの創始者であるAntirez(本名 Salvatore Sanfilippo)は、約1620日前(約4.44年)にRedisプロジェクトを去った
- 去った後はRedisのコードやコミットメッセージをまったく見ず、必要なときにソースコードをダウンロードしてコンパイルするだけだった
- 過去の仕事に愛着がなかったわけではない。プロジェクト管理業務の増加で創造的な作業は減っていたが、Redisの作業は今でも楽しかった
- プロジェクトを去った理由は、家族ともっと時間を過ごし、新しい挑戦をしたかったからだ
コーディングへの復帰
- 執筆活動の中で、コーディングは休息の一形態だった
- 組み込みプロジェクト、ニューラルネットワーク、Telegramボット制作など、さまざまな実験を進めた
- 時間が経つにつれて、技術の世界に再び関わりたいという強い欲求を感じ、Redisコミュニティが分裂していくのを目撃した
- Redisエコシステムでコミュニティと会社の橋渡しをする「伝道者」としての再参加を検討した
ニューヨークでの時間と復帰提案
- 娘のニューヨーク訪問の願いをきっかけに、Redis Labsの新しいCEOであるRowan Trollopeと連絡を取った
- Redisエコシステムとコードベースの方向性を調整する役割を提案し、合意に達した
ライセンス転換に対する見解
- Redisのライセンス変更は本人の決定ではなかったが、それを理解している
- 新しいSSPLライセンスは、SaaSの形でRedisを販売する場合にのみ制限を設けており、大半のユースケースでは従来のBSDライセンスと似た自由を提供する
- ライセンス転換がコミュニティとの亀裂の主な原因ではないと主張した
- むしろこの変化によって、Redisの中核開発に再び焦点が当てられることを期待している
Redisの新しいデータ構造とAI支援
- Redisにベクトルインデクシング機能を追加する構想を進めており、これに関連する新しいデータ構造を設計している
- 新しいデータ構造は、既存のsorted setsの概念を拡張し、多次元スコア(埋め込み)に基づくK-NNマッチングをサポートする
- Redisの「開発者のためのレゴ」という哲学を受け継ぎ、開発者が自ら何かを創り出せるよう後押しする
Redisコミュニティとの協力
- Redisコミュニティの貢献に感謝を示し、今後も新しいアイデアや機能を共有していく計画だ
- BlueSkyで活動しながら、Redisに関する進展を共有していく予定だ
結論
- AntirezはRedisプロジェクトに再び参加し、コミュニティとともに新たな旅を続けていく。Redisの将来の発展に向け、コミュニティと会社の協力を強化したい考えだ
2件のコメント
おお…Redis(会社)の大きな一手が出ましたね
Hacker Newsの意見
Redisのライセンス変更への不満は、2つの理由に由来する
執筆とコーディングの経験について共有している
コミュニティの分裂はライセンスが原因ではないという意見に疑問を呈している
Redisのライセンス変更に失望しており、代替としてvalkeyを検討している
「ライセンス変更」によって、オープンソースソフトウェアを公開するチームが疑いの目で見られるようになった
Salvatoreの復帰を歓迎し、新しいベクタープリミティブを作ることが彼の強みだと考えている
Salvatoreの文章で2つの点が印象的だった
Claudeが他のツールより優れているという意見に疑問を持っている
娘とのニューヨーク旅行の話が感動的だった
ベクターセットの設計はシンプルでエレガントであり、RedisのAPI設計を思い起こさせる