40 ポイント 投稿者 baeba 2025-06-02 | 1件のコメント | WhatsAppで共有

Foreword

  • 助言や成功談を伝えることが目的ではなく、この本は率直な体験談の集まりである。
  • 読者には読んで終わりにせず、自分で何かを実際にやってみてほしいという意図がある。
  • 自分自身の変化、矛盾、個人的な話まで正直に扱っている。

Introduction

  • この話は成功神話ではなく、実際に経験した挫折や試行錯誤を収めている。
  • 2年間、月500ドルの収益を目標にしていたが、失敗と成功を繰り返し経験した。
  • さまざまな人々や非倫理的な顧客に出会う中で、自分の倫理観や価値観も見つめ直した。

Year 0: The Spark

  • 夏、父の家で退屈を紛らわすためにコーディングを学び始める。
  • アメリカから戻った近所の人に会い、スタートアップ・エコシステムの話を直接聞いて大きな刺激を受けた。
  • 「行動しながら学ぶ」という助言が人生の方向を変え、スタートアップの夢を持つようになる。

The next Facebook

  • 大学時代、「次のFacebook」だと信じてモバイルアプリを2年間ひそかに開発した。
  • アイデアの公開を恐れ、マーケティングは最後の最後まで試さなかった。
  • 実際には数週間でサービスは終わったが、スタートアップ・アクセラレーターに参加する経験は得られた。

Going indie

  • アクセラレーターでは皆が投資の話ばかりしており、実際の収益には関心がないと感じた。
  • 投資中心のゲームではなく、自力で回る収益モデルを追求する「インディーハッカー」の世界にのめり込む。
  • 「インディー」なやり方で複数のアイデアに挑戦することを決意した。

Year 1: Shotgun Strategy

  • 最初の年は、さまざまな製品を素早く作って世に出す「ショットガン」戦略を選んだ。
  • まず市場に投げ込み、反応があれば集中し、なければすぐ次のアイデアに移った。
  • 実行、反復、撤退を通じて、市場と自分の強み・弱みを把握していった。

MMAmatchups

  • MMAファン向けのマッチアップ推薦サイトを2週間で開発し宣伝したが失敗した。
  • 少数の訪問者と登録者はいたものの、実質的な成長の原動力が不足していた。
  • すぐに見切りをつけ、別のアイデアへ移った。

February 2018 | MultiNewTab

  • 自分が使いたかった Chrome 拡張機能を急いで作って公開した。
  • 製品は予想外に100人以上にインストールされ、小さな成功体験を味わった。
  • 自分が作ったソフトウェアが実際に世の中で動くことに大きなモチベーションを得た。

March 2018 | TalentShare

  • 自分が経験した「惜しくも落ちた応募者を共有する」という発想で採用プラットフォームを開発した。
  • 実際には誰も応募者リストを共有しようとせず、登録者ゼロで終了した。
  • 創業初期に B2B 市場へ参入する難しさを痛感した。

Finding & quitting a remote job

  • 知人の紹介でリモートの WordPress 開発者の仕事を1か月間したが、合わずにすぐ辞めた。
  • 不合理な環境、不安定な給与、将来性のない業務に失望した。
  • 自分の目標は、自ら何かを作って収益を得ることだとはっきり悟った。

April 2018 | RemoteJuniorClub

  • ジュニア開発者向けのリモート求職コミュニティを開発し、小規模なユーザーは集まったがすぐ停滞した。
  • オンラインコミュニティ運営は自分に向いていないと気づき、すぐにやめた。
  • 再び本質に集中することを決めた。

My first successful launches

  • 上半期に作った4つの製品のうち、コミュニティではなく個人向けツールだけが良い反応を得た。
  • ユーザー数が少なくても価値を提供できる製品が重要だと気づいた。
  • 経験をもとに「個人価値型製品」に集中することを決めた。

May 2018 | GitGardener

  • シンプルな自動コミットプログラムを作って公開したところ、大きな反響を呼んだ。
  • 期待していなかった製品のほうがむしろ最も人気を集め、Twitter のフォロワーも増えた。
  • 「期待値を下げて公開の場で素早く作ってみる」戦略の力を実感した。

May 2018 | MakerFeed

  • もう1つのシンプルな Twitter ベースのサイトを作り、製品として初めて「Product Hunt 1位」を達成した。
  • ユーザー数や収益化の可能性は大きくなかったが、コミュニティ内での認知度は高まった。
  • この時点では収益化をあまり気にしていなかった。

Making my first dollar

  • GitGardener にプレミアム機能(有料のプライベートリポジトリ対応)を追加し、初めて $50 の収益を記録した。
  • 期待せずに始めた有料化が Twitter で良い反応を得た。
  • 少額でも自分のプロジェクトでお金が稼げることに大きな達成感を覚えた。

Starting to believe

  • 5月の1か月でプロジェクト収益が $50 に達し、リモートワークの経験も得た。
  • 「期待を低くする、素早く実験する、公開しながら開発する」というやり方が自分に合っているという確信が生まれた。
  • 目標に向けた希望が見え、さらに速いペースで複数のアイデアを試す決意をした。

June and July 2018 | Telemonetize

  • Telegram チャンネルの購読と決済を自動化する複雑なサービスを開発し、宣伝には成功したが利用者はいなかった。
  • 技術的完成度とは裏腹に、市場需要とユーザー獲得に失敗した。
  • 無理に製品を作り込みすぎるのは非効率だと気づいた。

Getting praise by my peers

  • インディーハッカーのコミュニティで認められ、自分が成長していることを実感した。
  • 業界のメンターに称賛され、ネットワークも広がった。
  • 自分のやり方に少しずつ確信を持ち始めた。

Focusing on GitGardener and Telemonetize

  • いくつも製品を作る代わりに、既存の成功作に集中して成長させることにした。
  • しかし成長が頭打ちになり、達成感は薄れていった。
  • 「事業ではなく、実際に価値を与える仕事とは何か」への悩みが始まった。

July–September 2018: Pimps, Scammers, Arms Dealers and Pornstars

  • Telemonetize の顧客の大半が倫理的とは言えない人々だと気づき、悩むようになった。
  • 顧客管理とサポートに多くの時間を費やした一方で、実際の収益はごくわずかだった。
  • 自分が望む顧客層とはまったく異なり、強い虚しさを感じた。

Abandoning GitGardener and Telemonetize

  • 10か月間の結果は目標に大きく届かなかった。
  • GitGardener と Telemonetize の両方をあきらめ、「本物のビジネス」に挑戦したいと思うようになった。
  • 「アイデアよりも実行速度とフィードバックループが重要だ」という点を再確認した。

October 2018 | CryptoSubscriptions

  • 暗号資産決済システムを別製品として切り出して公開したが、反応はなかった。
  • 複雑な技術だけでは成功を保証できないと感じた。
  • 市場需要と自分の適性に合う事業の重要性を痛感した。

November–December 2018 | Epilepsy Blocker

  • 難易度の高い Chrome 拡張機能(てんかん発作防止)を開発し、技術的な達成感を得た。
  • ローンチ当日に有料顧客を1人獲得したが、コミュニティでブロックされ、宣伝にも失敗した。
  • 意味のあるフィードバックは得られたものの、収益モデルとマーケティングの限界にぶつかった。

Year 1 Recap

  • 1年目に8つの製品を公開し、2つでささやかな収益を経験した。
  • 前半は高揚感、後半は疲労と遅い進展の繰り返しだった。
  • さまざまな失敗と学び、そして顧客のタイプに対する理解を得た。

Year 2: Sniper Strategy

  • 2年目は製品数を減らし、既存製品への集中と B2B への転換を図った。
  • 市場と顧客の本質を考えながら「スナイパー」戦略を試した。
  • 新しい方向転換にも多くの困難があった。

January–February 2019 | Epilepsy Blocker

  • Epilepsy Blocker の開発は大変だったが、唯一人生を変えた製品になった。
  • 実際のてんかん患者向け市場の隙間を見つけ、そこに挑戦した。
  • ローンチで少数の有料顧客は獲得したが、主な顧客は開発者やエンジニアで、収益化には失敗した。

Setting north star metrics

  • 製品ごとに重要指標を設定し、成長の方向性を定めた。
  • GitGardener は訪問者数、Telemonetize はユーザー維持、EpilepsyBlocker は認知度に集中した。
  • 明確な目標設定によって、効率的にリソースを配分しようとした。

Hitting $200/month

  • GitGardener と Telemonetize の有料利用者が増え、合計で $200 MRR を達成した。
  • 外部環境(例: GitHub のポリシー変更)が追い風となった。
  • 複数製品の成長と収益化を同時に経験した。

March–April 2019 | Ouch

  • EpilepsyBlocker のターゲット層は所得の低い患者であり、収益化に限界があると感じた。
  • 無料で提供することが多くなり、営業に自己嫌悪を覚えた。
  • B2C よりも B2B へ転換する必要性を痛切に感じた。

A lucky break, at last

  • MIT 系のスタートアップから連絡があり、採用の提案を受けた。
  • 買収提案ではなかったものの、研究と実力を認められたこと、そして「プランB」として大きな転機になった。
  • 家族、自尊心、キャリアに大きな変化をもたらした。

Going B2B With Epilepsy Blocker

  • Nonprofit 団体、クリニック、テレビチャンネルなど、さまざまな B2B 市場に打診した。
  • 現実の壁(市場参入、無関心、非効率など)を痛感した。
  • 法的課題、ネットワーク、営業などの経験を積んだ。

Business meeting with huge TV Channel

  • テレビチャンネルの CTO とのミーティングを実現したが、実質的な市場参入の難しさをあらためて確認した。
  • 現地の慣行や制度的な制約により、意味のある取引には至らなかった。
  • 市場への冷静な分析と、自分の戦略の限界を痛感した。

Clean slate, impostor syndrome

  • 製品の成功の裏側で、「倫理的に問題がある」といった否定的なフィードバックを多く受けた。
  • 悩んだ末に Epilepsy Blocker を無料化し、Telemonetize を終了し、GitGardener も休止した。
  • その経験をもとに、B2B 中心の新しい戦略を決意した。

Going round in circles

  • 戦略の混乱(ショットガン vs スナイパー vs 中間)と自信の欠如に苦しんだ。
  • 失敗を重ねるたびに焦りが増し、自責と不安が深まった。
  • 時間だけが過ぎ、まだ目標を達成できていないことに切迫感を覚えた。

July–September 2019: New products rush

  • Orthios(チャットボット監視)、LocalTweetTime、IndieChannels、EpilepsyBlocker for Designers、DuckDuckGoSometimes、Splash Search など、多数の Chrome 拡張機能やサービスを立て続けにローンチした。
  • ほとんどはユーザー反応や収益がほぼなく、一部の機能は大手サービスに模倣された。
  • それでも「何が本当のビジネスなのか」という悩みだけが深まっていった。

Enough! Give me some time to think!

  • むやみにアイデアを量産しても、1つのアイデアに執着しても、結果は同じことの繰り返しだった。
  • 悪循環から抜け出せずにいた。
  • 方向性を立て直す必要があると感じた。

Taking a step back and reflecting

  • 年末になり、この2年間全体の成果と失敗を振り返って休息を選んだ。
  • 「他人が成功した方法」を分析しながら、市場・顧客・フィードバックの重要性を改めて考えた。
  • 大きな絵(市場、ソリューション、ビジョン)を描く力が足りないと感じ、次の計画を考えた。

2019 Recap

  • $200 まで伸びたあと再び $100 に落ち込み、主力製品は無料化または放棄した。
  • 2年間で一度も給料を得られず、B2B 市場への進出にも失敗した。
  • 達成と失敗、学びのすべてを経験しながら、自分のやり方の限界を認識した。

Appendix

  • 自分の体験談が、誰かにとって「やってはいけないこと」を教える材料になればと述べている。
  • 今後の計画は不透明だが、2020年も挑戦を続けると誓っている。
  • 2025年の時点から振り返りつつ、変化があっても率直さは守ると付け加えている.

1件のコメント

 
sungchi 2025-06-02

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