Sudoのローカル権限昇格の脆弱性にパッチ適用(CVE-2025-32462、CVE-2025-32463)
(helpnetsecurity.com)概要
最近、Sudoユーティリティで2件のローカル権限昇格の脆弱性が公開され、パッチが提供された。
これらの脆弱性により、一般ユーザーがroot権限を取得できる。
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CVE-2025-32462
- Sudoのhostオプションに存在する、深刻度が低い権限昇格の脆弱性。
- 12年以上コード内に存在していたバグで、特定の(一般的に使われている)Sudo設定で、ホスト名によって権限が制限されている場合、追加のエクスプロイトなしでroot権限への昇格が可能。
- Sudo v1.9.0~1.9.17、v1.8.8~1.8.32に影響
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CVE-2025-32463
- Sudoのchrootオプション(-R)に存在する致命的(Critical)な脆弱性。
- ユーザーが指定したルートディレクトリ配下で、任意の共有ライブラリを読み込むようSudoをだますことができる。
/etc/nsswitch.confファイルを利用して攻撃可能(このファイルをサポートするシステムのみ)。- Sudo v1.9.14~1.9.17に影響。レガシーバージョン(v1.8.x)にはこの機能がないため影響を受けない。
対応策
- アップデート: Sudoの最新セキュリティパッチの適用(1.9.17p1以降)を推奨
- 暫定措置:
/etc/sudoersおよび/etc/sudoers.dのすべてのSudoルールを確認- SudoルールがLDAPに保存されている場合は、
ldapsearchのようなツールでルールを確認 - 各ルールで
runchroot=オプションまたはCHROOT=ディレクティブの使用有無を確認 HostまたはHost_Aliasオプションが含まれているか確認。
- SudoルールがLDAPに保存されている場合は、
推奨事項
- システム管理者およびセキュリティ担当者は、直ちにSudoを最新バージョンへ更新する必要があります。(chrootオプションは1.9.17p1からサポートされなくなりました。)
- システムログを点検し、異常なSudo使用履歴がないか確認してください。
1件のコメント
私はSudoが動いているシステムでも全部取り外して、
doasをエイリアスでsudoの代わりに動くようにしているのですが、こちらのほうがセキュリティ上の利点があると聞いた気がします